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>199*年 12月24日 トーキョー原宿病院
 その夜、この病院で二人の男の子が生まれたのでした。

パク:マジッ!?ヤバイッスよ!……。誰も見てないッスよね……。
ハーミル:あんた、キューピッドのパクじゃないの?
パク:誰ッスか!?
ハーミル:私よ。インプのハーミルよ。
パク:ハーミル!?……マジッスか!?なんでアンタがこんなとこにいるッスか?
ハーミル:そんなことドーデモいいじゃん!アンタこそ、ここで何してんのよ?どうしたのよ……?ドーセ、またドジなことしたんでしょ。
パク:マジッ!?オレがッスか?……オレ、何もしてないッスよ?オレ……もう行くッス。
ハーミル:アイツ……何か怪しくない?ウーン、ダメダメ。アイツなんか相手にしている場合じゃないわ。

*ハーミルは病室に入った。

ハーミル:ウフフ、よく寝ているわね。えーっと……確か、右側の赤ん坊だったわね。よーし、これでいいわ……。これで、この男の子はデビルの力を持つようになるはず。一体どんな男の子になっていくんだろうね?

>そんなことのあった夜が明け……。……朝になりました……。

看護婦A:もー、ほんとに可愛い男の子ね。えーっと、この子の名前は……?
*ここでは「マサキ」と入力しました。
看護婦B:マサキくんも可愛いけど、この子だってとっても可愛いわよ。マサキくんとこの子って、生まれた時間までおんなじなんて、珍しいわよね。えーっと、この子の名前は……?
*ここでは「タカハル」と入力しました。
看護婦A:二人とも、ホントに元気な男の子だこと。きっと逞しくて頭のいい男の子になるんでしょうね。

>……そしてそれから10年の時が流れていったある日の朝。
母:マサキ!何時だと思ってるの!また学校に遅刻するわよ!早く起きてらっしゃい。ふう、やっと起きてきたのね。はい!今月のお小遣いよ。あんまり無駄遣いしちゃ駄目よ!
>お小遣いを手に入れた
母:表でタカハルくんが待っているわよ!早く準備して学校に行きなさいよ!
マサキ:ふうー。うちのカアちゃんって、ドーシテあんなに元気なんだ?

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