戻る TOPへ


ときめきメモリアル4・エンディング(龍光寺カイ(お嬢様ルート))
 
(はじめに)
彼女はときめき状態になるためのイベント「誘拐?」を経て、
その14日後の平日に起きるイベント「決意」の時の主人公のパラメータ次第でエンディングへの道が分岐します。
●文系・理系・芸術・容姿・運動・根性全て90以上、モラル25以上→お嬢様ルート
●上記のどれかのパラメータが基準値以下→アウトロールート
グッドエンドには相手から告白される「ベリーグッドエンド」と、
特技「告白する勇気」を実践して自分から告白する「グッドエンド」がありますが、
エンディングそのもののテキストは全く一緒です。
また、途中の声掛けの際に「龍光寺さん」から「カイ」に呼び方を変更しています。
では、ベリーグッドエンドのセリフをどうぞ。
 
(本文)
卒業式の日にカイは現れなかった。
そんな時に教室にやってきた黒服に連れられてやってきたのは龍光寺家の屋敷の前。
主人公(でかい家だな……、マジで大金持ちなんだな。)
主人公「あっ!あそこにいるのは……。」
そこにはカイがいた。そして主人公のほうに振り向く。
龍光寺「悪かったね。こんなところまで呼び出したりして。」
主人公「ううん、気にしないで。」
龍光寺「ありがとう……。実はさ……、お前に、見ておいてもらいたかったんだ。
あたしの家。あたしが背負っているものを。
ははは、バカみたいにデッカイだろ?
これ以外にも、関連グループ、不動産、株式……、本当に色々、数えきれないほどの物があるんだ。
あたしはこれを……、全てを背負っていくって決めたんだ。
正直、今もちょっと怖いんだ。あたしに、こんなものが背負えるのか?ってね。
だけど、あたしはもう逃げないよ。
自分から逃げないで、一生懸命に、ひた向きに……。
お前みたいに……、お前みたいに生きていくって、そう、決めたんだからな。
だから、その事を気づかせてくれたお前に、この家を……。
本当のあたしを、見てもらいたかったんだよ。
それと、もう一つ。お前に伝えたいことがあるんだ。
あたしさ、前に言ったよな?あたしの事は、何でも話すって……。」
主人公「うん。」
龍光寺「ごめん。あたし、ウソついてた。
二つ……、二つだけ、どうしても話せなかった事があるんだ。
それを……、今、言うよ。
一つは……、
あたし、4月から海外に留学するよ。」
主人公「えっ!?」
龍光寺「高校を卒業したら海外の大学で勉強してくる。これが、お父様との約束。
留学したら、当分日本には帰ってこれない。」
主人公「…………。」
龍光寺「そして、もう一つは……。
あたしは……、
龍光寺カイは……、
お前が好きだ。
大好きなんだ……。」
主人公「カイ……。」
龍光寺「ごめん。日本を離れる前にどうしても……。この、気持ちだけは伝えておきたかったんだ。
会えなくなる前にどうしても……。
ごめん! こんなの、こんなの、あたしのわがままだって!身勝手な言葉だって分かってるんだ!
でも……、あたしはもう……お前にウソはつきたくないんだよ……。
本当にごめん……。」
主人公「……どうして、あやまるのさ。」
龍光寺「えっ……?」
主人公「オレだって……、オレだってカイが好きだよ。」
龍光寺「あ……、でも……、
でも、あたし海外に行くって!もう会えないって……。」
主人公「別に、一生会えないってわけじゃないじゃないか!
しばらく会えなくたって……、オレの気持ちは変わらないよ。」
龍光寺「あっ……
ありがとう、ありがとう……。」
主人公「うん。」
龍光寺「待っててね。あたし、帰ってくる時には……、
胸張って会えるように……。がんばるから……。」
主人公「うん。オレもカイに負けないように、がんばるよ。」
龍光寺「うん……。」
 
(その後の主人公とヒロインの進路が語られ、スタッフロール)
 
これまでに見せた事のない、穏やかな笑顔を見せるカイ。
 
END
inserted by FC2 system