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じゃじゃ丸撃魔伝 〜幻の金魔城〜

むかし むかし ・・・・・・・・
ひとびとが まだ
みちなる ちからを
しんじていたころ

つきのないくらいよる・・・・
きずついた さむらいが
しのびのむらに たどりついた・・・・

侍「・・・・・・ こ・・・ここは・・・・
・・・・しのびの むら・・・なのか・・・・?」
長老「いかにも ここは、忍びの村。・・・一体 どうなされたのじゃ!」
侍「・・・お・・・お城が、得体の知れぬ化け物に、襲われ・・・・
・・・我が殿と、さくら姫様が・・・連れ去られてしまったのだ・・・。」
長老「・・・うむ。このところ 忍びの者達の力が 衰えてきておるのだが、
その 化け物どものせいかもしれぬ・・・・。」
侍「・・・・ど・・・どうか、手を貸して欲しい・・・・。・・・だ・・・大魔獣の伝説がよみがえる前に・・・。」
長老「なんとしたことじゃ! 大魔獣じゃと?!
地獄の僧侶が 目を覚ます時・・・闇の魔獣がよみがえるという・・・あの 伝説のことか?!
侍「・・・殿に、この曼陀羅を預かってまいりました・・・。国中に封印された 8つの霊気を集めた時・・・
暗黒の伝説を 悔い止める力が生まれる・・・と言う・・・。
どうか、この国を・・・そして 殿様たちを お救い下されっ!!」
長老「・・・伝説が真実ならば これは、8つの霊気を収める器・・・
にぶつの曼陀羅 に違いない!
よいか じゃじゃ丸! お前に、忍びの分銅と この曼陀羅をさずけよう。
わしは、お前が光の力に守られておるような気がしてならぬ・・・。
同じ光の力を持つこの曼陀羅は、お前が扱う定めのようじゃ・・・。
さあ、行くがよい。暗黒を打ち破るのだ!」

そしてじゃじゃ丸は、旅立つ事となった!
                                     完

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