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ときめきメモリアルのオープニング

主人公「おれの名前は(名字)(名前)。
ここ、私立きらめき高校の新入生だ。
無理だと思っていた第一志望だったが、
運良く合格することができた。
最高の気分だぜ。
密かに想っている、
藤崎詩織と同じ学校に入学できたんだから。
実は・・・。
彼女とは小学校からの幼なじみで、
家も隣りどうしなんだけれど・・・。
俺と比べて、月とスッポン。
だから、いまだに友達以上の関係には・・・。

《隣りの席の早乙女好雄が話しかけてくる》

好雄「よう。何しけた面してんだよ。
主人公「あ、あぁ・・・。別に・・・。
(なれなれしい奴だなぁ・・・。)
好雄「俺、早乙女好雄。
これからよろしくな。
お前は何ていうんだ?
主人公「俺は、(名字)(名前)。
こっちこそよろしくな。

女子A「あっ、来たわよ。
女子B「素敵〜。

好雄「何だ?
急に女子が騒ぎだしたぞ。

伊集院「やあ、諸君。
待たせたね。
この僕のことを知らない者は
いないと思うが・・・。
僕が理事長の孫の伊集院レイだ。
同じクラスの男性諸君には悪いが・・・。
ま、仲良くやっていこうじゃないか。

好雄「伊集院って、あの金持ちのか・・・。
嫌なクラスになっちまったなぁ。
主人公「そ、そうだな・・・。
(あっ、次は詩織の、自己紹介みたいだ。)

藤崎「みなさんはじめまして。
名前は藤崎詩織です。
趣味は音楽鑑賞で、クラシックとかを良く聴きます。
みなさんこれから、よろしくお願いします。

好雄「か、かわいいー。
藤崎詩織ちゃんか・・・。
このクラスでよかったぜ。
主人公(さっきは、嫌だって言ってたくせに・・・。)
好雄「あっ、今、お前の事見たぜ。
あの娘知ってるのか?
主人公「知ってるも何も、俺の幼なじみだよ。
好雄「へぇ、そうなのか・・・。
じゃあ、彼女の誕生日は?
主人公「○月○日。
好雄「血液型は?
主人公「○型。
好雄「趣味は?
主人公「音楽鑑賞って、言ってたじゃないか。
好雄「あっ、そうか。
スリーサイズは?
主人公「そんなの知るかよ。
好雄「よし、チェックだ。チェック。
主人公「お、お前・・・。
そのメモ帳、女の子の事ばっかりじゃないか・・・。
好雄「ま、女の子の事で、
知りたいことがあったら、俺に連絡しな。
力になるぜ。
主人公「そ、そうか・・・。
ありがとう。
好雄「それよりも。
お前、この高校の伝説知ってるか?
主人公「伝説?何それ?
好雄「ほら、そこの窓から、
でっかい木が見えるだろ。
主人公「ん?あぁ。
好雄「あの木の下で、
女の子に告白されると、
永遠に幸せな関係になれるんだってよ。
主人公「へぇ、そんな伝説があるのか・・・。
好雄「誰が言ったかしらねぇが、
うらやましい話だな。
主人公「伝説か・・・。
そうだな、俺なら・・・
《主人公の脳裏に浮かぶのはもちろん藤崎詩織》

主人公「こうして、不安と期待の
高校生活が始まった・・・。

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