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ロックマンX6のオープニング

シグマの策略によって地球はあらぬ姿になった。
荒れ果てた地の真ん中、一人の研究者ゲイトが立っていた。

ゲイト「・・・一体 何が起こったんだ? コロニー落下は 阻止できたと 聞いたが
    これでは 失敗したのと同じ・・・
    滅亡を まぬれただけ 良かったとでも言うのか?
    ・・・それだけじゃない なにかが おころうとしている
    ・・・この胸騒ぎは一体?
    ・・・ん?これは・・・?」
ゲイトの足元に何かのパーツのようなものが落ちていた。
ゲイトはそれを手にとってみる。
ゲイト「なにかの・・・破片だな ここで 激しい戦いでもあったのか?・・・
    一体どれだけの人間や レプリロイドが 犠牲になっただろう?
    ん?まてよ・・・こっこれは!・・・」


〜一週間後〜

とある研究所にゲイトがいた。
しかし、一週間まえのゲイトとは様子が違った。

ゲイト「ハーハハハッ ついに 完成したぞ!!
    この冷静な僕が あまりの事に おかしくなってしまいそうだ!
    ・・・いけない これからなんだ・・・
    今まで この僕の研究を 理解すらできなかった奴らを・・・
    そう この世の下等な レプリロイド達全てを!
    僕のもとに 服従させるために!!
    できる できるぞ! レプリロイドだけの理想の世界・・・
    僕が全てを支配する すばらしい世界が!」



???「・・・ス・・・・・・エッ・・・ス・・・・・・エックス」

眠りについたエックスの頭を聞き覚えのある声が響きわたる。

???「目を覚ませ エックス 今は・・・お前しかいないんだ
     お前が戦わなければ 誰が戦う?
     はやく目を覚ますんだ!エックス!」

サイレンの音がエックスの耳に入った。
エイリア「・・・クス・・・エックス!おきて!巨大なメカニロイドがあばれているの!」
エイリアの声でおきるエックス。
エイリア「詳しい事は後よ 現場に急行して!」

エックスはすぐ現場に急行した。

エイリア「このエリアのメカニロイドは ほぼイレギュラー化してるわ。
     久しぶりの戦闘だから 気をつけて!エックス!」
エックス「アーマーもセイバーもあるから大丈夫さ。」
エイリア「ファルコンアーマーは 急いで復活させたから
     ダッシュ機能とか不完全なの」
エックス「了解
      とにかくメカニロイドを止めてみせる」
エイリア「そうね
     さきにある 廃墟の入り口まで急いで!」

廃墟をつき進むエックス。
エックスはそこで傷ついた仲間のハンターたちをみつける。
エックス「お前達!大丈夫か?」
ハンター達「この先に お 大型のメカニロイドが・・・
       電波障害がはっせいして いきなり 暴れはじめて・・・
       不覚にも傷を負ってしまいました・・・」
エックス「あとは俺が調べる
     お前達はハンターベースにもどるんだ。」
ハンター達「わかりました
       なにかにとりつかれたように別物になっています
       気をつけて・・・」

その先にはやはりメカニロイドが暴れていた。
エックスはメカニロイドと戦った。
そして、エックスはメカニロイドをとどめをさそうとする。
その時、ゼロらしき人物がそのメカニロイドにとどめをさしたのだ。

エイリア「ゼ・・・ ゼロ!?」

そこに一体のロボットがあらわれる。
??「やはりゼロの仕業だったか」
エックス「だれだっ おまえは!?」
??「ハイマックス・・・ そうよばれている
    ゼロナイトメアを 調べに来た」
エックス「なんだって!ゼロナイトメアだと!?」
ハイマックス「お前らの 目的はなんだ?
        ゼロナイトメアを使って何を企んでいる?」
エックス「こっちが聞きたいくらいだ
     あのゼロは一体?」
ハイマックス「お前らは 危険だ・・・
        処分する」

エックスとハイマックスの戦いがはじまる。
しかし、エックスの攻撃はハイマックスに全く効いてない。

ハイマックス「イレギュラーハンター・・・
        そんなものか
        ゼロナイトメアは俺たちが処分する
        お前らはジャマだ
        手出しするな」
去っていくハイマックス。

エックス「くっ ダメージをまったく 与えられなかった・・・
     ハイマックスにゼロ・・・
     ナイト・・・メア・・・
     そういえば さっき俺は ゼロの夢を?
     一体何が おこっているんだ?」



謎の研究者アイゾックが地球上の全てのレプリロイドに演説していた。

アイゾック「地球上に残ったレプリロイドの諸君!
      すでに知っておると思うが今各地で不可解な現象が起きている
      われわれは その現象を「ナイトメア」とよぶ事にした
      それは 人間でいうところの「夢」・・・いや
      「悪夢」に似た幻を レプリロイドに見せる事によって 混乱させ
      ひどいときには 暴走をはじめたり 自らを デリートしてしまう事もある
      さきのスペースコロニー落下事故により
      地上に 残されたレプリロイドも 人間も後わずか・・・
      もうこれ以上 犠牲を出す事はできない!
      今度こそ 地球存亡の危機に 関わるであろう
      そこで 事態を重く見た我々は ナイトメア現象の謎を 解明すべく
      疑いのある 8つの エリアに調査員を送り込んだ
      なにせ ナイトメア現象は・・・
      あの名をはせたイレギュラーハンターゼロ・・・
      彼の亡霊が 原因である と言う 情報もある」

エックス「なんだって!? 勝手な事を!」
エイリア「まって エックス 最後まで聞きましょう!」
エックス「ぐっ・・・・・」

アイゾック「さて・・・ここで 有志を募るとしよう!
      われわれと志を共にする者達よ 力を貸してもらいたい!
      この8人の調査員のもとに集え!
      我々の目的は ナイトメアの撲滅。
      そして ゼロの亡霊を 消す事である
      未来のために 来たれここに!!
      なお このハイマックスが 調査員の リーダーとして 参加しておる
      我らのところに来れば 身の安全は 保障しよう。
      イレギュラーハンターもレプリフォースも今や 壊滅状態
      未来は 我らと共に 自らの力で 守ろうではないか!
      待っているぞ!諸君!」

エックス「・・・ふ ふざけてる!
     ゼロの事をそんな風に・・・
     みんなを救うために ゼロは 命をかけて戦ったのに!」
エイリア「今は何を いわれても しょうがないわ
     事実 ゼロの姿をしたナイトメアが 目の前に現れたのよ
     私たちも調査する必要があるわね ナイトメアの正体を
     今は アイゾックやハイマックスのことは 放っておきましょう」

エックス「疑いのあるエリアって 言ってたけど 一体どんなところなんだ?
     調べられないか? エイリア」
エイリア「・・・・・・だめだわ 激しい電波障害が 起こっていて
     ここからでは 調べる事が できないわ」
エックス「なら 乗り込むしかないな
     直接 ナイトメアに触れる事ができるかもしれないし
     さっきの調査員って 言うのも気になるしな」
シグナス「ナイトメアか・・・危険がともなう 任務になりそうだが
      正体を突き止め 被害を最小限におさえなければならない!
      ヤツが言っていたように これ以上 レプリロイドを失う事は ゆるされないからな・・・
      エックス とりあえず 一度戻ってくるんだ」
エックス「了解 直ちに戻る」

エックスはハンターベースに帰還した。
シグナス「我々はこれからナイトメアの実体をつきとめるべく
      アイゾック達が送り出した8体の調査員のいるエリアに乗り込む
      しかし 今のイレギュラーハンターの状況からして
      このミッションを実行できるのは・・・ エックス・・・お前だけだ
      ゼロもいない今頼れるのはお前だけ
      やれるか?エックス」
エックス「やるよ ゼロナイトメアを自分の目で確かめないと気がすまない!」
エイリア「たった今ナイトメアエリアと調査員のデータがわかったわ
     でもナイトメアエリアは電波障害で詳しい状況がわからないわ」
エックス「いいさ 自分の目で確かめるさ」
シグナス「エックス 気をつけてな。」

ゼロなき今、エックスの危険なミッションがはじまった。

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