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オープニング
Presented by SEGA

(1枚絵連続・過去の魔女王動乱のシーン)

血まみれのつるぎをふりまわしながら、
英雄は叫びました

『怪物はどこへ行った?』
『どこへ行った!?』

…でも、怪物はいままさに
英雄によって倒されたばかり

そこで、集まった子供たちのうち
頭の良い子が進み出て
英雄を指差し、そして、言いました

『新しい怪物があらわれた!!』

『かつては、ただの愚者であったのに、
いまは、あたらしい怪物になってしまったのだ!』
……と………

(場面転換・現在、少女と老人)

では、よろしいのですな?

…公らに、母の手より救われたあの日以来…
ラーフ・ナルアヴァルの手紙は、私にとって心の支えとなってきました

存じております

ですが、当のナルアヴァルとの親交をめぐり
我が国論は、今まさに割れています……
国を離れるわけにはまいりません。

確かに王の責務は、個人の思いに、先んじるべきです
しかし本当にそれだけが理由だと?

……………
正直怖いのです。
ナルアヴァルは、残虐な歴史を積み重ねてきた民族………
その世継ぎが、本当に手紙通りの人物なのか…
…それに…私自身、彼とまみえる資格があるのか…

………記憶と言葉………
どちらもあやういものですな
……それでは出立いたします

…………

HUNDRED SWORD

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