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>魔王の頂

ホセ「兄貴!待ってよ!昼間だっていうのに真っ暗だ……。確かに兄貴の言うとおり、魔王の目に何か起こるかも知れないな。でも、だからって、こんな日に行かなくても、この山の頂にある、あの魔王の目が……もしも言い伝えの通りだとしたら…………いや、そんな訳はねえよな。

>ファルコは数歩進む。

ホセ「あ、兄貴!なにそんなに急いでんだ」

>二人は洞窟に入った。

ホセ「魔王だか何だか知らねえけど……兄貴の行くとこだったら、俺も行くぜ」

>洞窟を進んだファルコは、先にホセを帰し、頂上に到達した。そこには不気味な黒いものが浮いている。

ルキュ:我は目覚めたり……。我は目覚めたり……。深き闇の底より、今、我は目覚めたり……。聞け、人間ども。審判の時は来たのだ……。我が大地に解き放ちたるその一切の望みを捨て、忌まわしき我が記憶を慰めよ。地にひれ伏し、我が審判を待つがよい。「我はルキュ……。我こそは真理なり。

>急に地響きが起こり、ファルコの姿がどこかに消える。
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