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ゼルダの伝説 ムジュラの仮面のオープニング


      ハイラルに伝わる王家の伝説
     そこに ひとりの少年が登場する


      巨悪と戦いハイラルを救った後
        彼は、伝説から姿を消した


        時をこえた戦いを終え
      かれは 人知れず旅に出た


       冒険の終わりで 別れた
  かけがえのない 友を探すたびに・・・・・・





リンクは、妖精ナビィを探して、旅をしていた。
愛馬エポナに乗って霧の深い森を歩くリンク。

その様子を2人の妖精が見ていた。

あたりを見渡すリンク。
リンクが後を向いているときに2人の妖精はエポナの頭に体当たりをする。
エポナは体勢を崩してしまい、リンクはエポナから落ちて、気を失ってしまう。

そこに、不気味なお面をかぶったスタルキッドが、不気味な笑い声と共に現れる。

スタルキッド「ヒヒッ、オマエたち、うまくやったな!なにかイイモノ持ってそうか?」
2人の妖精に話し掛ける。

スタルキッドはリンクの顔を見る。
スタルキッド「あれ?コイツ・・・ ・・・まあ、いいか。」

スタルキッドはリンクに近づき、リンクの荷物をあさる。
すると、スタルキッドは青いオカリナを見つける。

紫の妖精「キッ・・・キレイなオカリナ・・・ ねえ、スタルキッド ・・・僕にも・・・触らせて!」

白い妖精「アンタはダメよ、トレイル!
      落として、ケガでもしたら どうするの。 あぶないから さわっちゃダメ!!」

妖精トレイル「・・・だけど、姉ちゃん・・・ ボッ・・・ぼくも さわりたい・・」

スタルキッドはオカリナを吹いて笑っていた。

そこで、リンクが起きた。

スタルキッドは驚き、オカリナを隠そうとする。

スタルキッドに飛びかかろうとするリンク。
それを素早くかわし、エポナに乗るスタルキッド。

走り出すエポナにしがみつくリンク。

リンクはエポナに引きずられる。
リンクはエポナから離れないようにしていたが、急カーブで、振り払われてしまう。

リンクはスタルキッドとエポナを追って洞窟にはいる。
そこで、リンクは大穴に落ちてしまった。


リンクは大きな花の上に落ちた。

そこでスタルキッドを見つける。
スタルキッド「なんだ あの バカ馬は!ぜんぜん 言うことを聞かないなあ。
        あんなの 乗ってても 仕方が無いから 捨てといてやったよ ヒヒッ」

スタルキッド「なんだ、その顔は?
        せっかく 遊んでやろうと 思ったのに・・・
        今のオイラに勝てると思っているのか マヌケなヤツめ!」

スタルキッドの仮面が怪しく光る。

リンクは大量のデクナッツに追われる幻を見た。

幻から覚めるとリンクは足元の水たまりを見た。
リンクは自分がデクナッツになっているのに気が付いた。

スタルキッド「ヒヒッ なかなか ユニークな姿だ! オマエはずーっとその姿でここにいろ!」

逃げ去っていくスタルキッドを追うリンクだったが、白い妖精に体当たりされ、スタルキッドを見失ってしまう。

妖精トレイル「ネ・・・ねぇーちゃーん!」
スタルキッドはリンクを白い妖精もろとも閉じ込めてしまった。

白い妖精「あっ、待ってよスタルキッド!私がまだいるのにー! トレイル行っちゃダメよー!」

妖精は扉を開けようとするが、まったく開かない。
白い妖精「ちょっと!」

白い妖精「アンタの相手してたら弟とはぐれちゃったじゃない!どうしてくれるの!!」

白い妖精「・・・何よ その顔は?私の顔になんかついてる?あんまりジロジロ見ないでよ。
      ねえそれより、あの扉どうにかして開けなさいよ!
      かよわい女の子が頼んでいるのよ!早くしてよ!
      あーん トレイル あのこ一人で大丈夫かしら?」

扉を開けて、さっさとスタルキッドを探しにいこうとするリンク。

白い妖精「待ってよー!おいてかないでよ〜。」
妖精が追ってきた。
白い妖精「ねえ〜 さっきの事は、あやまるからさぁ〜 いっしょに連れてって〜!
      アンタだってさっき逃げたスタルキッドの事 知りたいでしょ?
      わたしアイツの行きそうなところに心あたりがあるわ。私を連れて行った方が何かと役に立つわよ
      だから、お願い ねっ、ねっ、いいでしょ!」

白い妖精「はい、キマリ!」
妖精の強引な態度に驚くリンク。

白い妖精「じゃあ、とりあえずスタルキッドを捕まえるまでアンタの相棒になってあげるわ!私、チャット、よろしくね!」

チャット「そうときまったら グズグズしないで 急いでここから出るのよ!」

リンクは仕方なくチャットを連れて行く。


洞窟をぬけると、大きな歯車の回る建物の中にたどり着いた。

???「大変な目にあいましたねぇ・・・」

リンクの後に怪しい笑顔の男が立っていた。
なぜかチャットはその男を見たとたんリンクに隠れる。

???「ワタクシは しあわせのお面屋。古今東西、しあわせのお面を求める行商人・・・
     旅の途中、奇妙な小鬼に 大切な仮面を 盗まれ 途方にくれていたところ アナタを 見つけまして
     失礼と思いながらも ずっと 後をつけさせてもらいました・・・」

お面屋「・・・実はワタクシ アナタを 元の姿に戻す方法を知っているのです
     あなたが 盗まれた 大切な物 ソレさえあれば 元の姿に 戻してあげますよ
     ・・・そのかわり
     ついでに あの小鬼から ワタクシの 大切な仮面を とりかえしてもらえませんか?
     ナ〜ニ 簡単なことじゃないですか あなたにとって 決して悪い話ではないはず」

お面屋「ただ・・・
     あいにく ワタクシも忙しい身でして あと3日でここを 去らねばならないのです
     できれば それまでに とりかえしていただけると うれしいのですが・・・
     大丈夫 あなたは お若いのに たいそう 勇気のあるお方だ
     きっと すぐに見つかりますよ
     では、よろしく・・・」

リンクの新たな冒険が始まった。


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