ロックマンX4のオープニング(エックス編)
西暦21XX年。
人間的思考をもったレプリロイドと人間が共存し、繁栄している世界。
この世界には、2つの大きな組織があった。
電子頭脳に故障をきたしたレプリロイドを処理するための「イレギュラーハンター」と
大規模な災害時に迅速な対応をするために設置されたレプリロイドだけの軍隊
「レプリフォース」である。
両者はこれまでおたがいに助けあい、協力しながら、それぞれの任務を行っていた。
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ある嵐の夜―――
レプリフォース総司令官ジェネラルの館に、マントに身を包んだ謎のレプリロイドが訪れていた。
???「イレギュラーハンターは人間に尻尾を振って、
人間に危害を加えるという理由で多くのレプリロイドを始末している。
危険だとは思わんか?」
ジェネラル「………。」
???「やられる前にやれ!
ジェネラル、お前にはヤツラを倒すだけの強大な力がある!」
ジェネラル「…お引取り願おう。」
???「…!!」
ジェネラルは冷ややかに相手を見据える。
ジェネラル「人間を裏切る事はできん。
帰れ!!
二度とワシの前に姿を見せるな!!」
???「…まあいい。じきに考えも変わる…。」
笑いながら去っていく謎のレプリロイドを、ジェネラルは疑わしげに見つめていた。
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イレギュラーハンター司令部
『ポイント5567において、イレギュラー発生。
イレギュラーは、最新の兵器でスカイラグーンを占拠!
この軍隊はレプリフォースと思われる!』
エックス「わかりました。
ただちに出撃します!」
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戦うことに疑問を抱きながらも、平和のため再び戦いに赴くエックス。
そんなエックスを狙う者とは…?
イレギュラーハンター・エックスの孤独な戦いが始まる―――