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ヤドノキの塔・10階
休憩所。外を見ることができ、眺めはそれほど良い。
ガラスは割れており、部屋全体を草木が覆っている。

パイン「お疲れ?」
ユウナ:「ちょっとね。こういうの久しぶりだし。大丈夫?」
辺りを眺めるリュック。
リュック「軽い軽い♪あたしはユウナと違って 毎日あちこち飛びまわってるし」
飛び回るように体を左右に動かし、元気度を表現する。
ユウナ「まいりました」
パイン「最近は 海に沈んだ機械を 探してるんだっけ」
リュック「そうそう」
ユウナ「あれ?シンラ君を手伝ってるんでしょ?」
リュック「あー。そっちもね。ほら、シンラが船降りてリンと一緒になんか研究してるでしょ?」

以下、リュックの回想であらゆる人々が登場する。
シンラとリン登場。二人は討論してる様子。
リュック「なんたらどーたらを調べてほしいし」ってな依頼が ちょいちょい来るんだよね〜。
     んで 海の底の遺跡に潜ったり あちこち調べるミッションこなしてるわけ」
     そうそう オヤジの仕事もあったっけ。なんかまた商売っ気出してんだ
     「ガガゼト温泉でバンバンもうけてホーム再建だ!」ってさ」
気合を入れるように叫ぶシド。同時にギルが貯まる音。
そこにアニキとダチ登場。シドに向かって(勘弁してうれー)と嘆く。
そしてオオアカ屋登場。
リュック「アニキがイヤがったから手伝うのはやめたけど パートナー紹介してやったわけ
     今ごろオヤジも「オオアカ屋 よろしく!」の練習してるんじゃないかな」

リュック:けどルブラン一味も似たよーなこと考えてるみたいなんだよね」
一味、高笑いをしながら登場。
リュック「だいたいあそこはロンゾの土地だからキマリにも相談しないとマズイでしょ。
     んで、この前打ち合わせセッティングしたんだけどさ〜」
キマリは相変わらず腕組をしながら困っている様子。
リュック「キマリは心配だ」って言ってんのに「ルブラン様はなんでもアリ!」なんだよ。
     もう、ふざけんなっての!」

リュック「そんでクラスコからは相変わらず「なんとかしてください」の催促が来るし」
クラスコが頭を抱えながら何かを頼み込んでいる。

リュック「こども軍団のミッションにつきあって 結局お守りさせられるし」
子供団「(リュックを囲んで)シャキーン!」と決めポーズ。      

リュック「もーやってもやっても仕事が終わらなくて まいっちゃうんだよね。
     あと、この前トーブリから連絡あってさ「歌唄ってみませんか。ういうい」って!」
リュックの前で飛び跳ねるトーブリ。
リュック「ユウナ超えないと話になんないからマスターに付き合ってもらって特訓してんだ」
     あ、ダーリンも元気だ〜よ?」
マスター&ダーリン登場。
ダーリン「やめて〜よ〜」とマスターにキス。相変わらずの熱愛ぶり。

リュックの働きぶりにしばし驚く二人。
ユウナ「い……いろいろやってるんだね」
パイン「ま、リュックらしくはあるかな」
リュック「手伝う?」
ユウナに詰め寄るが曖昧な返答。
リュック「何度も誘ってるのにぜんぜんノってこないんだよ」
ユウナ「だって あんまり忙しいと目が回りそうだし」
リュック「なまったねぇ……」
首を横にふり、呆れ顔に。
ユウナ「なにそれ〜!」
いつものようにジャレ合うユ・リ・パ。しかし、ユウナは不安を感じていた。

     つきあい悪いって思った?

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