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ドラゴンクエスト4(第1章〜第4章) オープニング

※なお、NDS版を基にした文となっております。

第一章 王宮の戦士たち

これは バトランドという 小さな国の
王宮戦士の物語。
ライアン つまり あなたも
その王宮戦士の ひとりでした。
ある朝 王さまは 戦士たちを
お城の広間に 呼び集めました……。

バトランド城の中。ライアンを始めとした戦士たちが集まっている。

*「これより 王さまから そなたたちに お話がある。
心して聞くように。」
バトランドの王が現れる。
王「みなのもの 楽にしてよいぞ。
さて 話というのは ほかでもない。
最近 子供たちが いなくなるという うわさは お前たちも 聞いておろう。
けさも イムルの村から 母親たちが 涙ながらに うったえてきておる。
なにゆえ 子供がいなくなるのか?何者かが さらっているのか?
この国の王として もはや ほうっておくわけには いかぬ。
ことの真意をたしかめ このわしに 報告せよ!
ゆけ! わが戦士たちよっ!」
戦士の大半は出発していくが、一人の女性がライアンの元にやってくる。
*「戦士さま! お願いです。
どうか 私たちの子供を さがしてください。
あの子は まだ生きています。
ああ でも急がないと 手遅れになってしまう。そんな気が……。」
 ここからライアンの旅が始まる。

第二章 おてんば姫の冒険

むかしむかし ある所に
アリーナ姫という それはそれは
おてんばな お姫さまが おったそうじゃ。
その国の王様は 姫の おてんばさに
頭をかかえる 毎日。
ある朝 姫を 呼びつけたのじゃよ……。
*「姫さま! アリーナ姫さま!
お父上が お呼びですぞ!」

 サントハイム城の中。
王「おお アリーナか!?
じいから 聞いたのだが ちからだめしの旅に出たいと 申しているとか……。
ならぬっ。ならぬぞ。
お前は 女。しかも わが国の姫なのだぞ。
魔物どもが住む 外の世界へ ちからだめしに出るなど このわしが ゆるさん!
よいなっ!?この城から 出てはならぬぞ。
では 下がってよい……。」
 アリーナの部屋に戻るが、壁を修理している男がいる。
 城の中で王様、ブライ、門番の兵士、クリフトと話してこよう。
王「どうしたアリーナ?
まだ外に出たいと申すのか?」
(「はい」を選択)
王「ならぬっ。ならぬぞ!
どうして お前は そう おてんばなのじゃ……。」
ブライ「姫!少しは 女らしくして いただかないと。
お亡くなりになった お妃さまは とても 上品な方でしたのに。
姫の 教育係として このじいは 王様に 合わせる顔がありませぬぞ。」
*「王様の ご命令により ここを 通すわけにはゆきませぬ。」
*「何とぞ お部屋に 戻られます ように。」
クリフト「じいやの ブライさまから うかがったのですが
アリーナ姫は 一人旅に出る おつもりとか。
どうか そのような ムチャを なさらぬように!
姫に もしものことがあっては
このクリフト……いや 王様が どんなに なげかれることかっ!」

 この4人と話した後、部屋に戻ると男はいなくなっている。
 とりあえず壁を調べると、
アリーナは カベを 調べた!
板で 修理してあるだけなので けやぶれそうだった。
カベを けやぶりますか?
(「はい」を選択)
助走をつけて、カベを思い切り蹴破るアリーナ。

さっそくそこから脱出するが…
城を出ようとした時、ブライとクリフトも後を追いかけてくる。
ブライ「姫! お一人で 旅に出るなど とんでもない!
どうしてもと言うなら この じいめも ついてゆきますぞ!」
クリフト「およばずながら 私も 姫さまの お供をいたします!
さあ 参りましょうか。」
ブライとクリフトが 仲間にくわわった!

そしてアリーナたちの冒険が始まった。

第三章 武器屋トルネコ

ここは エンドールから
はるか 北にある
小さな町 レイクナバ。
この町には トルネコという
一人の男が 住んでいました。
今は ただ 人に使われる身ですが
お金を貯めて 世界一の武器屋になる
それが トルネコの夢だったのです。

レイクナバ、トルネコの家の中。
ネネ「あなた いつまで 寝てるの?
早く お店に 行かないと
また 親方に しかられるわよ。
ねえ あなたったら……。」
ベッドから飛び起きるトルネコ。
ネネ「やっと 起きたわね。
はい これ お弁当。」
トルネコは
おべんとうを 手に入れた。
ネネ「家を出たら 寝ぼけないで
まっすぐ 西に 歩くのよ。
じゃあ 今日も がんばってきてね。」
息子のポポロはまだ寝ているが、トルネコは仕事に向かう。

とりあえず町の南西にある武器屋に向かうと、前に親方が立っている。
*「遅かったじゃないか!
さあ 店の中に 入った 入った!」
武器屋の中。カウンターの前に立たされるトルネコ。
*「そこに 立っていれば
お客さんが 来るはずだ。
給料は ちゃんと 歩合で払うから
しっかり はたらくんだぜ。
じゃあ まかせたよ。
オレは 下に いるからな。」

(3章の間、レイクナバの武器屋では働く事ができる。
大体100G位の給料が貰えるだけでなく、時折珍しい武器を売りに来る客も来るので覚えておこう)

今はしがない武器屋の店員のトルネコだが、彼も自分の店を持つために旅立つ事になる。

第四章 モンバーバラの姉妹

これから始まるお話は
父親のカタキを探し 旅をする
美しい姉妹の物語。
姉マーニャは踊り子。
妹ミネアは 占い師。
物語は 歌と踊りの町
モンバーバラから 始まります。

夜のモンバーバラ劇場。マーニャがステージの上で踊っている。
*「マーニャちゃん さいこー!」
*「ピー!ピー!」
*「色っぽいよー!マーニャ!」

ステージを出て楽屋に向かうと、ミネアと座長がいた。
ミネア「おつかれさま 姉さん。
どうだった? いた?」
マーニャ「だめだめ。
今日も あんまり いい男は
いなかったわ。」
ミネア「もう! ちがうでしょう!
バルザックよ。 カタキのバルザック!」
マーニャ「あら そうだったわね。
残念だけど バルザックも
いなかったわ。」
ミネア「そう……。」
座長「まあ そんなガッカリしないで。
あせらなくても 旅を続けていれば
きっと いつか見つかるさ。
そうそう これは 今日までの
お手当て。 ご苦労だったね。」
マーニャたちは 100Gを手に入れた。
座長「わたしとしては 人気もあるし
もうしばらく いてほしかったのだが
カタキ討ちを 止めるワケにいくまい。
今日は ゆっくり休んで
明日の朝 出ればいいだろう。
気をつけて 行くんだよ。」

 そして翌朝。
ミネア「おはよう 姉さん。
さあ 出かけましょう。」

 ここから姉妹の仇討ちの旅が始まる。

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