このエンディングはエレノアがいない状態でシャヘルを倒した場合のいわゆるCエンディングです。
※聖魔シャヘル撃破後。
シャヘル「・・・神よ、貴方はまた、私をお見捨てになるのか・・・我が声はもうとどかぬのか?
わの忌まわしきオウガバトルのときも、私は御身のために、
何ものをも惜しむことなく戦い続けたというのに・・・!!」
アルフォンス「黒き存在となったお前に、帰る場所などない。
神の愛、とどかぬ闇の住人にとって死とは無。お前はもう天界に戻ることはできない。
お前の道は二つに一つ。神の創ったあの宮殿のなかで永遠に生きるか。完全なる消滅か・・・。」
シャヘル「また、あの冷たき暗闇へ還るくらいなら・・・いっそこの世界ごと・・・!」
アルフォンス
「やめるんだッ!!」
シャヘル「あきらめよ…もう、逃れられぬ。まもなくこの世界は塵と消えよう。
叶わぬ・・・夢だったのだ。神が私を愛することなど万に一つもありはしなかったのに・・・。
神が私に仰ったのは、人間のために戦い、人間のために死せよということだけ・・・」
アルフォンス「お前は・・・今も神を求めているのか?」
シャヘル「フッ・・・愚かなのは我が心。そう、私は神を愛している。
いまも変わることなく、狂おしいほどに、その光輝く存在に焦がれている。
もう・・・時間がない・・・。すべてが、うつろい始めた・・・これが・・・完全なる死?」
少年よ、私とともに消えようではないか。永遠の無へと。存在した記憶さえも消滅する。
死こそ、すべての安らぎ・・・」
ああ・・・愛するかた・・・貴方のお側に・・・
実子レクトールの死を知ったフェーリス公が、
騎士団本体の島への上陸を決定したその日
島の北西部、ウルトゥル山脈、
トゥルドゥス山脈の雪原地帯を中心に、
小さな地震があったと残されているが、
この地震による被害は記録されていない。
ゼテギネア暦 232年
ガリシア大陸の西にある小さな島で
地方領主による内乱が勃発した。
内乱は、ローディス教国内の一国である
フェーリスの騎士団によって翌年鎮圧され、
以後はローディス教会の直接統治下に
置かれることとなったと、
ローディス教国史に小さく記録されている。
※ソレア海岸にて。
少年「見て見て、雪だよ!ソレア海岸に雪が降るんだ!!