戻る TOPへ

ここは、とある山に囲まれた高原の村。
かつては鉄道も通り、栄えたときもありました。
でも、そんな時代は終わり、人々は離れていきました。
そんな、忘れられていたこの土地に、再び人が集まってきました。

人々は、多くの人が憧れ、集まってくるような村を作るというのです。
土地を耕し、野菜を作り、ヤギを育てて、乳を取る。
ヒツジの毛やカイコのマユから、衣服を作る。
村人はそうして、自然と共に暮らしています。
この村での一番の自慢は、たくさんの羊を飼うこと。
いいヒツジの毛から作られる衣服が、この村の名産だからです。
そして、この村はいつしか”ひつじ村”と呼ばれるようになりました。

あなたは、長い間、ずっと旅をしてきました。
色々な場所を見て歩くのが好きだったからです。
その長い旅の途中、このひつじ村に辿り着きました。
そして、あなたはこの村でクレアという少女と知り合いました。

クレア:そうなんだ……。ずっと旅をしてきたの。でも、ひとつのところに落ち着いて過ごすのもいいと思うけどな。そうだわ、あなたもこの村に住んでみたらいいのよ。きっと気に入ると思うわ。心配しないで、わたしが村長さんに相談してあげるから。きっと、大丈夫。
レイモンド:私はこの村の村長でレイモンド・ハリーと申します。そうですか、しばらくここで暮らしたいと言うのですね。村は人手不足ですからね、住みたいという人を追い返すことは出来ませんよ。幸い、空き家もあることですし、そこでよければ使ってください。でも、こないだ整地したので木一本しかないんですけどね。私は主に作物の苗を作っています。作物で判らないことがあればなんでも聞いてください。それでは、一緒に頑張っていきましょう。
クレア:よかったわね。村長さんに認めてもらえて。あ、そうそう、いい子を紹介してあげるわ。この子はここのことなら何でも知っている不思議な子なのよ。

>そう言って彼女は、不思議なアヒル”ブラミー”を連れてきました。
”ブラミー”はビンを背負っています。しかも言葉まで喋ります。

ブラミー:やあ。君がヒューくんかい?ぼくは”ブラミー”。村のことなら何でも知っているね。クレアさんに聞いたよ。ぼくがこの村で暮らしていくのを手伝ってあげるよ。ん!?なぜビンを背負っているのかって?いろんな人に訊かれるけど、それは秘密さ。
クレア:いい子でしょう?この子がいればもう安心よ。それにわたしも協力するわ。困ったことがあったらなんでも相談してね。あ、そうだわ。ヒューさん。あなたの牧場はとても、その……何もないから不便だと思うの。私のこのカマを貸してあげるね。草を刈るのに使うといいわ。あなたがちゃんと牧草を作ったら、カマをプレゼントするね。
マーシャ:あなた変わってるわね。こんな木一本のところから生活を始めるなんて。あら、こんにちは。自己紹介を忘れていたわ。わたしはマーシャよ。森の案内をしているの。よろしくね。ねぇ、ここにはずっといるの?街から来た人は、すぐに戻っちゃう人もいるのよ。わたしのところは姉妹三人で、ここに来たんだ。わたしは末っ子。姉さんたちは、そのうち紹介するね。でも、そのうちイヤでも付き合うことになるでしょうけどね。それと、この子は私の狩りのパートナーのショコラよ。あなたが犬を飼うようになったら、狩りに使う技を教えに行くよ。

>こうして、あなたはこのひつじ村に住むことになりました。
このひつじ村で、あなたは一体何を得ることになるのでしょう。

ブラミー:ここが君の牧場だよ。……。君の牧場……貧相だね。まぁいいや。日にちを進めるのはLボタンを押しながらRボタンだよ。STARTボタンでヒントが出るよ。え?そんなこと訊いてないって?取り敢えず、歩き回ってみよー。

inserted by FC2 system