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ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドのオープニング

ある小さな家のなかで、ミレーユが走り回るテリーを追いかけていた。

ミレーユ「テリー! まちなさいって! もう 寝る時間よ!
      母さんと 父さんが 行ってた事 わすれたの?
      夜更かしすると 魔物がさらいにくるのよ!!」
しかし、好奇心旺盛なテリーは・・・
ミレーユ「え? 魔物に 会いたい? バカな事言わないで 寝なさい!」
そういって、ベッドに入るミレーユ。
テリーは仕方なくベッドに入るが、眠る事ができず、ベッドから起き上がる。

テリーは隣の部屋に行くと、タンスから物音がすることにきづいた。
なんと、そのタンスから不思議な魔物がでてくる。
?「お前 ミレーユかっ?」
テリーに問いかける。
?「・・・・・・いや たしか ミレーユは 女の子 だったはずだ。」
テリーは自分の名を名乗る。
?「何? 名前はテリー? じゃあ 用は ねえな!
  俺の名前は ワルぼう。
  マルタの国の ワルぼうだ。
  覚えておきな!!」
それだけ言って、テリーを突き飛ばすワルぼう。
そして、ワルぼうはミレーユを連れてタンスの中に消えてしまう。
驚くテリー。

その直後、またタンスが揺れて、ワルぼうそっくりな魔物が出てくる。
?「わた わた。 ミレーユは どこにいるのかな? わた わた。」
部屋の中を見渡す魔物。
また驚くテリー。
?「魔物の 言葉が わかるんだな?
  ミレーユが どこにいるか しらないか?
  ・・・さらわれた?!
  そうか 遅かったか!
  ワルぼう? ちがうよ。ぼくは わたぼうだよ!
  え?姉さんが どこに いったか 教えて欲しいって?
  ん〜。じゃあついてきなよ。 多分見つかると思うよ!
  君が 腕のいい マスターだったら いいな!
  なんのことか わからない?
  フフッ。ついてくれば わかるさ!」
タンスの中にはいるわたぼう。
テリーもわたぼうを追ってタンスの中に入る。


テリーは不思議な部屋にたどり着いた。
そこに一人の老人が現れる。
老人「おお そなたは マスターじゃろ?
    ながたび ごくろうだったのう。
    なに? ここは どこかとな? ここは タイジュの国じゃよ。
    おぬしは わたぼうに つれられて ここに やってきたんじゃ。
    では 行こうか。 城へ行き 王様に 挨拶せねば。」
テリーは老人のあとをついていく。
その途中老人はテリーにタイジュの国を紹介する。

城に着いたテリーと老人。
老人「さあ。 王様に 会いに行くのじゃ。」

テリーひとりで城に入る。
大臣「わたしはこの国の大臣。 お前が新たなマスターか?
    おうさまが お困りなのだ。 どうか 頼みを 聞いて欲しい!」
テリーは王様に会った。
王様「よく来た! あらたなマスターよ! ワシは この国の 王じゃ。
    そなたの 名は 何と申す?」
テリーは自分の名を王様に告げる。
王様「テリーよっ! さっそくだが ワシの願いを 聞いてくれ!
    願いというのは 他でもない・・・
    星降りの夜の 大会に 出て 優勝して欲しいのだ!
    ・・・なに? それより さらわれた 姉さんを 探したいと?
    そなたは わしの 頼みを 聞きにまいったのでは ないのか?
    ・・・・・・うむ。
    ・・・・・・・・・むむむむむっ。
    ・・・・・・・・・! だが さがすよりも 簡単な 方法が あるぞ。
    この 星降りの大会で 優勝するのだ!
    言い伝えでは 優勝したものは 夢がかなうという。
    そなたの 姉さんに会いたいという 夢も かなうであろう!
    というのは ちと ワシの 都合も はいっているがの。
    まあ ねえさんを さがしつつ 優勝も 目指すが良い!
    さあ。 そなたに 魔物を あたえよう。
    魔物がおらんでは マスターの 仕事は つとまらんからな!
    上の階は 魔物たちの 牧場に なっておるゆえ そこで プリオと申す者に
    魔物を もらってくるが良い。」

上の牧場に行くテリー。

テリーはプリオらしき男に話し掛ける。
*「なんだ お前。 魔物を さらいにきただか?」
テリーは そのことを否定した。
*「そうか。 じゃぁ マスターだな。魔物を もらいにきたんだな。
  おらは この 牧場をまかされている プリオってんだ。
  王様から きいてるだ。さあ 魔物を つれていきな。
  といっても いま 年とった 魔物 一匹しかいないだ・・・。
  先代国王が 大事にしていた スラぼうって魔物だ。」

テリーはスラぼうを連れて下の階に行く。すると・・・
王様「はっ その魔物は 先代国王の・・・・・・!
    テリーよ! なぜ その魔物を もらってくるのじゃ!?
    え? こいつしかいなかった? 何と プリオめ!
    他の魔物を逃がしてしまいよったな!!
    プリオ!プリオ!だれかプリオを よんでまいれ!」
すぐにプリオを連れてこさせた王様。
プリオ「ハハー! 王様! どうか お許し下せー!
王様「プリオよ! ひょっとして そなた ホイミンも逃がしたか!?」
プリオ「王様 お許し下せー! ホイミンも にげてしまっただ!」
王様「ええぃ! そなた わしの かわいい ホイミンを!!
   ゆるさぬ! だれか こやつを 牢獄へ 閉じ込めよ!」

プリオをかばおうとするテリー。
王様「! なんじゃ テリーよ!? 何か いうことがあるのか!?
    なに? ホイミンを つかまえてくるから 助けてやって欲しい?
    なんと そなた ホイミンを 捕まえてくるというのだな?
    ・・・おもしろい。テリーよ! やってみるがよい。」
プリオ「王様! ホイミンは 旅立ちの扉に いっただ!」
王様「そうか。では テリーよ。旅立ちの扉に 行くが良い!
    見事ホイミンをつれて かえれば プリオを ゆるそうぞ!
    隣の部屋の 宝箱は 好きにするが良かろう・・・。
    くわしいことは 大臣に きくのだ。
    わしは いそがしいので これで 失礼する!」
立ち去っていく王様。

テリーの不思議な冒険がはじまった。

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