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ファイナルファンタジー6のオープニング

魔大戦
すべてを焼きつくした、その戦いが
終わった時、世界から
「魔法」という力が消え去った

そして1000年・・・
鉄、火薬、蒸気機関
人々は機械の力を使い、世界を
よみがえらせた

今またここに、伝説となった
「魔法」の力を復活させ
その強大な武力によって
世界を支配しようとする者がいる・・・

人はまた
その過ちをくりかえそうとしているのか



魔導アーマーに乗った二人の帝国兵と魔導アーマーに乗った少女が
雪原の高地から炭鉱都市ナルシェを見ていた。
「あの都市か?
「魔大戦で氷づけになった1000年前の幻獣か・・・

「また、がせじゃねえのか?
「フム。
 だが、あれの使用許可がでるくらいだ
 かなり、確かな情報だろう。」

帝国兵が少女を見る。
「生まれながら魔導の力を持つ娘か・・・
 魔導アーマーに乗った兵士50人をたった3分で倒したとか・・・
 恐ろしい・・・」
「大丈夫。頭の飾りの力で思考は止まっているはずだ。
 俺たちの命令で思い通りに動く。

帝国兵は魔導アーマーの足を動かす。
「東からまわりこむ。行くぞ!」


3体の魔導アーマーは吹雪の中を進んだ。

3体の魔導アーマーはナルシェにたどりついた。

「この娘を先頭にして突っ込む
 ザコにはかまうな。行くぞ!」

ガードを蹴散らし、炭鉱を目指しナルシェを突き進む3人。

炭鉱にたどりつく3人。
「情報によれば 新たに掘った
 炭鉱から氷づけの幻獣が出てきたらしい・・・・・・
 ということは この奥か?」

さらに炭鉱を突き進む3人はガードが放ったユミールを撃破する。

そして
「これが・・・ 氷づけの幻獣?」
幻獣らしきものを発見する。

「おい!なにか様子が変だ?
 なにか不気味な・・・・・・!」
少女「・・・・・・」
氷づけになったモンスターは怪しげな光を放ちはじめた。
その光に消されてしまった2人の帝国兵。

少女「・・・ ・・・ ・・・」

少女は気を失っていた。

見知らぬ家の中で目をさます少女。
少女「ここは・・・」
老人「ほう・・・
    あやつりの輪が外れたばかりだというのに・・・」
少女「頭が・・・いたい・・・・・・」
老人は後から輪を取り出す。
老人「無理をするな。
    これは あやつりの輪。
    これをつけられればその者の思考は止まり
    人の意のままにうごくようになる。」
少女「何も思いだせない・・・」
老人「大丈夫。時間がたてば記憶も戻るはずじゃ。」
少女「・・・・・・・」

少女「わたし・・・
    名前は・・・ティナ・・・」
老人「ほう・・・ 強い精神力を持っておる。」

ガード「ここを開けろ!」
ガードが戸を叩いてどなる。
ガード「魔導アーマーに乗っていた娘を出せ!」

ガード「ここを開けるんだ!」
ガード「娘をだせ!」
ガード「そいつは帝国の手先だぞ!!」

ティナ「帝国・・・?魔導アーマー・・・?」
老人「とにかくここを出るんじゃ。
    わしが説明してもやつらは聞かんじゃろう。」
老人「こっちじゃ!」
老人が裏手口の扉にむかう。
老人「裏の炭鉱から逃げられるはず。
    ここは、わしが食い止める。
    さあ、早く!」

炭鉱を走るティナ。
しかし、ガード達から逃げている途中で気を失ってしまう。


その時、ティナの記憶が突然蘇る。
ケフカ「魔導の力を持つ娘か・・・
     ヒッヒッヒッ・・・
     この、あやつりの輪をつければ
     俺様の思うがままに動くのだあ!」
ティナにあやつりの輪をつけて笑うケフカ。

ガストラ「わがガストラ帝国は魔導の力を復活させた!
     選ばれた者のみが使うことができる神聖な力だ・・・」
ガストラ「いまこそ、わがガストラ帝国が世界を支配する時!!」
帝国兵「ウォー!!
帝国兵「ガストラ皇帝バンザーイ!!!」


ティナを逃がした後、老人は誰かを待っていた。
裏手口の戸が開き、一人の男が入ってくる。
老人「やっと来おったか。
    ところで、泥棒からは足をあらったのか?」
ロック「ど・ろ・ぼ・う?
    俺を呼ぶならトレジャーハンターといってくれ!」
老人「ハッハッハ!同じようなもんじゃろうが!」
ロック「ちっちっ!
    大違いだぜ!!」
ロック「ところで、この俺を呼び出したのは?」
老人「ふむ。実は、例の娘に会った。」
ロック「!?
    魔導の力を持つ娘のことか?」
老人「今は、この都市のガードに追われている・・・・・・
    この都市には、帝国に立ち向かうだけの力がある。
    だがその自治力の高さゆえにわれわれの地下組織リターナーにも
    加わろうとしない・・・
    娘は、帝国に操られているだけだという、
    わしの説得も聞こうとしない・・・」
ロック「わかった。その娘を助け出せばいいんだな。」
老人「フム。ひとまずはフィガロ国王のところへ。」

ロックはすぐにティナを助けに行く。

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