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がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり
オープニング

時は江戸時代。ここは江戸のはぐれ町…
店主「ざけんな!てめえら!とっとと出ていきやがれ!」
飯屋から怒鳴り声が聞こえたかと思うと、
おなじみ義賊ゴエモンとフンドシ一丁の正義の忍者エビス丸が飛び出て行った。
店主「2どと来るな!バッキャロー!!」

ゴエモン「エビス丸!てめえ!なんでいきなりハダカになりやがるんでぃ!」
エビス丸「このわてのみわくのダンスで…おかんじょうまけてもらおうとおもったんでっけど…」
ゴエモン「てめえが、んなことするから…あの店、おいだされちまったじゃねえか!」
エビス丸「あの人には、わてのうつくしさが…ぜ〜んぜん、わかりまへんのや……」
ゴエモン「まったく、おめえって、やつは…」
だがその時、謎の地響きが起こる
ゴエモン「な、なんでぃ!いったい……」
エビス丸「ほに?」
次の瞬間、桃の形をした巨大な戦艦がはぐれ町の上空を飛び去って行った。
ゴエモン「なんだ!いまの、でっけ〜のは!!」
エビス丸「ゴエモンはん、あれのとんでった方向って、
     大江戸城(おおえどじょう)の方と、ちゃいまっか…」
エビス丸の言う通り、戦艦は大江戸城の近くまで接近した。
その戦艦の中では…
バロン「もくてきちにとうちゃくしたザマス!」
なぞの男「ふん!てはじめに、この城から、やってしまえ!」
なぞの女「オーホホホホホホホホホホホホホホホホホホ」
戦艦から謎の光線が大江戸城に向けて発射される。
大江戸城では…相変わらずとのさまとゆき姫とそのペットのクロベエが平和に浸っていた。
とのさま「ほっほっほっ…いやはや、へいわよの〜」
ゆきひめ「あら?外がさわがしいですわ」
ゆきひめがそう言い切る前に、はげしい光が大江戸城を包み込み、
なんと、大江戸城は、へんてこなお城に改造されてしまった。
とのさま「どっしぇ〜」
再び戦艦内部
なぞの男「この調子でわが、けいかくを…フッハハハハハハハハハハハハハハハ!」
そして桃型の戦艦はどこかへ飛び去って行ってしまった。
ゴエモン「お、大江戸城が…」
エビス丸「また、おとのさんのところでっか。いつもながら、たいへんでんな〜」
ゴエモン「とにかく、こうしちゃいられねえ!行くぜ!エビス丸っ!!」
大江戸城へと急ごうとするゴエモンだが、それをエビス丸が呼び止める。
エビス丸「ちょ、ちょっとゴエモンはん、まって〜な!わて、こんなカッコウのままでんがな!
     いっぺん、家にかえってきがえてきますさかい…」
ゴエモン「おい、おい…まったく、しょ〜がねぇな…」

こうしてゴエモン達の旅が再び幕を開けるのでした…

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