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超力戦隊オーレンジャーの第47話
 

ナレーション「遂に、バラノイア帝国が地球総攻撃を開始し、地球は完全にバラノイアに占領された……」

ドリン「お願い超力。リキを助けて……お願い」

空に裂け目が現れ、そこから1つの光がドリンの手に止まる。

それはなんと、ピラミッド型のクリスタルだった。

ドリン「来てくれたのねクリスタル。リキとオーレンジャーを助けて……」

クリスタルから光がキングピラミッダーに放射。

キングピラミッダーが動き出す。

祐司「エンジンが勝手に動き出したぞ……」

吾郎「ドリン! リキ!!」

ナレーション「変身能力を失ったオーレンジャーは、ドリンの手で宇宙へと脱出した」

キングピラミッダーは裂け目の中に入っていく。

吾郎「俺たちは一体どうなるんだ!? あれは……」

裂け目が炎となる。

一同「うわああっ!!」

倒れる5人。

吾郎「これは……」

昌平「何だこの暑さは……」

キングピラミッダーの温度が上昇していく。

桃「どうすれば温度を下げられるの!? 隊長!!」

モニターにカイザーブルドントの姿が映る。

ブルドント「オーレンジャー……お前たちがいるのはバラノイアが作り出した魔空間だ。入ったら最期、その灼熱地獄から出られない……」

祐司「隊長!」

吾郎「頑張るんだみんな!!」

温度の上昇により桃が倒れる。

祐司「桃!! しっかりしろ!! ううっ……」

吾郎「しっかりしろ!!」

昌平「樹里!!」

樹里や昌平も倒れる。

吾郎「みんな……」
 

立て輝け甦れ!!
 

昌平「終わりかよ俺たち……俺たちは地球を救えないで終わるかよ!? 悔しいよ……」

樹里「昌平……弱音を吐かないで……私たち……オーレンジャーでしょう!?」

吾郎「みんな……最後まであきらめるな……あきらめるんじゃない!」

祐司「はい!! ううっ……」

桃「私、負けない……ああっ!!」

キングピラミッダーが溶け始め、温度も危険な状態になっていた。

「頑張って! オーレンジャー!!」

ドリンの声が響く。

吾郎「ド……ドリン!?」

吾郎は気を失う。

謎の光がキングピラミッダーを引き寄せる。

いつの間にかキングピラミッダーはどこかの海岸に不時着していた。

「待っていたわ。オーレンジャー」

吾郎が目を覚ます。

吾郎「みんな……」

5人は外を見上げる。

海の上に神殿が建っていた。

ドリンは5人を神殿に移動させる。

吾郎「君たちは……ここは一体、どこなんだ!?」

そこにはドリンたちがいた。

ドリンたち「私たちは、みんなドリン!」

ドリン「ここは、超力の故郷よ」

祐司「超力の故郷!?」

吾郎「そうか。さっき魔界から俺たちを救ってくれたのは……」

ドリン「私たちドリンは、全宇宙にある、たくさんの星を守っているのです」「でも、向こうにも地球を守っていたドリンが……」

回想。

マルチーワの矢がドリンに当たる。

ドリン「きゃああっ!!」

リキ「ドリーン!!」

ドリン「バラノイアの侵略の攻撃で、命を……」

吾郎「なんだって? ドリンが……!?」

裕司「ええっ……!?」

樹里「そんな……」

桃「それで、ドリンは今!?」

ドリン「地球のドリンは今、必死に地球の命と戦っています」

吾郎たちがガラス越しを覗く。

吾郎「ドリン……」

その中に地球のドリンが眠っていた。

この光景に悲痛な5人。

ドリン「私たちの体が癒されるまで、私は、地球に帰れないのです。それまで……あなたたち5人で頑張って欲しいのです……あきらめないで。あなたたち5人の体の中に、素晴らしい力がある。それは心……5人の心を1つにすれば、必ず超力が戻り、地球を救うことが出来るのです」

吾郎「心……!?」

ドリン「さあ。急いで地球へ!」

吾郎「みんな、急ごう!」

昌平たち「はい!!」

キングピラミッダーが地球へ帰還。

地上に不時着する。

しかし、人っ子1人いなかった。

桃「誰もいないわ……みんなどこへ行ってしまったの!?」

吾郎「よし行こう」

昌平たち「はい!」

5人はキングピラミッダーから降りる。

裕司「一体何があったんだ!?」

そこへバラノイアの要塞が飛来。

吾郎「みんな!」

吾郎たちは身を隠す。

樹里「なんなのよあれは!?」

町の真ん中に宮殿が建っていた。

吾郎「バラノイアの宮殿だ……」

桃「いつの間にあんな宮殿を……」

裕司「ああ。俺たちが宇宙へ行っていたのはたった数時間じゃなかったのか!?」

昌平「そんな短時間で宮殿を!」

アチャの声が響く。

アチャ「バラノイア帝国バンザーイ!! 人間ども……バラノイアにたてつくと、どうなるかわかっておるな!?」

人々がバーロ兵に連れられている。

男がこけるとバーロ兵が殴りかかる。

吾郎「危ない!!」

するとUAの隊員と思われる人物がバーロ兵に挑む。

その中にリキもいた。

吾郎「リキ!!」

吾郎たちが力のほうに走る。

一同「リキ!!」

リキ「オーレンジャー! 無事だって信じてたよ。この半年間!」

昌平「半年だって!?」

リキ「うん……」

裕司「じゃあ俺たちは半年も宇宙を彷徨っていたのか……」

桃「バラノイアの魔空間のせいで……」

樹里「隊長……」

吾郎「バラノイアめ……」

バラノイア宮殿

ヒステリアがカイザーブルドントのマルチーワの赤子を抱えてエレベーターに乗り込む。

ブルドント「フッフッフ……うーん。自然の滅び行く地球はいつみても美しいものだなマルチーワ……」

マルチーワ「素敵ねブルピー。あなたと一緒で幸せよ」

ブルドント「マルピー……」

ヒステリアがやってくる。

ヒステリア「さあさあ。お散歩のあとは、おねんねですよ……」

ブルドント「母上……」

マルチーワ「まあ、私のかわいい赤ちゃん。うーん、笑った笑った……ママでちゅよ」

ヒステリア「こんなにかわいい孫を産んでくれて……おばあちゃんの私には、何よりのプレゼントですよ」

そこへアチャとコチャがやってくる。

アチャ「皇帝陛下! オーレンジャーが地球に戻ってきています」

ブルドント「何!?」

マルチーワ「で、アチャ。連中は今どこに!?」

アチャ「抵抗を続けている地下組織のところに違いありません」

ブルドント「何? 地下組織のところだと!?」

アチャ「なーに、心配ありません。すでにスパイを送り込んでありますから……見つかるのは時間の問題ですよ」

ブルドント「叩きのめしてやる!!」

ヒステリア「このこのためにも……気をつけて遅れよ。何しろあの魔界から出た連中ですからね」

ブルドント「母上……心配ありません。すぐに見つけ出して始末して見せます……行くぞマルピー」

マルチーワ「ええ」

アチャ「ああ、私も……」

ヒステリア「ブルドント……」

一方、リキと吾郎たちは下水道を通っていた。

リキ「離れ出したとき、僕も参謀長も信じていたよ」

吾郎「参謀長……!?」

リキがドアを開けるとスタッフたちが手当てを受けていた。

死んだと思われていた参謀長も生きており、市民たちに呼びかけていた。

参謀長「皆さん! バラノイアに負けることなく……勇気を持って頑張ってください。勇気を持って頑張ってください!」

吾郎「参謀長……」

一同「参謀長……」

参謀長「みんな……」

吾郎「必ず生きておられると、信じていました……」

参謀長「ああ。私もみんなが無事に帰ってくると信じていた」

昌平「参謀長……地球は完全にバラノイアのものに……」

参謀長「この半年の間……大勢の人々が犠牲者になってしまった。だが……あきらめてはいかん! 我々と同じように……必死に名って戦っている仲間が、あちこちにいるんだ!」

吾郎「参謀長……自分たち5人も全力で、地球を取り戻して見せます!」

昌平たちが頷く。

参謀長「うん……その意気だ。いつの日も、正義は必ず勝つものだ!」

頷く6人。

ミキオ「オーレンジャー……」

そこにはミキオもいた。

一同「ミキオ!」「ミキオ君!!」

ミキオ「無事だったんだね!?」

吾郎「ミキオ君……」

ミキオ「僕、身長が2cmも伸びたんだよ!」

裕司「そうか。半年も経っちまったんだもんな……」

ミキオの姿がバーロ兵と重なる。

リキ「危ない!!」

ミキオの目からビームが発射。

リキの右のブレスが盾となる。

リキ「バラノイアのスパイだ……」

ミキオの姿がバーロ兵に変わる。

リキはバーロ兵を気絶させる。

テレビにカイザーブルドントにとらわれたミキオの姿が映し出される。

ブルドント「オーレンジャー……よく地球に戻ってきたな。だが、それが運のつきだ……子供を返して欲しければ、落とし崎へ来い」

テレビの映像がノイズに変わる。

桃「ミキオ君!!」

するとそこへ、バーロ兵たちが入って来て吾郎たちに襲い掛かる。

一同「うわっ!!」

参謀長「みんな! 行くんだ!!」

一同がバーロ兵に挑む。

吾郎「参謀長!!」

参謀長「ここは私たちに任せろ!」

吾郎「参謀長!!」

昌平「急げ! 早くしろ!!」

参謀長たちがバーロ兵に挑む中、五郎たちは梯子で上に上る。

吾郎「行くぞ!!」

4人「はい!!」

するとタコンパスが5人に砲撃を繰り出す。

5人は浜辺に吹き飛んでします。

そこで吾郎たちは見たのは捕らわれたミキオだった。

一同「ミキオ!!」「ミキオ君!」

ミキオ「オーレンジャー……」

5人がミキオの元に駆ける。

しかしその前にカイザーブルドントとマルチーワが立ち塞がる。

ブルドント「のこのこやって来よったなオーレンジャー……」

昌平「黙れ! ミキオ君を返せ!!」

マルチーワ「返して欲しければ力ずくで取り返すのね! でも変身できないあなたたちに何が出来るかしら!?」

マルチーワの剣が5人を怯ませる。

一同「うわああっ!!」

ブルドント「ハハハ……情けない奴らだ……」

昌平「隊長……」

吾郎「頑張るんだ……」

ブルドント「ここにいる小僧からまず地獄へ送ってやる!」

ミキオ「オーレンジャー!」

裕司「ミキオ……」

ブルドント「オーレンジャー! 目の前で子供がやられるのをよーく見ておけ」

カイザーブルドントが剣を構える。

吾郎「ミキオ君……やめろ!!」

吾郎が走り出し、ミキオの元に駆け寄る。

するとカイザーブルドントの剣が吾郎の背中に切りかかる。

吾郎「うわっ!」

昌平たち「隊長!!」

ミキオ「吾郎兄ちゃん! 大丈夫!?」

吾郎「大丈夫だミキオ君……例え変身できなくても……俺はオーレンジャーだ……どんなことがあっても……人々の命を守るのが……俺たちの使命なんだ!」

樹里「隊長……」

裕司・桃「でやああっ!!」

昌平たちがマルチーワに挑む。

しかし、圧倒的に不利になってしまう。

ブルドント「ふん! バカな奴らだ・……最後の最後まで人の命を守ろうなんて。6人まとめてとどめを刺してやる!! ん?」

空にドリンの姿が映し出される。

ドリン「あきらめないでオーレンジャー……あなたたち5人の中に、すばらしい力が……それを合わせれば、超力が生まれるのよ!」

吾郎「ドリン……俺たちは……あきらめはしない!」

頷く4人。

吾郎「うお―――ッ!!」

吾郎に超力がみなぎる。

吾郎「超力が甦ってくる……」

昌平「力が戻っていく……」

一同「うお―――っ!!」

5人の姿がオーレンジャーへと変わっていく。

ついに吾郎たちは超力を取り戻したのだ。

ブルドント「ああっ……何が起きたんだ!?」

超力の源にも超力が戻る。

そこから光がリキに放射される。

リキ「超力が甦った……」

参謀長「リキ!」

リキ「超力変身!!」

リキがキングレンジャーに超力変身。

レッド「オーレッド!!」

グリーン「オーグリーン!!」

ブルー「オーブルー!!」

イエロー「オーイエロー!!」

ピンク「オーピンク!!」

レッド「超力戦隊!!」

一同「オーレンジャー!!」

ブルドント「バ、バカな……」

レッド「カイザーブルドント! 超力が戻ってきた以上、お前には絶対に負けない!!」

ブルドント「おのれ……例え超力があろうと、僕たちに勝てると思っているのか!!」

カイザーブルドントとマルチーワのビームがレッドたちを怯ませる。

一同「うわっ!!」

レッドたちがバーロ兵に挑む。

ミキオ「オーレッド!」

レッド「ミキオ君!」

スターライザーがバーロ兵を斬る。

レッド「早く逃げるんだ!!」

ミキオ「うん!」

ミキオが逃げる。

超力を取り戻した5人がバーロ兵を一掃する。

幾多の戦いを潜り抜けた5人にバーロ兵など敵ではない。

キングや参謀長も戦っていた。

バラノイア宮殿

ヒステリア「カイザーブルドント……マルチーワ……」

赤ん坊が泣き出す。

ヒステリア「よしよし……泣かないで……」

海岸ではレッドがバーロ兵を斬り続けていた。

レッド「地球を取り戻すまで……絶対に負けるもんか!!」
 

つづく
 
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