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不思議のダンジョン2 風来のシレンのオープニング

       黄金のコンドルが棲むところ・・・
           そこには、幻の
          黄金郷があるという
          この黄金郷を求め
            旅を続ける、
          風来人と呼ばれる
            男達がいた

そして、その黄金郷こそが、テーブルマウンテンの頂上、
「太陽の大地」にあるという風を聞き、
いままでも多くの風来人たちが、挑戦してきた
しかし、到着できた者は、まだ誰もいない


             伝説の神鳥
            黄金のコンドル
          その黄金のコンドルが
         棲むところ・・・そこには、
             幻の黄金郷が
         存在すると伝えられている
         この伝説を求めはじめた頃、
       一人の若き風来人に出会った。
              名はシレン。
         友の遺志を受け継いでの
            旅ガラスだという
         コンビを組んで、はや半年。
       しょっちゅうケンカばかりだが・・・

道を歩いているシレン。
シレンの道具袋に入っていたコッパは外に飛び出す。
コッパ「よっこいせっと!
    おい、シレン!見てみろよ!
    こばみ谷だぜシレン。
    やっと、ここまで来たな。
    真ん中に、でっかい塔みたいな山が見えるだろ?
    あの頂上が、太陽の大地だ。
    さあ、行こうぜ。」
また歩き出すシレンとコッパ。

               おっと
          自己紹介が遅れちまった。
             オイラはコッパ
        今じゃ数少ない「語りイタチ」だ。
            シレンをこばみ谷に
           さそったのもこのオイラ。
             黄金郷のウワサを
              聞いたからさ。
           しかし、ここまで来るのは
              大変だったぜ。
            ま、オイラは袋の中で
            寝てるだけだったが・・・
                んっ?

後を見るコッパ。
シレンが後にいない。
前を見ると、自己紹介をしているコッパをよそにシレンは歩きつづけていた。
コッパ「あっ、オーイまってくれよーっ!」

夜がふけてきたので、粗末な小屋で一泊するシレンとコッパ。
コッパに起こされるシレン。
小屋から出る二人。

コッパ「お互い、よく寝たな。
    もう少しで渓谷の宿場だ。
    がんばって行こうぜ!相棒!」

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