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女性:エージ・モンスター協会にようこそ。こちらにお名前をお願いします。

*ここでは仮に「ジン」と名づけました。

女性:ジン様ですね。AGIMA会長からお話は伺っております。会長が参りますので、しばらくお待ちください……。
会長:お待たせいたしました!ジン様、遠いところ、わざわざありうがとうございます。わたくしがAGIMA会長マードックでございます。早速本題ですが……。今回……ジン様にこのエージ島までわざわざ来ていただいたのは、ジン様に特別な依頼があってのことなのです。これまでのジン様の数々の実績、モンスターブリーダーとしての多くの経験、名実共にトップブリーダーといっても過言ではないでしょう。依頼というのは……ジン様のお力で、とある貧乏ファームを立て直していただきたいのです。突然のことで戸惑っておられるやもしれませんが、この話、引き受けて下さいますでしょうか?ありがとうございます。ファームの主人どももジン様のお越しを……それはそれはお待ちしておりました。それでは、そのファームへご案内いたします……。

*ファームにて。

アロマ:はーい!どなたですか?あっ!こんにちは!マードックさん。あれ……後ろの人は……?あっ!ひょっとして……。
ゼスト:どうした、アロマ?ああ……こんにちはマードックさん。……で、アロマは何を騒いでいるんだい?
アロマ:お兄ちゃん!ほら!例の!ジンさんっ!ジンさんがうちに来てくれたんだよ!
会長:うむ……。ではジンさん、ご紹介いたしましょう。このファームの経営者……アロマとゼストです。二人は両親が既に先立ってしまい……今や二人きりなのです。二人とも、よく聞いてくれ。ジンさんが君たちの依頼を受けてくれるそうだ。よかったな!
ゼスト:本当ですか?
アロマ:やったーーーーーーー!ジンさんありがとー!
ゼスト:こらっ、アロマ!失礼だぞっ!……失礼しました。お恥ずかしいとこですが、わたしたちのファームは、この通り、荒れ果てています。モンスターを育てる環境として万全とはいえません。日々の食事さえ、満足に与えることが出来ない……そんな有様なのです……。それでもこのファームのブリーダーに……なていただけま……。
アロマ:ちょっとお兄ちゃん!余計なことはいいの!ジンさん、ぜひ!よろしくお願いしまーす!ほーら!お兄ちゃんもグズグズしないで!
ゼスト:おいおい!?アロマ!……まったく、返事も聞かないうちに……。
会長:では、わたしはこれで……。ジンさん……二人をお願いします。アロマもゼストもしっかりやるんだぞ。
ゼスト:はい、マードックさん。今日は色々とありがとうございました。
アロマ:それじゃあ、早速タウンで準備しよ!

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