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ときめきメモリアル4・エンディング(大倉都子)
 
(はじめに)
隠しキャラの1人で、最初は女の子の情報や評価を教えてくれます。
13回電話で「デートしようぜ」と誘い、デートなどである程度評価を上げるとイベントが発生しヤミ(友好)状態になります。
(ヤミ状態以降は女の子の情報や評価を教えてくれなくなります)
そこから評価を上げるか、「うさぎさん」に何度か襲われるかするとまたイベントが発生し、ここからときめき状態になります。
グッドエンドには相手から告白される「ベリーグッドエンド」と、
特技「告白する勇気」を実践して自分から告白する「グッドエンド」がありますが、
最初の部分が若干異なるだけで告白の内容はほぼ一緒です。
また、途中の声掛けの際に「都子」から「みやちゃん」に呼び方を変更しています。
では、ベリーグッドエンドのセリフをどうぞ。
 
(本文)
伝説の樹の下。都子が待っていた。
大倉「来てくれたんだね。」
主人公「あの手紙は、みやちゃんだったのか。」
大倉「うん、ごめんね。急にこんなところに呼び出して。」
主人公「いや、構わないよ。」
大倉「今日は、あなたにどうしても聞いて欲しい話があるの。……いいかな。」
主人公「うん。」
大倉「でも……何から話せばいいのかなぁ。
子供の頃は、こんな話をする日が来るなんて、考えもしなかったから……。どう話そうか、今も迷ってる。
……いつ頃からかなぁ……。あたしが幼なじみの男の子を意識し始めたのは……。
最近のような気もするし、ずっと、前からだった気がする。
きっと、自分でもわからないくらい、自然に、ゆっくりと、いつの間にか、彼の事を好きになっていったのね。
そして、小さい頃から一緒だったように、これからもずっと一緒だって、当たり前のように思ってた。
だから……。
だからね……、その人にとって、自分がただの幼なじみでしかないって、知った時は……すごくショックだったな。
まるでその人に裏切られたように感じちゃって……。
大切な思い出まで、メチャクチャにされたような気がしちゃって……。
その人との思い出は、すごく大切な物だったけど、その思い出さえも忘れてしまいたかった。
ホントに、すごくつらかったのよ。
……でも、思い出を忘れる事なんてやっぱり出来ないのね。
幼なじみの男の子との思い出は、沢山あってキラキラしてて、今でもあたしの宝物。
でも、その宝物はまぶしすぎて、現実のその人をあたしは見ていなかったかもしれない。
あたしが好きなのは、思い出の中の男の子じゃない。
今、現実に、目の前にいる彼を、あたしは好きなんだって。
だって、その人は、あたしが出口のない迷路をさまよっている時でさえ、そばにいて、優しく接してくれて……。
そんなとき、あたしは確かにその人から、ぬくもりを感じていた……。
思い出だけでは決して得られない、暖かい、優しい、何か……。
あたしにとって、大切なのは、過去でも、思い出でもないの。
やっと……、本当に、やっと気づくことが出来た……。」
主人公「………………。」
大倉「ずっと……永遠に、彼のそばにいたい……。それが、あたしの気持ち。
今、この気持ちを伝えなければ、あたしは一生後悔すると思う……。
だから、あたしの両親がそうしたように、あたしも、伝説の樹に願いを込めて、告白しようと思うの。
もう、幼なじみのままじゃいや。大切な思い出が壊れたってかまわない。
あなたの恋人になりたいから……。あなたの恋人に、なれると、信じて……。
あなたに一番言いたかったことを、今、この樹の下で言わせてください…………。
あなたが、好きです……。」
主人公「みやちゃん…………。」
大倉「どうしようもないほど、あなたが、好きなんです…………。」
主人公「みやちゃん、オレもだよ…………。」
大倉「え?」
主人公「オレも、みやちゃんが好きだ……。」
大倉「……ホ、ホントに?」
主人公「今まで、みやちゃんの気持ちに気づかなくてごめん……。オレ…鈍感だからさ。」
大倉「そ、そんな……、そんなの、いいの……。もう、いいの……。」
主人公「もう絶対に言わないよ。みやちゃんが、誰がのお嫁さんになるなんてさ。」
大倉「……うん、……うん。……ありがとう。
こんなにうれしいの生まれて初めて……。今までで、一番、幸せ…………。
もうずっと、一緒なのね…………。」
(都子のエンディングを見た後もう一度、「最初から」でゲームを始め、
再び都子のエンディングを見ると以下のセリフが追加される)
大倉「うさぎさんも、喜んでくれるかな。」
主人公「ああ、きっとね。だって、オレ、あのぬいぐるみにずいぶん世話になったから……。」
大倉「そうだったの?」
主人公「みやちゃんの気持ちをオレに伝えてくれたんだよ。幻かもしれないけどね。」
大倉「そうか……そうだったんだ。あの子、応援してくれてたんだ。あたし、ちっとも知らなかった……。」
主人公「お礼を言わないとな。名前は、なんていうの?」
大倉「うさぎさんの名前?」
主人公「うん。あるんだろ?」
大倉「うん、誰にも教えてないけど……。」
主人公「じゃ、内緒で教えてよ。オレにだけ。」
大倉「それは……あの……。あのね……。
……あなたの、名前なの…………。」
主人公「え? オレの名前?」
大倉「うん。ずっと前から、あたしの、大好きな人の……。」
 
(その後の主人公とヒロインの進路が語られ、スタッフロール)
 
幼い頃、都子の手をとって一緒に遊んでいた写真が彩られていく。
そして現在、同じように都子の手をとって一緒に歩んでいく姿。
 
END
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