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風来のシレンGB2 砂漠の魔城のオープニング

果てしなく広い砂漠をシレンとコッパは歩いていた。

コッパ「ううっ やっぱり まわりみち
    したほうが よかったのかなぁ・・・・・・。」
コッパ「うわっ!」
凄まじい砂嵐が砂漠に吹き荒れる。
コッパ「げほっ ぺっ ひでぇ 砂嵐・・・・・・。」
そのとき、シレンが倒れてしまう。
コッパ「おい・・・ シレン・・・しっかりしろよ。」
コッパ「おい・・・しっか・・・り・・・・・・。」
コッパも倒れてしまう。

砂嵐がやむが、シレンとコッパは倒れて砂に埋もれたままだった。
そこへ2人の怪しい影が迫る。

魔城竜兵「砂漠で いきだおれに なったものを 捕えたとの 報告があったが・・・
       どうだ?その後の 様子は?」
魔城兵「とくに かわりは。」
魔城竜兵「たいしたヤツではないと 思うが 念のためだ。しっかり 見張っとけよ。」
魔城兵「はっ!」
魔城兵の後ろの牢のなかにシレンとコッパが鎖につながれていた。
コッパ「こんなもん つけやがって・・・・・・
     あいつら なんなんだよ。ちくしょう。」
コッパは体を動かそうとするが身動きが取れない。
コッパ「ダメだ。とれやしねぇ。」

そのとき、突然、牢の中の壺が動く。
そこには隠し階段があった。そして、一人の女性がいた。
その女性はシレンとコッパの鎖を解いた。
*「はやく にげて・・・」
それだけいって、隠し階段に戻っていった。
コッパ「なんだろう・・・・・・
    あのコ・・・・・・。」
コッパ「・・・・・・とにかく ここから はやく 逃げた方が よさそうだな。シレン!」
シレンたちもまた隠し階段を下る。


               魔城の牢屋6F

出口をさがすシレンとコッパ。
コッパ「・・・・・。出口は どっちなんだろうな?・・・・・・。」
魔城兵「おっ! 牢屋から ぬけだしたヤツがいるぞ!!」
魔城兵の軍団が追いかけてくる。
魔城兵「つかまえろっ!!」
コッパ「うわぁっ!みつかっちまったよ。にげろ!」


               魔城の牢屋5F

魔城兵「いたぞっ!おい!あそこだ〜っ!」
ひとつ階段をおりて安心した つかの間 また魔城兵が追ってくる。
コッパ「わわわっ!まだ おってくるよ!


               魔城の牢屋4F

魔城強兵「おえ〜!ぜったい にがすな〜!!」
コッパ「ひえ〜っ! どんどん 逃げないとラチがあかねぇ〜!」

シレンは更に階段を下りる。そのころ・・・・・・
魔城強兵「ほうこくッ!
       ヤツら 3かいまで きてますぜ!
       このままじゃ にげられてしまいます!!」
魔城竜兵「ムム まずいな・・・・・・・。」
そこに一人のフードを深くかぶった男が現れる。
*「どうしたのだ?」
魔城竜兵「ハッ!
       じつは だっそうしゃが いるのですが・・・・・・
       コイツが また クセモノでして・・・・・。」
*「クセモノか・・・・・。
  りようする かちは ありそうだな・・・・・・。」
魔城竜兵「は?」
*「よいか。
  ワナを つかうのだ。
  ワナに かかったところを いっきに ほかくしろ。」
魔城竜兵「ハッ!!
       ねむりガスの通路に追い込むぞ!!」
魔城強兵「ハッ!!」


               魔城の牢屋3F

ワナは少量だったのでシレンはねむりガスのワナをさけて階段をおりることができた。


               魔城の牢屋2F

魔城竜兵「いたぞ〜! あそこだ〜!」
シレンはななめに移動しながら階段をおりた。


               魔城の牢屋1F

フードの男のもとに魔城竜兵が報告にきた。
魔城竜兵「ほうこくッ!
       だっそうしゃは 2かいを とっぱし とうとう1かいへ!
       こ このままだと 外に にげられてしまうっ!
       も もし・・・・・・
       にがしでもしたら・・・・・」
フードの男は魔城竜兵をにらみつけた。
魔城竜兵「わ わかっております! うわわわ〜〜〜〜!
       おえッ! ぜったいに つかまえるんだっ!!
       そうしないと オレたちが・・・・・・。」

シレンは無意味に大量に置かれたワナを全てさけて脱出する事ができた。

*「にげられてしまうか・・・・・・。
  うでのたつ男は なるべく りようしたかったが・・・・・・。
  まあ よい。
  もうひとり いる。
  あの男に かけてみるか・・・・・・・。」


シレンはやっと太陽を眺めることができた。
魔城をみあげるシレン。コッパはふと横を向く。
コッパ「あれ? あそこに みえるの 町じゃないか?
     あそこまで 行けば にげきれるかもしれない。
     行こうぜ。シレン。」

シレンたちは町を目指し、新たな冒険が始まった。

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