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天使の詩U―堕天使の選択―のオープニング

前作から百年後…。

アーウィンの街に暮らす主人公フェイトは、街の自衛を兼ねた魔物狩りを生業としている。
フェイトの幼なじみであり、魔物狩りのパートナーであるシオンは
慈愛の神ダークを信仰する剣士。
ある日二人は辺りの魔物を一掃するために「封獄の塔」へ旅立つ。
「封獄の塔」…かつての名は「カ・ディンギル」と呼ばれ、
その意味は「聖天門」を示す建造物。
「封獄の塔」に二人がたどり着いた途端、
突如起こった地震でずっと閉ざされていた封獄の塔の扉が開かれた。
まるでフェイトを招き入れるかのように。


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塔の中へ足を踏み入れた二人は、牢屋に幽閉されていた一人の少女を発見する。


リアーナ「……。」
フェイト「良かった。気がついたんだね。
     俺の名はフェイト。君は?」
リアーナ「リアーナ…。」


それがリアーナとフェイトの出会いだった。
リアーナは自分の名前以外、記憶の大部分を失っていた。


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二人に保護され、アーウィンの街にやって来たリアーナ。
しかしその晩、アーウィンの街は魔物の襲撃を受ける。
混乱の中、育ての親の犠牲によって、三人はなんとか逃げ延びた。
しかし辿り着いた街で魔物を指揮していたのが、ダーク教の騎士団だと聞く。
ダーク教を深く信仰するシオンはダーク教の無実を晴らすため、一人旅立ってしまう。


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帰るべき家を失ったフェイトはリアーナの記憶を取り戻すため、
リアーナと一緒に旅に出ることになる。
それが世界の運命を左右する旅になる事も知らずに…。

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