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>宇宙空間。航行していたはずのプリシスたちの宇宙船が、急にぐらぐら揺れ始める。

ボーマン:な、なんとかしろー。
アシュトン:プリシスー…。
プリシス:モー、みんなダマッテテよ!あたしだって死にたくないわよ!

>必死のプリシスの操縦により、宇宙船は近くの星の森の中に落ちた。

プリシス:ほぉえ〜。目が回った〜。ぐるぐるする〜。うんしょっと!みんな大丈夫〜?
ディアス:ああ……。俺は何とか無事だ。
ノエル:いやぁ〜、びっくりしましたねー。まるでジェットコースターみたいでしたね〜。
プリシス:あれれれ?他のみんなは?どこにいったの?
ノエル:そういえばいませんね〜。
ディアス:……。後ろの部屋にいるんじゃないか?
プリシス:あちゃ〜。大丈夫かなぁ……。あたし見てくるね!
ディアス:わかった……。

>二つ目の部屋に入る。

プリシス:この設備作っておいてよかったなぁ〜。ワープ・システムぐらいしか今は使えないけど……ね。ワープ・システムは一番上にあるところだよ。今はまだどこにも行けないけどね……。

>三つ目の部屋に入る。

プリシス:あ!よかった〜。みんな無事?ちょっと危険な着陸方法だったけど、ちゃんと到着したよ!!
セリーヌ:なにが"みんな無事?"ですの!はっきり言って、生きた心地がしませんでしたわ。
チサト:でも、なんとか無事に着陸したのね……。
プリシス:そうそう!これがあたしの船じゃなかったら、もっと大変なことになってたんだよぉ〜。
レオン:何が「もっと大変なこと」だよ。こんなことになったこと事態がもう既にダメだよ!こんなミスが起きないようにするのが科学者の役目じゃないか!!
プリシス:ぐ……。ごめんよ……。
レオン:まあ、確かに今回は無事だったから許してあげるよ。
プリシス:あんがと!ところで、ボーマンさんとアシュトンは?
セリーヌ:二人なら、この奥にいると思いますわ。
プリシス:この奥だね?

>最奥の部屋に入る。

プリシス:あっ!ボーマンさん!
ボーマン:おぅ……プリシス……。
プリシス:ありゃ?アシュトンは?
ボーマン:ほら。そこにいるぞ……。
プリシス:あちゃぁ〜。
アシュトン:な、なんだよぉ〜。誰も好きでこんな格好してないよ!
プリシス:おっし!これで全員が無事っと!
ボーマン:でもよ、プリシス。宇宙船は壊れただろ?これじゃあ、エルネストたち見つけても帰ることができねえぜ?どうするんだ?
プリシス:それねぇ……。ちょっとだけ考えがあるんだけど……ブリッジで話そうかな?

>全員がブリッジに集合する。

プリシス:まず今の状況を話すね。
レオン:僕たちはオペラとエルネストのSOSを受けてこの星までやってきた。
プリシス:そしたら宇宙船はどういうわけか墜落しちゃって……。
レオン:故障してしまったんだ。
プリシス:そいで、助けにきたあたしたちも帰れなくなってしまったの。
セリーヌ:つまり、ミイラ取りがミイラになったんですわね。
ボーマン:それでどうするんだ?このままクロードたちを待つのか?
プリシス:うーん……あたしとしては、オペラたちを捜す方がよいと思うの。
アシュトン:なんで?
プリシス:だってオペラたちも宇宙船でやってきているんだよ?
ノエル:なるほどぉ〜。
チサト:墜落したオペラたちの船の部品も使えば……。
プリシス:その通り!宇宙船を直せるかもしれないんだよ。
セリーヌ:でもここは知らない星ですわよ。そんなことで大丈夫かしら……。
ディアス:……でも、何もしないよりはマシだ……。
ボーマン:そうだな。確かにここでウダウダと考えていても始まらないな。おい!プリシス!この中から3人パーティを作れ。みんなでぞろぞろ歩くよりは効率がいいだろうからな。

>パーティ編成

プリシス:よっしゃー。行くよー!

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