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パワプロクンポケット11
オープニング

(とあるニュース番組にて)
アナウンサー:さあ、今日からプロ野球の開幕です。今シーズンの話題は、なんといっても、新球団ナマーズの参入でしょう!
(上画面には、ジャジメントナマーズというバットを持ったナマズがシンボルマークの球団が表示される)

アナウンサー:スーパーなどで日本でもおなじみのジャジメントグループが経営するこの球団は、今年、いかなる戦いを見せてくれるのでしょうか。
(上画面には、パワポケ2に登場した元モグラーズ1軍監督の野々村監督がインタビューに応じている)
アナウンサー:監督の野々村さんによれば、今年は選手育成に重点を置きつつ、上位もねらっていくとの事ですが…オープン戦の結果は最下位。戦力的にはきびしいようですね。

(そのころ……
 新球団ナマーズの二軍練習球場)

(一生懸命素振りの練習をしている青年がいる。今回の主人公だ)
(大きなメガネをつけた青年…主人公の同僚の具田くんが話しかけてきます)
具田:がんばるでやんすねえ〜。まだ練習を続けるんでやんすか?
主人公:ああ、そのつもりだよ。
具田:練習のしすぎは逆効果でやんす。それに、そんなにあせらなくても、ウチのチームは選手層が薄いから、大丈夫だと思うでやんすけどね。
主人公:いや、なんとかして今年中に一軍へ上がりたいんだ。
具田:まじめでやんすねえ。オイラは、お先に寮へ戻っているでやんす。
(具田くんが去った後、悩ましい顔になる主人公)
主人公:実は、誰にも言えない事なんだけど、今年中に一軍に上がれないと…俺、死んじゃうんだよなぁ……

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