＊森の中、ミルローズと魔王ハワードが対峙している。
ミルローズ：！？
魔王ハワード：ミルローズ……。随分と探したぞ！手間をかけさせおって……さあ、私と一緒に来るのだ。
ミルローズ：冗談じゃないよ！なんでアタシが、あんたなんかと！お願いだから放っておいて！！もう、アタシに構わないで！
魔王ハワード：ハッハッハ……。それは、出来ない相談だ。お前は、我が国の姫なのだからな。
ミルローズ：クッ……分かってるよ！！そんなこと……言われなくったって分かってんのよ！でも……それは、アタシの望んだことじゃないわ！あんたが勝手に……。
魔王ハワード：ハッハッハッ……。お前が、望んだかどうかなど……問題ではない！！それを決めるのは……お前ではなく、この私だ！分かるな？お前が、この王国の姫なのだからな。聞き分けのないことを言うものではない！
ミルローズ：ハハハ……姫って何よ！？アタシは、ミルローズよ！あんたの言いなりには、ならないわ！どうしてもって言うのなら……他を探してよ！！
＊ミルローズは逃げた。
魔王ハワード：……。仕方がない。こんなことはしたくはないが……すべては、王国のためだ。行け！アイスキューブよ……ミルローズを捕らえるのだ！！