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ファイナルファンタジー]Uのオープニング

オープニングムービー

前バレンディア歴706年 ダルマスカ王国 王都ラバナスタ

国民達はアーシェとラスラの結婚を心から喜んでいた

神父「大いなる父の名において汝らふたりを夫婦であるとみなす。恵深き神の祝福が汝らの行く道にとこしえにあらんことを―ファーラム」

誓いの口付けを交わす

兵士「この後アルケイディアが陸空双方から同時攻撃を開始すれば―」

バッシュ「ナブディスが落ちた!」

ラミナス国王「何!?」

ラスラ「父は!?」

バッシュ「わかりません、ラスラ様」

兵士「ナブディスが落ちたとなると―アルケイディア軍のダルマスカ侵攻を妨げるものは何もありません。やつらが国境に達するのは時間の問題です」

ラミナス国王「ではナルビナには―」

バッシュ「私が行こう!」

ラスラ「ご一緒させてください!」

出兵することに

ラミナス国王「ガルデアの加護をそなたらに」

ラスラ「ありがたき幸せ」

アーシェが心配そうに見つめる

ラスラは剣を取り雄叫びをあげる

ダルマスカ―ナブラディア国境付近 ナルビナ城塞

兵士達が激しい殺し合いを繰り広げている

バッシュ「ここは落ちます!撤退しますぞ!」

ラスラ「まだだ!まだ魔法障壁がある!」

戦いは一層激しさを増す

兵士「魔法障壁が!」

バッシュ「ここまでかっ!」

ラスラ「父の仇を!父の仇を!」

バッシュ「ラスラ様!」

敵の兵士が弓を射り同時にバッシュも弓を射る。敵の兵士に命中するもラスラにも命中した

飛空挺が墜落。ラスラは自ら矢を抜く。バッシュはラスラを抱え脱出を試みる

神父「汝の肉体は大いなる父の祝福を受け―大地へ戻らん。汝の魂は母なる女神のもと―安らぎの時を迎えん。ファーラム」

ラスラは戦死し、悲しみに包まれた

FINAL FANTASY ]U

ラスラ・ヘイオス・ナブラディア殿下の戦死はダルマスカ王国を見舞った悲劇のひとつにすぎなかった

王女アーシェ殿下の結婚がもたらした希望は失われ、ダルマスカは時代の荒波に呑まれようとしていた

東のアルケイディア帝国と西のロザリア帝国がイヴァリースの覇権を争う、戦乱の時代

アルケイディア帝国は西方進出の第一歩としてナブラディア王国を侵略

ラスラ殿下の祖国は業火のもとに滅び、ついでに帝国の侵略を受けたダルマスカも同じ運命をたどりつつあった

ナルビナ城塞における敗北で、ダルマスカは戦力の大半を失っていたのである

忠勇なるダルマスカ騎士団は反攻を試みたが圧倒的に優勢な帝国軍に抗し得るはずもなくほぼ全滅に追い込まれた

やがてアルケイディア帝国は和平案を提示。事実上の降伏勧告であった

わが旧友、ダルマスカ王ラミナス陛下はやむなく降伏を決断。和平協定に調印するため帝国軍占領下のナルビナ城塞へ向かった

だが、陛下が王都ラバナスタを発った直後、わずかに生き残ったダルマスカの騎士たちは不穏な情報を察知する

”和平協定調印式において国王暗殺の策動あり” ―ハルム・オンドーム4世「回順略」〈12章 落日の王国〉

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