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ときめきメモリアル4・エンディング(星川真希)
 
(はじめに)
グッドエンドには相手から告白される「ベリーグッドエンド」と、
特技「告白する勇気」を実践して自分から告白する「グッドエンド」がありますが、
最初の部分が若干異なるだけで告白の内容はほぼ一緒です。
では、ベリーグッドエンドのセリフをどうぞ。
 
(本文)
伝説の樹の下。真希が待っていた。
星川「…………。」
主人公「星川さん……。」
星川「ごめんね、卒業式で忙しいのにこんなところに呼び出したりして。
あのね、今日はキミに報告したいことがあるの。」
主人公「報告したいこと?」
星川「うん。じつはね……。
私ね……。
看護師の専門学校……。
受かった……。受かったよ!」
主人公「ホントに!?」
星川「ホントにホントだよ!
やったー!やったよ私!」
そして主人公に抱きつく真希。
主人公「うわっ!
……良かったね!おめでとう!」
星川「ありがとう!すっごくうれしい!
今はまだ……夢の一歩……、ホントに一歩を踏み出したところだけど……、
私これからもがんばる!がんばって、がんばって……、
絶対に看護師さんになるから!」
主人公「うん……がんばって。」
星川「キミが応援してくれたおかげだよ。本当に……ありがと。
えへへ……。一番最初にキミに報告したかったんだ。誰よりも……先にね。
でもね……。うれしい報告はここまで。」
主人公「え?」
星川「もうひとつ、卒業する前にがんばらなきゃいけないことがあるんだ。
ちょっとだけ私の話……、聞いてくれるかな?」
主人公「うん。」
星川「ふーっ……。なんか、緊張するなー。えへへ。
私ね、この高校に入学する前に決めてたことがひとつあったの。
それは、『後悔しないようにがんばる!』ってこと。
二度とない高校生活なんだから。……卒業するときにね、『とても素敵な高校生活だった』って言えるような、そんな3年間にしたかったの。
だから、自分で出来る事は、全力でやってきたつもり。
失敗や、うまくいかない事も多かったけどね。えへへ。
そう思って過ごしてたからかもしれないけど……。
この3年間……、毎日毎日本当に楽しかった!
文化祭、体育祭、期末テスト、そして生徒会……。全部全部。
だからね、今、心の底から言えるんだ。
『とても素敵な高校生活だった』って。
でもね。
そう言えるのは私ひとりの力じゃなかったんだよ。
私が失敗したり落ち込んだりした時に、
隣で『大丈夫だよ』って励ましてくれた人がいてくれたおかげなの。
それが……キミなんだ。
キミが励ましてくれるとね、なんか、いつもより力が出てきて……、何でもできる!って思えた。
キミが隣にいてくれるだけで本当に毎日が楽しかったんだ。
そんな風に感じてたら……。
いつの間にか……、キミのことが気になって、気になって……、しょうがなくなってた。
キミは、励ましの言葉だけじゃなくて他にもたくさんのもの……、私にくれてたんだよ。
キミは、気づいてないかもしれないけどね……。
私、キミには何でも言えたしなんでも相談できた。
でも、ひとつだけ。
たったひとつだけなんだけど、キミに言えなかった言葉があるの。
今日は……、それを伝えます。
…………。
私は……、
私は、キミのことが好きです。
誰よりも誰よりも……、キミの事が好きです。」
主人公「星川さん。」
星川「あ、返事はいいんだ。
自分の気持ちを、ちゃんと伝えておきたかっただけだから。
聞いてくれて……、ありがと。
それじゃ、私行くね……。」
主人公「まっ、待って!オレも……。
オレも、星川さんの事が好きだよ。」
星川「えっ!?
嘘……。」
主人公「嘘じゃないよ。」
星川「あっ……。」
主人公「嘘じゃないよ。大好きだよ。星川さん。」
星川「うっ、うわ……。ど、どうしよ、どうしよう……。
笑いたいのに……、へんだよ……涙が……。へ、へんなの……えへへ。
私ね、この樹の伝説のこと……。
最初はあまり信じてなかったんだけど……。
今は……信じたい。この幸せがずっと続くって……、そう、信じたい。」
主人公「うん。オレも信じてるよ。」
星川「えへへ……。大好きだよ。ずっと……ずっと……。」
 
(その後の主人公とヒロインの進路が語られ、スタッフロール)
 
満面の明るい笑顔を見せる真希。
 
END
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