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>ネガティブネスト最奥・虚飾の間

ゲーデ:ディセンダー。ここまで来るとはな……。いいさ、消してやる……。世界中の守り手……お前を倒せば、この世界は滅びるんだろ。すべて、みんな……滅びる。共倒れ……、それもいいさ。どちらにしろ、この世界は滅びる。負は生み出され、世界は自滅の道を辿る。俺は世界中には戻らない。くそ……、渇く……。来いよ、ディセンダー。お前を壊してやる……。
ゲーデ:渇くんだ……。満たされないんだ。壊しても壊しても、壊し足りないんだ!お前を砕いて、世界を滅してやる!そして、俺の苦しみもこれで終わりだ!
ニアタ:捨て鉢か……。ディセンダーよ、そなたの心、臆せず奴にぶつけろ。それが……、世界中の想いとなるだろう。
ゲーデ:さあ……、来い!!ディセンダー!!

>ゲーデ戦

ゲーデ:痛い……いたいぃッ!!憎い、怖い……、痛い……。憎い、怖い……、いやだ、俺は……、まだ憎いのか、まだ憎み足りないのか。まだ欲しがるのか、怒りたいのか。ああ、あぁぁ……っ!!
ゲーデ:来るな……来るなよ、ディセンダー。来るなぁぁぁ!!ひッ……、わからないんだ……。何が憎いのかも……。何が悲しいのか、何が怖いのか……。痛い、痛い、押しつぶされる!こんな思いは嫌だぁぁ!!憎まなければ……、憎まないと……俺で……なくなってしまう……のに……。
ニアタ:負、そのものの苦しみか。だが、……自分自身を拒絶してはならぬ。

>ゲーデの姿が変貌する。

ニアタ:あれは……!自らを閉ざしてしまったのか……。聞け、ディセンダーよ。ゲーデにあるのは、「無関心」。何ものも拒み、永遠の停滞を招く。それは負よりも厄介なものだ。
ニアタ:ディセンダー、叫べ。ヤツの名を。よいか、この世に「無」などないのだ!奴がどんなに立ち止まろうと、その心を突き動かしてやれ!そなたの戦いは、奴に自分自身を思い出させ、自分自身を受け入れさせることだ!

>ラストバトル

ゲーデ:……うっ、……うううぅぅぅぅぅ。
ニアタ:負が流れ始めた。
ゲーデ:うわぁぁぁぁ!!
ニアタ:行くのかね?ディセンダー。わかった、皆にはそう伝えよう。行くがよい。



>バンエルディア号の甲板

カノンノ:……ニアタ、信じていればいいんだよね。
ニアタ:そうだ。ディセンダーを信じなさい。

>負が消える。

ニアタ:人々は喜びや安らぎだけでなく、怒りや悲しみをも共に歩んできた。それらは、抑圧すべきものではない。ごく自然に受け入れるべき感情なのだ。たとえ不快であろうとも、それは自分の心の一部なのだ。感情を否定することは、自分自身を否定することに他ならない。深いな感情も、自分の一部として付き合っていくのだ。一人ひとり、それらに向き合っていれば、負は正しく生まれ変わるだろう。悲しみや憎しみはつらいものだ。だが、人は一人ではない。近しき者と互いに手を取り合える。そうして皆と、痛みと喜びをわかちあっていくのだ…。
カノンノ:ゲーデは?変われる?
ニアタ:あのディセンダーがしっかり向き合った。あの者がゲーデをどうするのか。どうしてあげればいいか、判っているはずだよ。
カノンノ:うん……そうだね。あのヒトなら……、きっと…。『一緒に輝こう』って、『一緒に手をつないで行こう』って、ゲーデに言える。今頃きっと、そう言ってるはずだよ。きっと……。

>世界に大量のマナが降り注ぐ。

>EDアニメとスタッフロール

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