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トゥルーラブストーリーのエンディング(春日 千晴)

【青空高校へ通う最後の日】
〜通学〜
主人公(この並木通りを青空高校へ通うのも今日で最後か。
あっという間の1ヶ月だったな)

〜教室(朝)〜
柳沢「いよいよ、今日で最後だな
主人公「柳沢。そうだな
柳沢「・・・・・・
主人公「・・・・・・
柳沢「おまえがいなくなるとつまらなくなるな
主人公「そんなもんかね
柳沢「まあ、転校先でもがんばれよ。じゃあな
主人公「ああ

〜教室(休み時間)〜
大須賀「聞いたぞ。おまえ転校するんだってな
主人公「ああ・・・
大須賀「水くせえな・・・俺に知らせてくれないとはな
主人公「悪いな
大須賀「ま、桂木綾音のことは俺にまかせろよ
主人公「おまえ、まだ諦めてなかったのか?
大須賀「あたりまえだろ、1回の失敗で諦めてたまるかよ
俺にはまだ時間があるからな、おまえと違ってな
主人公「・・・・・・
大須賀「じゃあな

〜教室or廊下or下駄箱前(放課後)〜
春日「(名字)くん!ウワサで聞いたんだけど、転校するって話、本当?
主人公「そうか・・・、知られちゃったか・・・
春日「本当なの?ウソでしょ?
主人公「いや・・・・、本当なんだ
春日「いつ?
主人公「・・・・・明日
春日「ええっ?そんな急に?
・・・・・・前から、わかってたの?
主人公「ごめん
春日「ど、どうして、教えてくれなかったの?
主人公「なかなか言い出せなくて・・・
春日「どうして?わたしが悲しむから?
・・・優しすぎて傷つくこともあるんだから!
主人公「春日さんっ!
(追いかけないと!)
とにかく探さなきゃ!

〜図書館〜
主人公(春日さんなら、きっとここにいるはずだ・・・)
春日「あ・・・、(名字)・・・くん・・・
主人公「やっぱり、ここにいると思ったよ

主人公「転校のこと黙ってて、ごめん
春日「・・・あやまることないわ。あなたの勝手だもの・・・
主人公「この気持ちを伝えるか、ずっと迷ってたんだけど・・・、
やはり聞いてほしい
春日「なによ

主人公「きみが好きだ。誰よりも好きだ
春日「え・・・・・・
主人公「転校していくぼくに言われても困ると思うけど・・・
春日「・・・そ、そんなことないわ
「わ、わたしも・・・、あなたのこと好き・・・
主人公「本当?
春日「ええ・・・

春日「(名字)くんの気持ち、とってもうれしい

春日「わたし、自分のこと堅苦しくて、おもしろ味がないってわかってた。
自分のこと、嫌いだった
だから、あなたのこと好きって気づいても、とても言い出せなかった・・・
でも、今なら言えるわ。あなたのことが好き!大好き!
わたし、あなたのおかげで自分が好きになれそう・・・
主人公「春日さん・・・
春日「あなたに出会えてよかった。あなたが好きになってよかった。
でも、離れてしまうのね・・・

主人公「・・・待っててほしい
春日「え?
主人公「卒業したら、ここへ戻ってくるから、それまで待っててほしい
春日「・・・本気なの?
主人公「もちろん
春日「うれしい・・・。待ってるわ、ずっと待ってる・・・

スタッフロール
エンディングテーマ『ひとりぼっちということ』
歌:菊池 志穂

・・・あれから半年。
新しい学校の生活は青空高校での生活とほとんど変わらない、
友達の顔が変わったことと春日さんがいないことを除けば。
離れてみて、彼女の存在の大きさに改めて気づく。
彼女のそばにずっといたいと思うが、今のぼくでは・・・。

でも、離れてよかったと思えることもある。
離れ離れになったことで、お互いの気持ちが強く近づいたと思う。
そして、再び会う時が楽しみに感じられる。
今は、電話で話したり、手紙のやりとりしかできないが、
卒業すればずっと彼女といっしょだ。その時まで・・・。

〜手紙〜
元気?
新しい学校はどう?
ちゃんと校則守ってる?
わたしが見てないからって、違反は許さないわよ。
ちゃんと卒業して、約束通り、ここへ帰って来るんだから。
ところで、就職するか進学するか決めた?
のんびりしたあなたでも、そろそろ決めなきゃね。
できれば同じ大学へいって、いっしょに学びたいけど、無理は言わないわ。
そばにいられるだけでいいもの。
それじゃあね。連絡待ってるから。

千晴より

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