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*共通オープニングと、四人の各主人公の固有オープニングがあります。




朝、太陽が水平線の向こうから顔を出し、海面に黄金色の光の絨毯を敷き詰める。
潮が夜のうちに砂浜の足跡を洗い流している。
波が体当たりをして砕け散り、全てを全てを飲み込もうとする。
一報、海の中では多くの種類の魚が元気よく泳ぎ回っている。




《一郎編OP》
ある日のこと、一郎の家に友達の広樹くんがやってきて……。
広樹:おーい一郎!
一郎:よう広樹!釣りの誘いに来たのか?
広樹:俺らぁこれから海のぬしを釣りに出掛けるんだ。
一郎:海のぬし?
広樹:海のぬしは体長4メートルもあるクロカジキという魚で、誰も釣り上げることが出来ないんだ。俺らぁ絶対釣り上げるつもりなんだ。じゃあな。
一郎:…………ム、ム、ム。ようし、海のぬしは俺らが釣り上げるぞ!
話を聞いた一郎も海のぬしを釣りに出掛けることにしました。

《真理編OP》
ある日のこと、真理は「優しい海のぬし」という本を読んでいました。
本:……サメに襲われて尾びれを噛み切られた友達のために、マンボウは尾びれを分けてあげました。それ以来マンボウは優しい海のぬしと呼ばれ、マンボウに出会うと願い事が叶うという伝説になりました。
話を読んだ真理は、海のぬしのマンボウに遭うために出掛けることにしました。

《勝洋編OP》
ある日のことダイレクトメールが届いた。
郵便屋:こんちは、手紙です。
勝洋:ご苦労様です。
手紙:
「海のぬしを求めて」
拝啓  釣り人は、誰しも大物を夢見ます。
私「海のぬし」がその夢を叶えます。
あなたの挑戦をお待ちしております。  敬具

勝洋:……………………釣るぞ。
手紙を読んだ勝洋は海のぬしを釣りに出掛けることにしました。

《好江編OP》
ある日のこと、ものしり婆さんが突然訪ねて来て……
婆さん:私は100歳になっても元気で物知りなのは、頭の良くなる料理を食べているからなんじゃ。好江さん、その料理を作ってもらえんじゃろか?
好江:料理なら私に任せてちょうだい。頭の良くなる料理って、どんな料理なの?
婆さん:海のぬしと呼ばれるでっかいクロマグロの頭を焼いた兜焼きとういう料理なんじゃ。
好江:………………作るわ。
話を聞いた好江は海のぬしと呼ばれるでっかいクロマグロのカブト焼きを作ることにしました。

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