ときめきメモリアル3(バッドエンド)
〜卒業式〜
主人公(いよいよ今日で、この学び舎ともお別れ・・・
高校生活の3年間か・・・、
今振り返ると、長いようで短くて・・・。
なんだか、あっという間だったような気がするな・・・)
〜廊下〜
矢部「・・・やれやれ、やっと終わったな。
ところでパーティーの話は聞いてるか?
主人公「パーティー?
白鳥「フッ、やはりな・・・。
矢部「おいおい、結構前から掲示板に出てたぞ。
午後から卒業生有志の主催でお別れパーティーをやるんだよ。
主人公「へえ、楽しそうだね。
白鳥「勿論、俺も行くぞ・・・。
矢部「俺達、準備があるから先に会場で待ってるぜ。
主人公「あ、うん。分かった。
矢部「それじゃあな。
〜下駄箱〜
主人公(お別れパーティーか・・・
そうだよな・・・
今日が最後なんだもんな・・・
最後はパーッと華やかに・・・)
〜パーティー会場外〜
矢部「・・・よっ、どうだった?
俺達の出し物『腹踊り漫才』は?
二人羽織と腹踊りがミックスされてて、意外と面白かったろ?
腰の振り具合がポイントなんだぜ。
白鳥「お、俺はやりたくなかったんだ・・・。
やりたくなかったんだ・・・。
・・・・・・・・・。
今日で、最後だな・・・・・・。
矢部「・・・ああ、そうだ。
白鳥「これでようやく、お前の顔を
見ないですむと思うと、せいせいするぜ。
じゃあな、あばよ。
主人公「ああ、元気でな。
矢部「ああいう態度をとっているけど、
あいつは照れてるだけなんだよ。
ま、分かってやってくれ。
お前がいたおかげで高校生活も楽しかったよ。
・・・じゃあな。
主人公「ああ、じゃあな。
(・・・卒業・・・そして、別れ、か・・・
・・・さて、帰るとするか)
〜帰り道〜
主人公「高校生活も終わりだと思うと・・・。
いつもの商店街も、なんだか寂しげだな。
出会いがあれば、別れもある・・・。
そして、始まりがあれば、終わりもある・・・。
長いようで短かった3年間、
俺自身、納得のいく時間を過ごせただろうか・・・。
もっと、充実した時間を過ごせたかもしれないな・・・。
卒業できて嬉しい反面、何かをやり残したような・・・。
やり残した宿題があるような・・・。
そんな切なさを感じるな。
・・・ま、悔やんでも仕方ないか、
帰ってゲームでもしよっと。
・・・さようなら、俺の高校時代。