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トルネコの大冒険3 オープニング

商人トルネコ。 彼は かつて
天空にみちびかれし 勇者たちとともに
邪悪なる大魔王を うちたおしました。

その後 自分のお店をもった トルネコは
愛する妻のネネ ひとり息子のポポロとともに
平和な生活をおくっていました。

そうして なん年かが過ぎた ある日
ふとした出来事が トルネコを
不思議な洞窟へとみちびきますが・・・・・・

トルネコは つぎつぎと現れる洞窟を
冒険し 魔物とたたかい 人びとに また
新たな幸せをもたらしたのでした。

・・・・・・そんな 大いそがしのトルネコも
ついに お休みをとって 家族だけの
旅行に でかける決心をします。

それが 今回の 長い長い旅。

ここは はるか遠い 海の上。
今日は 息子ポポロの 12才の
誕生日です。

*「・・・・・・さあ ロウソクに 火がついたわ。
  ねえ あなた。 もう ポポロを
  呼んでも いいわよね?」

*「ポポロ〜! いらっしゃ〜い!
  ゲーキの用意ができたわよ〜!」

ネネ「ポポロ〜! どうしたの?
  はやく いらっしゃ〜い!」

ネネ「さあ ポポロ。 こっちに来て
  ロウソクの火を 消してちょうだい。」

ネネ「あら どうしたの ポポロ?
  なんだか 元気がないわね。
  せっかくの 誕生日なのに。
  もしかして ポポロが
  ゆうべ見たっていう こわい夢のこと
  まだ 気にしてるの?

ポポロ「・・・・・・うん。 だって
  すごく 変な夢だったんだもん。

ポポロ「ねえ パパも聞きたい?
  ボクの見た こわい夢のこと。」
→はい
 いいえ

ポポロ「えっとね・・・・・・ その夢の中だと
  ボクが どこか 広いところにいて
  いきなり 空が暗くなるんだ。
  それから すごく大きな
  カミナリの音がして・・・・・・」

突然空が暗くなり、雷の音が鳴り響く。

ポポロ「・・・・・・あ あれ!?」

ネネ「きゃっ!?
  ね ねえ ポポロ。それって
  もしかして 今みたいな 感じ・・・・・・?」

ポポロ「わあああ〜〜っ!」

そして大津波がトルネコたちの乗る船に襲い掛かる!



・・・気が付くと、見知らぬ村の小屋の中にいた。

*「・・・・・・おお!
  お気が つかれましたか?
  私は この村の村長
  ガムランと申します。
  まったく ひどい嵐でしたな。

トルネコが起き上がろうとする。

族長「・・・・・・ああ まだ
  動かぬほうがいい。
  なにしろ あの嵐の中
  この村の浜に 流れついて
  おられたのですからな。
  今は まだ 夜明け前。
  そのまま ゆっくり
  休まれるが よろしかろう。」

小屋の外にて・・・

*「へえ〜! あのオジサン
  気がついたみたいだぜ。」

*「ちょっと! のぞくのは
  やめなさいよ!
  だいたい あんた
  おじいさまに たのまれた仕事は
  終わったの?」

*「・・・・・・ちぇっ うるせえなあ アネキは。
  はいはい やりますよ〜
  よろこんでね〜。」

こうして 名も知らぬ村の 浜へと
流された トルネコたち。

トルネコと ネネ ポポロの3人は
ここんと眠りつづけ
そして 夜が明けた・・・・・・。



ネネ「あっ! あなたも
  目が 覚めたのね!
  よかったわ・・・・・・。
  いったい なにが 起きたのかしら?
  なんだか とつぜんすぎて
  よく思い出せないんだけど・・・・・・
  それより ポポロが まだ
  目を 覚まさないのよ。
  心配だわ・・・・・・。」

ひとまず小屋の外にでるトルネコ。

*「おお 目が覚めたようですね。
  ちょうどよかった。
  族長さまが お呼びですので
  どうぞ こちらへ。」

族長の屋敷に案内されるトルネコ。

*「こちらが 族長さまの お屋敷です。
  どうぞ お入りください。」

族長「おお! トルネコどの。
  朝はやくから お呼びだてして
  申しわけない。
  ささ どうぞ わしの前に
  お座りくだされ。」

族長「いや このたびは 大変な目に
  あわれましたな・・・・・・。
  船が 流されてしまったのでは
  この島を出ることも
  できぬし・・・・・・ う〜む。
  いったい あの嵐は何だったのか。
  わしらの村の歴史でも こんなことは
  過去に 1度しか・・・・・・
  ・・・ああ いや ゴホン!
  ともかく なにか方法が見つかるまで
  この村の中で 休んでいてくだされ。
  小さな島とはいえ 村の外を
  歩いたりしては 危険ですからのう。」

ここで自由に歩き回れるようになる。
重要人物のメッセージのみ書き残していきます。

*「はじめまして 旅のお方。
  私は 族長の孫娘
  イネス といいます。
イネス「もし 私に なにか
  お手伝いできることが あったら
  いつでも お声を かけてくださいね。」

*「あっ!? べ 勉強なら 今
  やろうと思ってたところさ・・・・・・ って
  なんだ あんた 旅の人か。
  たしか トルネコさんとか
  いったよな?
  オイラは 族長ガムランの孫息子
  ロサ ってんだ。 よろしくな。」

ロサ「なあ なあ トルネコさんは
  ずっと 遠くの 都会の町から
  来たんだろ?
  あ〜あ。 オイラも はやく
  この ちっぽけな村から
  出て行きたいよ。」

一通り挨拶を終えて小屋に戻ってくるトルネコ。

ネネ「あら あなた お帰りになったのね。
  ポポロは まだ 眠ったままよ。
  いったい どうしたのかしら?
  ねえ あなた。
  もしかして これ
  夢だってこと ないわよね?
  なんだか からだも すごく
  だるいみたいだし・・・・・・。
  ちょっと 眠ってみようかしら。
  もし これが 夢なら
  さめるかもしれないし。 ねえ
  あなたも また 休んでみる?」
→はい
 いいえ

ネネ「じゃあ ゆっくり 休んでね。
  おやすみなさい あなた・・・・・・。」

そして・・・。

ネネ「あっ! あなたも 起きたのね!
  眠ってみたけど なにも
  変わらなかったわ。 やっぱり
  これは 夢じゃなかったのね。
  それなのに ポポロがまだ
  眠ったままなの・・・・・・ こんなの
  どう考えても おかしいわ。
  族長さまなら 何か ご存知かも
  しれないわ。 ねえ あなた
  族長さまに お話ししてみて。」

族長の屋敷に移動する。

族長「おお トルネコどの!
  いったい どうなされた? そんなに
  心配そうなカオを して・・・・・・
  うん? 息子さんが
  まだ 眠ったままですと?
  なんと! あれから ずっと
  目を覚まさなかったと 申されるか!
  いったい なんとしたことか・・・・・・。」

そこへ一人の住民が入ってくる。

*「はあ はあ!
  ぞ 族長さま〜!」

族長「むっ? なにごとじゃ!
  今は トルネコどのと 大事な
  話をしているところなのだぞ。」

*「そ それが 大変なんです!
  今朝 北のほこらの様子を
  調べにいったところ・・・・・・
  われらの 神の像が・・・・・・
  あの嵐で・・ た た 倒れました!」

族長「な なんじゃと!?
  神の像が 倒れたと!?
  なんということじゃ・・・・・・。
  まさか あの嵐は・・・・・・」

族長「トルネコどの。
  これは ただならぬことが
  起きたようじゃ。
  ポポロどのを 助ける方法が
  思い当たらなくも ないのだが・・・・・・
  ともかく 今は 北のほこらに行って
  神の像をたしかめなくては ならん。
  すまぬが 今しばらく
  お待ちいただけないじゃろうか。」

族長「イネスや お前も わしといっしょに
  来るのじゃ。 いいな?」

イネス「はい! おじいさま!」

二人は出かけていく。 ひとまずトルネコはネネの元に戻っていく。

ネネ「え? なんですって?
  北のほこらの 神の像が 倒れて
  族長さまが 出て行ったの?
  まあ そんなことが・・・・・・。
  でも ポポロのことも
  考えてくださるのね?
  ねえ あなた・・・・・・。
  私 なんだか 今回のことは
  ただの事故じゃない気がするの。
  もしかしたら ポポロが見た
  ふしぎな夢って あの嵐のこと
  だったのかもしれないでしょ。
  ・・・・・・でも 私 信じてるわ。
  なにが 起きても きっと あなたが
  助けてくださるって。
  だって かつては
  世界をすくった あなただもの。」

そして、トルネコは村の外に出て北のほこらを目指そうとする・・・。
すると・・・。

なんと トルネコの目の前に いきなり
不気味な洞窟が 現れた!

トルネコは 足もとの穴に
無理やり 引き込まれていった!



謎のほら穴
  1F


階段をめざして進んでいこう!
モンスターにであったら
そちらを向いて○ボタンで攻撃だ!
×ボタンを押しながら方向キーで
すばやく動けることも覚えておこう!

謎のほら穴
  2F


R1ボタンを押しながら方向キーで
ナナメだけに動けるぞ!

謎のほら穴
  3F


HPが減ったら ×と○ボタンを
いっしょに押して HPを回復しよう!

トルネコは 謎のほら穴を
無事に突破した。


この謎のほら穴は不思議なダンジョンの一つであったようだ。
無事に突破したトルネコは北のほこらを目指す。
たどり着くと、大きな像が倒れており、その下には階段らしきものがあった・・・。

*「あれっ!?
  トルネコさんでは ありませんか?
  バリナボの村で お待ちに
  なっていたはずでは?」

族長「おお トルネコどの!
  ポポロどののことが 心配で
  待ちきれませんでしたかな?
  じつは われらバリナボの民は
  この神々のほこらを守るのが
  使命でして・・・
  とり急ぎ 様子を見なければ
  いけませんでしたので お待たせして
  申しわけありませんでしたのう。」

イネス「おじいさま。
  あの ひどい嵐は やはり・・・?」

族長「ふむ・・・・・・ いや かつての
  邪悪なものとは ちがうようじゃ。」

族長「ともかく トルネコどのには
  バリナボの地について すこし
  ご説明せねばなるまい。
  はるか昔 まだ 世界に
  邪悪な意志が はびこっていたころ
  大地の神が この島をお作りになり・・・
  北の大地から この美しいしまへと
  海底をつらぬく 神の道で
  こころ正しき者を みちびかれたのだ。
  その後 こころ悪しき者が この島に
  立ち入れぬよう その道を
  神の像で 封印したのじゃった。
  みちびかれた民は やがて
  邪悪な意志が ほろびると
  それぞれの ふるさとへと帰っていった。
  われわれ バリナボの民
  大地の神のしもべだった 一族は
  長い間 ほこらを見守ってきたが・・・・・・
  その 神の像が この通り
  たおれてしまった! まさに 封印も
  解かれてしまったのじゃ。
  それなのに なぜか
  神々のほこらの 奥からは
  邪悪な気配が感じられん。
  ただの魔物ではなく 神をも
  おそれさせた 巨大で邪悪なものは
  ほろびさったのじゃろうか・・・。」

族長「トルネコどの。 神々のほこらの
  封印が解かれた今 この地から
  神の道をたどることが 可能じゃ。
  その先は はるか遠く
  北の大地へと 続いているはず。
  そこには おそらく
  ポポロどのを すくってくださる
  人物がいるはず・・・・・・。
  わしの きおくが 正しければ・・・
  その占い師は どんな病気をも
  治せるという話だったのじゃ。
  今も 生きているかどうかは
  分からんが 行ってみる価値は
  あるじゃろう。」

イネス「おじいさま。 バリナボの民の
  使命として 見届けるべきですわね。
  封印の解かれた 神の道の先を・・・。」

族長「うむ。 その通りじゃ。
  われらが 今 この地にいる意味も
  理解しなくてはならん。」

族長「トルネコどの。 はるか北への道は
  長くけわしいものに なるじゃろう。
  おそらく そなたは
  わしが止めても ポポロどののため
  旅立たれるでしょうな。
  大地の神が かつて
  こころ正しき民をみちびいたのなら
  そなたにも 加護があると信じておる。
  そして これは お願いじゃが
  その道中 バリナボの民を
  お供させていただきたい。
  わしの孫には バリナボの血が
  強く うけつがれておる。
  なにかあって ふたたび
  ほこらが 封印されることがあっても
  孫がいれば この地にもどれるはず。
  旅なれた そなたとちがって
  足手まといに なるかもしれんが
  イネスなら 少しは役立つじゃろう。
  はずかしながら ロサは あまりに
  勉強不足で・・・ 連れていけば とても
  北の大地へは たどり着けまい。
  イネスであれば 多少の呪文の
  心得もあります。
  ぜひ イネスをお供としてお連れください。」
→はい
 いいえ
(ここでいいえを選ぶといくつか質問をされ、選択肢が出てくるが
それによってイネスの代わりにロサを連れて行くことが出来る。)

族長「では 話は決まった!
  今日のところは ひとまず村にもどり
  休息をとってから 出発されよ。」

そして、夜が明けた。

ネネ「あら あなた 目が覚めたのね。
  ちょうど いま 族長さまと お孫さんが
  いらっしゃったところよ。」

族長「おお トルネコどの。 さすがに
  昨日は おつかれだったようですな。
  なかなか わしの家へ
  おいでにならぬので こちらから
  おじゃまいたしましたぞ。
  さて これから 北のほこらへと
  出発されるのでしょうが これだけは
  申しあげておきたい。
  はるか 北へと続く 地下の道は
  ふしぎなチカラによって 入るたびに
  形が変わってしまう ふしぎな洞窟。
  かなりの修行者であっても
  道に迷う上に 今は おそらく
  魔物が 入りこんでおるはずじゃ。
  しかも はるか 北の島へと
  たどりつくには いくつもの 洞窟を
  抜けなければ ならぬであろう。
  くれぐれも 気をつけて進みなされ。
  そして 道中 休憩できる場所を
  見つけたら 無理せず 休むことじゃ。
  では 昨日のお約束通り
  わしの孫を おあずけしましょう。」

族長「さあ イネスや。
  しっかり トルネコどのの
  お手伝いを するのじゃよ。」

イネス「はい おじいさま!」

イネス「では トルネコさん
  よろしくお願いします!」

イネスが 仲間に くわわった!

族長「では トルネコどの。
  くれぐれも お気をつけて。
  そうそう 念のために
  わが家に伝わる この地図を
  お渡ししておきましょう。」

族長は なにやら 古びた地図を
取り出した。

トルネコは 地図を手に入れた!

族長「世界のすべてが記されて
  いるわけでは ありませんが
  旅に役立つことでしょう。
  街の中であれば STARTボタン
  とやらで 地図を見ることが
  できるそうですぞ。
  では どうか お気をつけて。
  そなたに バリナボの神の ご加護を。」

ネネ「いよいよ 行くのね。
  あなたのことだから
  心配はしてないけど・・・・・・。
  どうか 無理はしないでね。
  教会や 神父さまを見かけたら
  忘れずに お祈りするのよ。
  それから お弁当をもっていってね。
  おとなりの奥さんに 焼きガマをかりて
  今朝 焼いたばかりの パンよ。」

トルネコは 大きなパンを うけとった!

ネネ「洞窟の とちゅうで
  お腹がすいたら 食べてね。
  じゃあ いってらっしゃい あなた。
  ポポロと ふたりで 待ってるわ。」

村を出て・・・

イネス「あ いけない トルネコさん。
  大事なことを 伝えるのを
  忘れていましたわ。
  もし ダンジョンで
  私に ご用の時は □ボタンで
  私の方を見て 話してくださいね。
  これでも 少しは
  呪文も使えますし なにか
  お役に立てるかもしれません。
  私の話
  分かって下さいましたか?
  もういちど 言いましょうか?」
 はい
→いいえ

イネス「じゃあ 行きましょうか。」

北のほこらに到着して・・・

*「これは イネスどの!
  族長ガムランさまより 旅立ちの
  お話は うかがっております。」

*「この神々のほこらより さらに地下へと
  足をふみ入れた者は 決してもどっては
  来られるとの 言い伝えもある。
  どうか お気をつけて。
  くれぐれも 無理は禁物ですぞ。」

そして、地下への階段を下りていくトルネコ。
愛する一人息子のポポロを救うために、また新しい冒険の旅に出発するのであった。

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