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ときめきメモリアル4・エンディング(七河 瑠依)

(はじめに)
隠しキャラの1人で、主人公の友人である七河正志の双子の姉。
正志に通算17回電話or声掛けをすると電話で彼女の声が聞け、
そこから声掛けで現れる瑠依に話し掛け続けるとイベントが発生し、
彼女から携帯の番号を教えてもらってデートに誘えるようになります。
グッドエンドには相手から告白される「ベリーグッドエンド」と、
特技「告白する勇気」を実践して自分から告白する「グッドエンド」がありますが、
最初の部分が若干異なるだけで告白の内容はほぼ一緒です。
今回はグッドエンドのセリフを。
(余談ですが瑠依に告白する前夜にちょっとしたイベントがあるのでそれは自分で確かめてください)

(本文)
「ときめきメモリアル2」の舞台・ひびきの高校の校門前。瑠依が待っていた。
七河「なはは……。ありがと。来てくれたんだね。」
主人公「その制服……。」
瑠依が着ているのはひびきの高校の制服。きらめき高校の制服は新しく変わってもひびきの高校の制服は10年前のものと同じであった。
七河「あっ、そういえば見るの初めてだっけ?じゃーん!私の学校、ひびきの高校の制服でーす。」
主人公「そっか、ひびきの高校に通ってたんだ。」
七河「うん。さっきまでね。もう卒業しちゃいましたー。なはは。
ごめんね。こんなところまで来てもらっちゃって……。迷惑だった?」
主人公「ううん。全然大丈夫だよ。」
七河「そっか……、それは良かった……。」
主人公「実は……。」
七河「待って!ストップ!まずは、私の話を聞いて欲しいんだけど……。いいかな?」
主人公「うっ、うん。」
七河「ありがと……えへへ。えーっと、なにから話せばいいのかな……。
そうそう、私が、きらめき高校に行こうとした訳、前に話したよね?
その時にちらっと話したと思うんだけど、伝説の樹と似たような話がね、この学校にもあるんだ。」
主人公「そうなの?」
七河「うん。伝説の鐘の伝説。
卒業式の日に、女の子からの告白で生まれた恋人達が、
伝説の鐘の音の祝福を受けると永遠に幸せになれる……。
どう?伝説の樹とそっくりでしょ?
素敵な話だよねー。ははは、だからね。ちょっと憧れてたんだー。この鐘の伝説に。
でもねー。困ったことがひとつあってさー。」
主人公「困ったこと?」
七河「うん。この鐘、気まぐれみたいなのよ。ここしばらく鳴ってないみたいなんだ。」
主人公「えっそうなの?」
七河「うん。普段も全然鳴らないしさ。
最後に鳴ったのは10年くらいまえだとか……。そんな話がまことしやかに……ね。
だから、ちょっと心配になっちゃってさ。それで、伝説の樹を参考にと……。ははは。」
主人公「それで、参考にはなったの?」
七河「まあ、なったというか、ならないというか……。あっ、知ってた?伝説の樹の話のオリジナル。」
主人公「オリジナル?」
七河「うん。
卒業式の日に、女の子からの告白で生まれたカップルは、永遠に幸せになれる……。」
主人公「女の子から……。」
七河「そそ。今、みんなが知ってるのと、ビミョーに違ってるんだよね。」
主人公「そうだったんだ。」
七河「うん。だからね、あまり当てにしないことにしました。」
主人公「そうなの?」
七河「うん。伝説の樹も、伝説の鐘もしょせんは伝説!
最終的には、お互いの心ひとつでは、なかろうかと!
そういう結論に至りました。
それにさー。そんなことを調べている私がだよ。
告白する相手すら見つかっていないという、なんともマヌケな状況に、途中で気づきましてですね……。
バカだよねー。恋に恋してたといいますかね……ははは。
でもね……。そのバカな行動のおかげで相手が見つかったといいますか……。
その点は良かったかな。うん。
あー…………。もっ、もうさー!いい加減に気づいてると思うんだけどさ……。
最後まで聞いて……下さい。ねっ。
えっと……。
その……。
わっ私はー!
その……。
キッキッキッ……。
キミがーー!!
うう……。
キッ、キミのことがー!うう……。
キミの事が好きです!だっ大好きなのですーーーー!
………………………うう、すいません。」
主人公「オレも……。」
七河「う?」
主人公「オレも瑠依ちゃんが、大好きだよ。
伝説なんて関係ない。オレは瑠依ちゃんのことが、大好きだよ。」
七河「あっあうあうあうあうあうあう……。
うっ、うれしい……。うれしいよ……。」
いきなり泣き出す瑠依。
七河「うわーん!!」
主人公「ちょっと、ちょっと瑠依ちゃん?」
七河「うれしい!うれしいから泣いちゃう!うわーーーーーーん!!」
主人公「うーん……。困ったなー……。ん?」
(突然どこからか鐘の音が聞こえてくる)
主人公「あっあれ?この鐘……鳴ってない?」
七河「ぐす……。……………………あっホントだ。」
まだ鳴り続けている「伝説の鐘」。
七河「ホントだー!!鳴ってる!鳴ってるっすよーーーー!!
ぎゃー!どうしよ!伝説の誕生っす!やっべー!どうしよー!
おろおろ……。えっと、写メ?写メとっとく?伝説の証拠として。
いやいや、待て待て!写メじゃ鐘の音は伝わらん!ぬおーどうしたものやら……。」
主人公「別にいいんじゃない?」
七河「へっ?」
主人公「オレ達二人の胸に残ってれば。伝説なんてそんなもんでしょ?」
七河「うはー!キュンときた!今キュンとキター!
キミのそういうところ好き。サラっとクサイ台詞言うところ好きー。大好きー。でへへへ!
んじゃ!とりあえず写メ!写メだけ撮っとこ!
二人の勝利の記念に……ねっ!」
(カメラの音)
七河「なははははー!もう、ほんっっっっっっと!
大好きっす!!ぞっこんラブっすー!!」

(その後の主人公とヒロインの進路が語られ、スタッフロール)

満面の笑顔を浮かべる瑠依。ひびきの高校という事もあってか、「2」の隠しキャラの「あの人」もこっそりと写っている。

〜END〜

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