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風の伝説ザナドゥ2のオープニング


喪失の神話がある…

かつて先駆者と呼ばれる者によって世界は創造された。
先駆者はこの世界を去るときに、二人の神を残した。
破壊神ルーゴンと女神イシュタルである。
イシュタルは創造と平和を司ることで、人間の進化のスピードを穏やかにし、
ルーゴンは破壊と混迷を司ることで、停滞しがちな進化を加速させた。

あるときルーゴンがイシュタルに戦いを仕掛けてきた。
何故ルーゴンが自分に戦いを仕掛けてきたのか、イシュタルには分からなかった。
二人の神は表裏一体、対極の存在であり、イシュタルの死はルーゴンの死を
意味していたのだから。

世界は混乱を極めた。
ルーゴンには闇の力があったが、イシュタルの光の力もまた強く、
永劫に続くかと思われた戦いはイシュタルの勝利によって幕を閉じた。

こうして世界は安定した。
しかし想像を絶する戦いの傷跡は大きく、裂けた大地はイシュタルの創造の力を
もってしても元に戻すことは出来なかった。

しかしルーゴンが滅んだわけではない。
イシュタルが生きていることは、
ルーゴンもまた生きていることを示しているのだから。

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千年の時を経て復活した邪竜ダルダンディス。
力の恩恵と共に人間を支配してきたクレーネ・ジュエル。
二つの強大な敵を倒してから、三年の時が流れた。

魔法の力を失ったものの、イシュタリアは次第に復興しつつあった。
アリオスは部下のダイモスと共に、モンスターの残党から人々を守り続ける
戦いを続けていた。
ある日イシュタリアの王都へ赴いたアリオスはかつての仲間リュコスが
新大陸へ旅立ったまま行方不明だということを知らされる。
リュコスの安否を確かめるため、アリオスはダイモスと新大陸へと旅立つ。
そこでアリオスを待っているものは…。


イシュタルとは?
ソフィアに秘められた真実とは?
今すべての謎が解き明かされようとしている…。

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