？？？：うわあ〜。ずいぶん、おっきな街だねえ！人がいっぱいいるよ！ボクたちがいた、村とは、また、ずいぶん違うねえ！ボクたちがこれから住む、この街は、なんていう名前なんだい？
＞街の名前入力。デフォルトは「だんじょん」。
？？？：へえっ。だんじょんの町っていうんだ。なかなかいい感じだね。あっ、あそこの看板に何か書いてあるよ。え〜と？なになに？「だんじょん商店会本部」だってさ。お店をやるならさ。まずあそこにいくのがいいんじゃないかな？
ガメッツ：ほう、ほう……。なるほど、この町で、お店を開きたい、とな。お前さんは、実に運がいいよ。真っ先にここへ来たというのは、まったく懸命な判断だよ。怪しげな詐欺師なんかに騙されたら、店どころか、無一文にされてしまったよ。あるいは、悪名高い「盗賊ギルド」のところなんかに行った日には……。あー、オホン。自己紹介が、まだだったな。ワシの名はガメッツ。この「だんじょん商店会」の会長を務めておる。よければ、お前さんの名前を教えてくれんかね？
＞主人公の名前入力。デフォルトは「サララ」。
ガメッツ：ふむふむ……。お前さんの名前はサララというのかね？ほほう。「魔女」なのかね？まあ、今はヒキガエルを煮たりホウキで飛んでる時代じゃない。商売を始めるというのは、至極懸命というものだよ。人生、地道にいかなくてはねな。
？？？：で。ボクの名前が……。
＞猫の名前入力。デフォルトは「チョコ」。
チョコ：チョコ。まあ、サララのパートナーってところかな？
ガメッツ：おやおや……。可愛らしい猫じゃな。商売の招き猫といったところかな？ちゃんとネズミは取れるかね？商品がネズミにかじられたりするのは、よろしくないからな。
チョコ：おあいにくさま！ボクは、ネズミとりなんかより、ずっと役に立ちますよお〜だ！
ガメッツ：なんだね？腹でも空いとるのか？それじゃ、あとでたらふくネズミを食うといいだろう。さてさて……。現在、この町で空いている店舗の物件は……。おう。あったあった！ちょうど、よかったよ。おあつらえむけの空家があるんだ。赤い屋根の可愛らしい家でな。お前さんにはぴったりじゃないかね。場所も最高さ。表通りに面していて、酒場やダンジョンにも近い。こんないい物件は滅多にない。お前さんは、つくづく運がいいよ！
＊：こうして、魔女のサララと猫のチョコは……商店会のガメッツさんの紹介で、だんじょんの町に、店を構えることができました。紹介された、建物は、赤い丸屋根に天窓がある、可愛らしいお店でした。
チョコ：うえ〜。サララ、この建物、よっぽど長い間ほったらかしだったみたいだよ！ひどいホコリに、この荒れよう！確かに、ここにはネズミがたくさん、いそうだね！これは掃除するだけでも何日かかるか、わかんないよ！
＊：魔女のサララと猫のチョコは……だんじょんの町での最初の日。朝から晩まで、掃除をして過ごすのでした。