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サガ3時空の覇者 Shadow or Light のオープニング

その異次元の水瓶は
この世界の全ての時代の空に
こつぜんと現れた

水瓶は多量の水とともに
多くの魔物を流しつづけ
幾多の町が海の底へ消えていった

やがて
全ての大陸が海の底に沈もうとしていた

(上昇する海面に侵食されていく大陸)

———閉ざされた町 ダーム———

滅びの未来より来たという
三人の子供達が住む町
子供らは長老の孫娘と共に
我が子のように育てられていた

旅立ちの前夜
運命の門が今
開かれようとしている……

(建物の中で大型の機械を前に1人の男がいる。
 この街の自警団のリーダー・メルローズ。)

メルローズ
「よーし おおまかな調整はできたな
 後は【パスワード】を入力すれば大丈夫だな
 あれ?【パスワード】をメモした紙はどこへ置いたっけな?
 あったあった、ええと《8da7》だな、よしよし」

(パスワード入力画面。説明が入る。)

ここで『パスワード』を入力できます
正しい『パスワード』を入力すると
キャラクターが強くなったり、
アイテムなどがもらえたり、
色々なボーナスを得ることができます
メルローズの話した 《8da7》
これが『パスワード』です

ここで入力できる『パスワード』は4文字となります
『パスワード』はゲーム中に見つけることがあり、
冒険の途中でも入力することができます

(パスワードを実際に入力できる。
 このオープニングでは説明の通り、4文字のパスワードのみだが、
 オープニング終了後は4文字および、6文字のパスワードも入力可能。
 それぞれ効果が異なり、6文字パスワードは周回プレイで毎周入力することができる。
 さて、ここでのパスワード入力だが、
 メルローズの言った《8da7》だけ入力してもいいし
 他のパスワードを続けて入力したり、全く入力しなくてもいい。
 入力状況でメルローズの台詞が変わることはない。)

メルローズ
「じゃあ、このバトルトレーナーに名前とカラーを登録するぞ
 リーダーは今回もおまえでいいな?」

(1人の青年があらわれる。町のリーダーではなくパーティのリーダー。)

滅びの未来を救うため
未来から現在に
送り込まれた
3人の子供達の1人

未来を救うために
冒険に出る決意をする
仲間の中心となる少年

(デフォルトネームは「デューン」。
 名前入力が終わったら、続いてカラーを選択する。
 4パターン(パスワードによって5パターン目もある)のうち好みの色を選ぼう。
 このゲームでは種族変化が可能で、人間以外にも合計6種類の種族になれる。
 "モンスター種族"以外ならカラー変更も反映される)

メルローズ
「どうだ、デューン?」

(うなずくデューン)

メルローズ
「次は…と」

(もう1人青年が来た)

滅びの未来を救うため
未来から現在に
送り込まれた
3人の子供達の1人

思ったことは即実行
行動力で突き進んでいく
積極的な少年

(デフォルトネームは「ポルナレフ」。カラータイプは同じ手順なので
 以下、説明は省く。)

メルローズ
「調子に乗って、前に出すぎるなよ、ポルナレフ」

(うなずくポルナレフ)

メルローズ
「後は…」

(今度は女性が1人)

滅びの未来を救うため
未来から現在に
送り込まれた
3人の子供達の1人

仲間の中で一番思慮深く
短い言葉の中に
思いを込めて話す少女

(デフォルトネームは「ミルフィー」)

メルローズ
「しっかり2人のサポートをしてくれ、ミルフィー」

(うなずくミルフィー)

メルローズ
「おっと、そうだ!
 ギル長老の用事ででかけている あいつの分も登録しておかないとな
 デューン、おまえに任せるよ」

(もう1人の女性メンバーの映像が出る)

この現在に生まれ
滅びの未来から来た
3人と幼いころから
一緒に育ってきた少女

きっぷの良さは最高で
深い思いを託されている
仲間達を見守る少女

(デフォルトネームは「シリュー」)

(全ての項目を決定したら次へと進めるのだが、
 設定をやりなおす事も可能なのでよく考えて決めよう)

メルローズ
「よし!これで準備OKだ! バトルトレーナーを始めるぞ!」

(目の前の大きな機械は擬似戦闘プログラムだった。
 仮想空間に出てきた敵と対峙する、デューン・ポルナレフ・ミルフィー、そしてメルローズの4名)

(新たな要素が登場するたびに説明文が入る。以下はその一例)

上画面の左下に表示されている
敵のアイコンは
キャラクターの行動順を
あらわしています
左側に表示されているキャラクターから
先に行動できます
行動順は選んだ行動や技によって
変化します

敵は大きさによって、
S・M・Lの3種類のサイズがあります
敵のサイズは、上画面の右下に
表示されるアイコンで
確認することができます
同時に出てきたときには、
サイズの大きい魔物のほうが
強いことが多いので
注意が必要です

ターゲットとなる
キャラクターを選ぶときに
上画面にカーソルが表示されます
武器や魔法の攻撃には、
ターゲットに
対して範囲を持つものがあります
範囲には「単体」「グループ」「全体」の
3種類があります
使う攻撃と範囲を利用するとバトルを
有利に進めることができます

魔物には、「×火防御」などのように
弱点の属性を持っているものがいます
弱点を突いた攻撃でダメージを与えると
より多くのダメージを
与えることができます
変化したモンスターに、どんな弱点が
あるかをモンスターノートで
確認することができます
弱点を知っておくことで、バトルを有利に
進めることができるようになります

(戦闘に勝つと…)

仲間たちの声
「ふぅ 終わった!」
「だから言っただろ、メルローズ!
 今のオレ達にゃバトルトレーナーなんざ必要ねぇってよ」
「みたいだな」

メルローズ
「これで、俺も安心してお前達を送り出せる」

ポルナレフ
「安心して ねぇ」

ミルフィー
「これじゃ、テストにならないと思うけど」

メルローズ
「そう言うな
 しかし、あれだな こうも歯が立たないとなると、
 そろそろ、こいつのアップデートを考えないとな」

デューン
「その必要はないよ」

メルローズ
「どうしてだ?」

デューン
「おれ達が出ていった後、こいつを使うのはディオール達だ
 それを考えれば、こいつはまだ現役さ」

メルローズ
「…そうだな
 こいつには、もう少しがんばってもらうか」

ポルナレフ
「とっととデータ書き換えちまった方がいいと思うけど」

ミルフィー
「余計なこと言わない」

メルローズ
「出発は明日だったな」

デューン
「ん? ああ」

ミルフィー
「見送りに来る?」

メルローズ
「いや、やめとく」

ミルフィー
「そう…」

メルローズ
「そんな顔するな 湿っぽいのが苦手だから行かないだけだ」

デューン
「それじゃ これでお別れだな」

メルローズ
「ああ 身体に気を付けてな」

デューン
「わかってる」

(そして長老ギルの家にて)

シリュー
「いよいよ、明日、出発だね?」

デューン
「ああ」

シリュー
「心配だなあ
 デューンは変に正義感が強いし ポルナレフは無鉄砲だし ミルフィーは…」

デューン
「ミルフィーは?」

シリュー
「う〜ん、よくわかんないのよね
 普段はしっかりしてるのに ヘンなとこで暴走するのよ…」

デューン
「そんなに心配か?」

シリュー
「ううん 昔、言ったよね
 あたしは、何があっても、デューンを信じる
 だから、みんな無事に帰ってくるって、信じてる
 そろそろ、戻らないと」

デューン
「シリュー」

シリュー
「ん?」

デューン
「明日の朝、ギルさまの所にあいさつに行く そのときは、見送りに来てくれるよな?」

シリュー
「…うん」

デューン
「それじゃ、行ってくるよ」

シリュー
「デューン」

(行こうとするデューンに駆け寄るシリュー)

シリュー
「チュッ」

(そして場面は変わり…)

翌日

(デューン・ポルナレフ・ミルフィーは長老ギルに会いに来ていた)

ギル
「…
 デューンか? 入れ」

デューン
「失礼します」

ギル
「時間通りに来たようじゃな」

ポルナレフ
「ま、最後くらいは、いいとこ見せてやんねぇと」

ギル
「最後か…」

デューン
「縁起でもないこと言うなよ」

ギル
「いや、よい お主達の旅の目的を考えれば、それくらいの覚悟は必要じゃ」

ミルフィー
「???」

ギル
「ミルフィー、何をキョロキョロしておる」

ミルフィー
「シリューがいないから」

ギル
「そう言われていれば… あれは見送りには出ぬ」

デューン
「でも、昨日は…」

ギル
「お主達との別れが辛いのであろうよ」

デューン
「…そうですか」

ポルナレフ
「それで長老、オレ達に話ってのは?」

ギル
「うむ 話というのはボラージュのことじゃ」

デューン
「また、ですか…」

ギル
「また?」

デューン
「いえ、どうぞ続きを」

ギル
「うむ」

(回想シーンに移る。
 どこかの未来都市のような場所で2人の男が対峙している)

青年
「ボラージュ! その子らをどうするつもりだ!」

ボラージュ
「…過去へ連れていく」

青年
「馬鹿なことを言うな! そのタイムマシンはまだ試作段階なんだぞ!
 時間転移に失敗すれば、その子達の命も!」

ボラージュ
「ならどうする!
 このまま世界が滅びるさまを だまって見ているつもりなのか!?」

青年
「そ、それは」

ボラージュ
「このバイパーの都市も、いずれは海の底に沈む
 そうなる前に、この子らを過去に送り、歴史を変える以外に 世界を救う方法はないんだ!」

青年
「無茶だ!」

(回想シーン終了。デューンたちはこうしてこの時代に送り込まれたようだ)

ギル
「本来、未来の住人であったお前たち三人を過去に連れてきた張本人じゃ
 お主達が旅を続ける内に、会うこともあろう」

デューン
「どんな人だったんですか?」

ギル
「年のころは30くらいか…鋭い眼光の男じゃったな
 ボラージュの狙い通り、歴史が変えられるものかどうか…
 それに、お主達が向かう未来は、すでに滅んでいるやもしれぬ
 それでも行くのか?」

デューン
「はい 三人で決めたんです
 未来の人が戦っているのに、おれ達だけが逃げるわけには いかないって」

ギル
「…よく言った
 ならば、渡したいものがある デューン、これを」

デューン
「はい」

『タイムズ・ギア』を入手した

(上画面の下部に、メーターのようなものが追加された)

デューン
「長老… これは?」

ギル
「ボラージュから、お主達に渡してくれと頼まれていたものじゃ」

デューン
「ボラージュさんから?」

ギル
「何に使うものかはわからぬが、名をタイムズ・ギアというらしい」

ポルナレフ
タイムズ・ギア…」

ミルフィー
「…わたしには、オモチャにしか見えないけど」

長老
「それと、もうひとつ見せたいものがある」

デューン
「もうひとつ」

長老
「ついてくるがよい」

デューン
「はい!」

(家の外に出ると、2人の子供が走ってきた)

子供
「お兄ちゃん!」

デューン
「ネメシス ディオール」

ネメシス
「お兄ちゃん、いっちゃヤダー!」

ディオール
「出ていくって、どういうことだよ! 外は危ねぇって言ったのはアニキだぜ!」

デューン
「おれ達は、お前達と外で遊べるように、戦いに行くんだ
 二人とも、いい子にしていたら また会えるよ」

ネメシス
「……ほんとに?」

デューン
「ああ 約束だ!」

ネメシス
「わかった」

ディオール
「待ってるからな、アニキ」

(走り去っていくネメシスとディオール)

ギル
「…良いかの?」

デューン
「はい 行きましょう」

ギル
「では、神殿に向かうとするかのう」

『神殿』を目指しましょう

(ワールドマップに神殿が書きこまれ、次の目的地であることが表示される)

(現在パーティはデューン・ポルナレフ・ミルフィーの3名。基本的な移動説明がここで入る。)

フィールド移動時の上画面には
ミニマップを表示しています
ミニマップ上の▼マークは、
プレイヤーの現在地を示しています

(町の外に出るとワールドマップへ)

ワールドマップの移動について
拠点からルートが繋がっている方向に
十字ボタンを押すとその方向に進みます
まずは、十字ボタンの下を押してください

(指示通りに操作すると、自動的にルート移動する)

神殿を目指しましょう
十字ボタンの上を押してください

(神殿入口に到着)

拠点の入り方について
入りたい拠点の上に来たら、
Aボタンを押すことで中に入れます
Aボタンを押して神殿に入りましょう

(ついに神殿の中へ)

デューン
「長老、ここは?」

ギル
神殿じゃ お主達も、一度は来たことが あるであろう?」

ポルナレフ
「まあな でもよ、何でこんなとこに」

ギル
「ついてくればわかる」

(目の前のエレベータに乗ろうとすると、誰かの声が後ろから聞こえてきた)


「待ってくれ! 長老!」

(なんとデューンたちを送り出したはずのメルローズだった)

ギル
「?
 何事じゃ、メルローズ ダームの町で何かあったのか?」

メルローズ
「そうじゃない ただ、長老に頼みがあって」

ギル
「ワシに頼み?」

メルローズ
「シリュー、こっちに来い!」

デューン
「シリュー?」

ギル
「…そういうことか…」

(シリューもついてきた)

シリュー
「…」

デューン
「見送りに来てくれたのか」

シリュー
「それも、あるけど……」

デューン
「あるけど?」

ギル
「デューン達と 共に行く気か、シリュー?」

デューン
「え?」

シリュー
「おじいちゃん…」

ギル
「お主は、ワシの孫娘じゃ 顔を見ればわかるわい」

デューン
「そうなのか? シリュー?」

シリュー
「…う、うん」

ギル
「困った子じゃ 長老の孫娘として、町を守る使命があるものを」

メルローズ
「長老! 俺からも頼む! 生まれた時代は違うけれど、仲間なんだ」

ギル
「…メルローズ」

メルローズ
「はい」

ギル
「すまぬが、旅になれるまで、孫娘の世話を見てくれぬか?」

シリュー
「それじゃ! おじいちゃん…」

ギル
「お主達の好きなようにするが良い 二人ともついていってやりなさい」

シリュー
「ありがとう、おじいちゃん!」

デューン
「なにがどうなって…?」

シリュー
「なに? 文句あるの?」

デューン
「い、いえ、別に」

ギル
「さて、見せたいものはこの奥じゃ ついてきなさい」

シリュー
「はい」

シリューが仲間になった
メルローズが仲間になった

(こうしてパーティは5名になり、一行はエレベータを降りる。
 そこには巨大な戦闘機があった)

ポルナレフ
「!?」

シリュー
「なに、これ…」

ギル
「名はステスロス

シリュー
「すてすろす?」

デューン
「どこかで聞いたような…」

メルローズ
「ああ 古き時代にソール神が作り上げた 時空を超える戦闘機 その名もステスロスだ」

ミルフィー
「時空を…」

ポルナレフ
「超える…?」

デューン
「じゃあ! これを使えば、未来は変えられる!?」

ギル
「そんなに簡単な話ではない」

ポルナレフ
「なんでだよ? 過去に行けるんなら、未来は変えられるんじゃねえの?」

ギル
「そもそも、このステスロスは動かん」

デューン
「どうしてですか?」

ギル
「言い伝えによれば、ソール神は、ステスロスを19個のパーツに分け、封印されたそうじゃ
 このステスロスも、やはりパーツが欠けておる
 このままでは、時間移動はおろか、飛ぶこともできん」

デューン
「つまり、パーツを集めれば動くわけですか?」

ギル
「お主達を連れてきたボラージュは そう言っておった」

デューン
「なら、目的は決まりですね」

ポルナレフ
「何だ、簡単じゃねえか すぐに行こうぜ、デューン!」

ミルフィー
「一体、どこに行くつもりよ
 ステスロスのパーツの手掛かりなんて 聞いたこともないわよ?」

ギル
「まあ、待て まずは、イレムの町に向かうと良い」

デューン
イレムの町に?」

ギル
「そうじゃ そこで、クロノスという男を訪ねよ」

デューン
「クロノス、ですか?」

ポルナレフ
「また何のために」

ギル
「その者に、タイムズ・ギアと共に受け取ったものを預けてある
 その正体がわかれば、ステスロスが本物かどうかもわかるはずじゃ」

デューン
「わかりました」

(一行は神殿の入口フロアに戻った)

ギル
「では、気を付けてな」

デューン
「はい」

シリュー
「おじいちゃんも 身体に気を付けてね」

(去っていくギル長老)

デューン
「さてと、思ったより時間を 食ったから急いで出発しないとな」

メルローズ
「それで、お前達、どうやってイレムの町に行くつもりなんだ?」

シリュー
「え? どうって」

ミルフィー
「連絡船に乗って、ひとっ飛び」

デューン
「こうやって、ちゃんと料金も調べて…」

メルローズ
「…船ならないぞ」

デューン
「えっ? ないって」

メルローズ
「魔物が増えて、旅行者もへったからな しばらく前から動いていないぞ」

ポルナレフ
「ちょ、ちょっと待てよ! だったら、どうやって海を渡んだよ!」

シリュー
「そ、それは、こっちが聞きたいわよ!」

ミルフィー
「…泳ぐとか」

デューン
「無理だろ、あの距離は…」

ポルナレフ
「つーか、オレ、泳げねぇんだけど…」

メルローズ
「…北の塔に行くぞ」

デューン
北の塔?」

メルローズ
「ああ 噂では、そこにムオンの術が置いてある
 そいつで浮遊石を呼び出せば、海も渡れるはずだ」

デューン
「お、おお!」

ポルナレフ
「さっすがメルローズ! いつもながら頭がさえてるぜ!」

メルローズ
「こういうときだけおだてるな
 それより、塔の中は魔物が多い 装備の確認をしとくんだぞ」

シリュー
「わかってるって!」

メルローズ
「あと、神殿の階段付近に乙女というピンク色のスライムがいる
 冒険に役立つことを教えてくれるから 話を聞いてみるといい」

『北の塔』を目指しましょう

(北の塔がワールドマップに書きこまれた。
 いよいよ一行は、ステスロスのパーツ集めの旅に出ることになるのだった。)

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