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*大きな木の下に、トルネコとその妻ネネ、二人の息子ポポロがいる。

ネネ:やっと、ついたわね!この村で私たちの新しい生活が始まるのね!
ポポロ:ねえパパ!ここはどこ?なんて所?
ネネ:あら!ポポロには、まだ言ってなかったかしら?ねえ、あなた!ポポロに村の名前を教えてあげて。

*ここで拠点となる村の名前を入力します。ここでは仮に「ドラクエ」としてあります。

ポポロ:ヘェー。ドラクエ村っていうのかー。
ネネ:さあ、忙しくなるわよー!あなたは、まず王様のところへ挨拶に行くんだったわよね。私はその間に、お店を始める準備をしなくっちゃ!じゃあ、頑張って来てね!あなた。

*トルネコはお城にやってくる。

王様:そなたか!ドラクエ村に店を開きたいというのは!便利になって村の者も喜ぶじゃろう。ところで、なにゆえ遥々エンドールから、ドラクエ村までやってきたのじゃ?なんと!不思議のダンジョンで宝探しをしたいとな!ウーム……!確かに、あの洞窟には幻の宝物が眠っていると、古くからの言い伝えがある。しかし、あそこは、その名前の通り、本当に不思議な洞窟でな。今まで、誰一人として、宝物を持ち帰ったものはいないのじゃ。やめた方が身のためじゃ。よいな!

*トルネコは「いいえ」と答えた。

王様:なるほど、さすがにそんなにアッサリとは引き下がらなぬか。噂通り、冒険心の旺盛なやつじゃ。よし、では何がどう不思議かちゃんと説明しよう!まず、あの洞窟に一度入ると、幻の宝物を手に入れるまで地上に上がって来れぬ!中には、恐ろしいモンスターがウヨウヨしており、倒しても倒しても、いつの間にか、新しく生まれてくる!モンスターに倒され、フト気付くと自分は洞窟の入り口で倒れているのじゃが……。なんと!持ち物はすべてなくなり、せっかく上げたレベルも、すっかり、元に戻ってしまっておる!そして、次に中へ入ってみると、さっきとは、全然地形が違っておるではないか!どうじゃ?これほど言っても、まだ行きたいと申すか?

*トルネコは「はい」と答えた。

王様:フォッ!フォッ!フォッ!お前は、わしの若かった頃とそっくりじゃな。不思議のダンジョンの近くに、「ちょっと不思議のダンジョン」と呼ばれる洞窟がある。そこの地下10階に、なぜかわしの宝石箱が落ちている……。好奇心が強く、冒険心に富んでいた若い頃のわしの落し物じゃ!トルネコよ!わしから、三つの道具を贈ろう!それを使って、地下10階まで下り、わしの宝石箱を手に入れ、また地上まで上がってくるのじゃ!そうすれば、不思議のダンジョンでの宝探しを許すとしよう!

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