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カメオ:エレメンツ オブ パワーのオープニング


エルフは我々を支配しようと企んでいる。奴らの魔術にだまされるな。
魔術が使えることがそんなにえらいか? 大事なのは...最高の技術と強さだけだ。
エルフの支配下に置かれるくらいなら、死んだ方がましだ。

トロールの王、ソーン


(雲上の大地に暮らしている平和なエルフ族の姿が映る。
 高齢の魔術師オルソが、マジックブックから語り手となり物語を語る。)


オルソ
「雲の上の平和な王国に、伝説の変身魔術を授かった少女カメオがいた。
 だが、嫉妬深い姉カルスが邪悪な過去を蘇らせ、トロール対エルフの太古の戦いが再燃す。」

(封印されている巨大な像の石化をカルスが解く。それは太古のトロール族の親玉ソーンだった。
 かつての脅威だったソーンが蘇り、トロール軍団がエルフの王国に攻め込む)


オルソ
「エルフ王族が捕らえられた今、カメオこそが唯一の希望。」

(カルスによってエルフ王族が攻撃され、
 カメオはこのエルフ王族救出のため敵の本拠地ソーンの城に向かう)


オルソ
「よく聞け、カメオ。お前にはエレメンタルモンスターに変身する魔術がある。
 その魔術を使って、城の頂上まで辿り着き、家族を救い出すのじゃ。
 チラに変身すれば氷の城壁など屁でもない。」

(城に到着したカメオは氷のモンスター「チラ」に変身し、城の壁を難なく攻略する。
 不法侵入者を見つけたトロールの兵隊がレッドドラゴンに乗ってやってきた。
 トロールたちはここで後ろからうるさく指示する自分たちの上官らしき人物を
 なんと叩き落してしまう。叩き落されたこのトロールはなぜかドラゴンに食われてます。)


オルソ
「さあ、パメルウィードに変身して、得意のパンチをお見舞してやれ!」

(植物のモンスター「パメルウィード」でトロールと戦う。ジャブやアッパーで全滅させよう)

オルソ
「ふむ。メイジャールインに変身すれば、斜面を登れるじゃろう。
 この城を制圧するには、うってつけのモンスターじゃ!」

(アルマジロのモンスター「メイジャールイン」は力を溜めた回転攻撃で斜面も上れる)

(砦を登り、頂上でボスと対決し、家族を救出しようとするが
 待ち構えていたソーンにぶっ飛ばされ、エレメンタルモンスターを全て失ってしまう)

愚かな私の家族は、カメオの影に隠れてしまった私を救おうとしなかった。
叫んでも叫んでも気に留めてくれなかった。
あと数日でエレメンタルパワーは私のものになる! 思い知るがいい...私をコケにした罰よ!

カルスの日記



(カメオが目を覚ました場所は、ローブを着たトカゲのいる館の中だった)

ローブを着たトカゲ
「やっとお目覚めかい?」

カメオ
「ここ...ここはどこ?」

ローブを着たトカゲ
「城の兵士たちに打ちのめされて弱っていたお前を、あたしが助けたんだよ。
 あらゆる魔術と技とを駆使して死の淵から呼び戻してやったんだ。
 あたしが誰か知ってるかい? お嬢ちゃん?」

カメオ
「子ども扱いしないで...知ってるわ。あなたはミスティック...私たち、エルフの助言者ね。」

ローブを着たトカゲ(ミスティック)
「その通り。さて、お前はなぜマジックブックも持たずに、敵の城に乗り込んだのだ?」

カメオ
「私には古い書物が蘇るのをじっと待ってる時間なんてなかったのよ。」

ミスティック
「お前とマジックブックの距離が遠くなればどうなる? お前の魔力は弱まり、
 エレメンタルモンスターに及ぼす力さえも弱まってしまうのだよ。知らなかったのかい?」

カメオ
「家族がトロールの軍勢にさらわれるのを黙って見てろって言うの?
 私はただみんなを救おうとしただけなのよ。」

ミスティック
「その結果、お前は母親から受け継いだエレメンタルモンスターすべてを失った。」

カメオ
「結局なにもできなかった。おばさまたちを苦しめているカルスを止めようとしたけど、
 あっという間にトロールの大軍に捕らえられて...」

ミスティック
「トロールの大軍? 本当なら大変なことだ。
 トロールの軍を動かせるのはソーンだけ。誰かがソーンを目覚めさせたのだ。」

カメオ
「カルスだわ! どうして、お姉さまは私たちを裏切ったの?」

ミスティック
「魔力が欲しいからさ。ソーンを味方につけ、望むものを手に入れるつもりだろう。」

カメオ
「そんなことさせない。王国を守るためならなんでもするわ。
 でも...エレメンタルモンスターがいなければ私に勝ち目はないってこと?」

ミスティック
「望みを捨てるな。
 まずは魔術師オルソに会って、お前がマジックブックの持ち主に相応しいことを証明するんだ。
 失敗は許されないよ。あたし...じゃなくてお前には、あのマジックブックが必要なんだ。
 すべてを元どおりにして平和を取り戻すんだろ?」

カメオ
「必ず成功させるわ。ミスティック。」

ミスティック
「よろしい。トレーナーよ、さあ入ってよいぞ。」

トレーナー
「一緒に来い。オルソの所へ案内する。」

ミスティック
「行け! 時間を無駄にするな。」

魔術と呼ばれるあらゆる現象はニセモノにすぎない。我々の技術こそが世界を制するのだ。
トロールの王こそが完全なる支配者となる。トロール以外は虫けら同然だ。

トロールの王、ソーン


マジックブック(オルソ)
「残念だが、カメオは未熟すぎて、わしの相棒はつとまらん。
 まだ準備不足だと教えてやったのに、せっかくの助言にも耳を貸さず、危うく殺されかけた。」

トレーナー
「カメオには他にはない可能性があるはずだ。
 見限る前に、せめてオレに彼女の能力訓練を任せてくれ。」

(本格的なカメオの冒険がスタートする。まずはトレーニングをこなして
 基本的なエレメンタルモンスターを取り戻すことから始まる…。)

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