パワプロクンポケット５
オープニング
（※主人公の名前は、タカ坊にしています）
（赤髪の青年が多くの報道陣に囲まれ、取材を受けていた）
俺はスター選手の小杉 優作。（こすぎ ゆうさく）
去年は新人王を取ったし、
入団２年目の今年も絶好調だ。
今日も試合で大活躍。
今もこうして記者達に囲まれて
困っている。
（一方別の場所では、パワポケ２に登場した凡田と悪そうな顔の男が言い争いをしていました）
凡田：タカ坊くん〜、今からミーティングでやんすよ。
タカ坊：うるせえな！そんなメンドクサイものに俺は参加しねえんだよ。
凡田：ええ〜？！クビになってしまうでやんすよぉー！
タカ坊：なんなんだよ、ついてくんなよぉー！ふん、どうせ俺ぁ、お荷物選手だよっ！
（タタタタタッ…）
（報道陣を後に立ち去る小杉）
小杉：じゃ、ボクはこれで。今からテレビ局に行かなくちゃダメなんです。
（タッタッタッタ…）
（ドガッ！）
（なんと！小杉はさきほどのタカ坊と言う男とぶつかってしまいました！）
タカ坊：あっ？！
小杉：うわあっ？！
…………。
…くん、…タカ坊くん。
（謎の声に目を覚ます小杉。目の前には凡田がいるが、何故か奥のテレビには自分の姿が…）
小杉？：ん？な、なんだ？（誰だ、こいつ…）
凡田：あ、気がついたでやんすね。
小杉？：えーと…君は誰だい？
凡田：なに言ってるんでやんす。オイラ、凡田でやんすよ。
小杉？：へ？…凡田？あれ、俺がテレビに出てる…
凡田：あれはジャイアンツの小杉でやんすよ！
（目覚めたのはタカ坊だった。が、さきほどのタカ坊とは明らかに様子が違うようだ）
タカ坊：え？小杉は俺じゃあ…？
凡田：なに言ってるんでやんすか？！あんたは、万年二軍でモグラーズのお荷物選手のタカ坊君でやんすよ！
タカ坊：は？お、俺は…小杉…だろ？
凡田：まだ言うでやんすか！あそこのカガミで自分の顔を見てくるでやんす！
（鏡に映っている自分の姿を見て絶望する小杉…もといタカ坊）
タカ坊：え？えええ――！？誰だよ、こいつ―？！これ、俺の顔…？ウソだろー！！俺は小杉だろー？！俺はスターなんだー！
凡田：はいはい、そのくらいにするでやんす。さあ、元気になったんだからバカなことを言ってないで、さっさと退院するでやんす。
（貧乏球団モグラーズのお荷物選手と心が入れ代わってしまった小杉！）
（一方小杉の体は……？？）
（はたして、元の体に戻ることはできるのだろうか？！）