−30世紀−
クリスタル・トーキョー
30世紀の天文学者が、太陽系に接近する巨大な彗星を発見した。
人々の間では、巨大彗星の接近に沸き、ブームが巻き起こった。
だが……。
同時に原因不明の疫病が広まり……何人かの少年少女が忽然と姿を消した。
苦しむ人々のために、ネオ・クイーンセレニティは幻の銀水晶に祈りを捧げた。
うさぎ「行ってきまーす!」
少年「姉さん!彼女だ!」
シン「ふふ……。確かに今なら変えられそうだわ。これで私たちの思い通りね」
少年「ボクも彼女と一緒になれるかな?」
シン「運命が変わればどうにでもなるわ。そう……私たちにはアプスー様がついてる」
少年「運命が変わる……。プリンセス……ボクもやる気が出てきたよ」
うさぎ「どうしたの?ちびうさ」
ちびうさ「何だか胸騒ぎがした」
うさぎ「またまたあ。胸キュンの間違いじゃないの?ちびうさもボーイフレンドが欲しい年頃だもんね。でも……まもちゃんは駄目よ!!」
ちびうさ「……ばーか。そんなんじゃないもん。ねえ、うさぎ……。もう悪い奴らが襲ってきたりしないよね。みんなで仲良く暮らせるよね」
うさぎ「あったりまえじゃない!この平和はずーっと続くわ。たとえ悪い奴が襲ってきたとしても!このセーラームーンが……月に代わっておしおきよ!」