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ときめきメモリアル2のエンディング(八重 花桜梨)

エンディング分岐:なし


卒業式の前、校舎屋上にて。

八重「風が・・・・・・気持ちいい・・・・・・。
主人公「そうだね・・・・・・
八重「あの・・・・・・、
私、あまり話得意じゃないから、
うまく伝えられる自信ないんだけど・・・・・・
主人公「八重さん、
ゆっくり落ち着いて話してよ。
なんなら卒業式フケたって構わないし。
八重「そんな・・・・・・、でも、ありがとう。
あなたは、そうやって、いつも、
私の気持ちとか考えてくれたよね。
主人公「そ、そうかな・・・・・・
ごめん、わずらわしかった?
八重「ううん、違うの。
私、うれしかった・・・・・・。
誰ともうちとけない、変な私に、
あなただけは優しく接してくれた。
主人公「八重さん・・・・・・。
八重「本当にありがとう。
今、こうして話せるのも、
あなたのおかげ・・・・・・。
主人公「・・・・・・良かった。
八重「・・・・・・本当は私ね、
去年、学校辞めようって、
そう、思ってたの。
主人公「えっ?
八重「・・・・・・だって、前の学校から移ってきても、
何も変わらなかったから。
友達できないし、バレーだって・・・・・・。
主人公「それは・・・・・・。
八重「いいの、わかってるの。
それもこれも、みんな私のせいだったの。
私が誰も信じないから、誰も私を信じない。
・・・・・・当たり前のことだよね。
でも、私わからなかった、自分一人では。
それに気づかせてくれたの、あなただった。
あなた、私のことずっと気にかけてくれて
いろんな所に誘ってくれた。
・・・・・・とても楽しかった。
だから、私のこの学校での、
ううん、高校生活の楽しい思い出は、
みんなあなたと一緒だった。
主人公「八重さん、それは俺も一緒だよ。
八重「・・・・・・やっぱり優しい。
でも、あなたは、一人ぼっちの私が
かわいそうで一緒にいてくれただけ。
私なんて、たくさんいる友達の中の
変わり者の一人でしかない・・・・・・。
主人公「八重さん!
八重「でも!でも・・・・・・
私は、私は、あなただけなの!
いつの間にか、あなたのこと・・・・・・。
・・・・・・わかってるんだけど、
迷惑だって、笑われるって・・・・・・、
でも、でも・・・・・・
私、あなたのこと好きです。
今も、そしてこれからもずっと・・・・・・。
主人公「八重さん・・・・・・
八重「ごめんなさい、勝手なこと言って・・・・・・。
でも、もう今までの自分じゃ嫌だから、
だから、今日、どうしても・・・・・・。
主人公「八重さん、勘違いしてるよ。
俺も、八重さんのこと好きだよ。
ずっと前から・・・・・・。
八重「えっ・・・・・・そんな・・・・・・
主人公「信じてくれないかな?
八重「信じる・・・・・・。
だって、あなたの言葉だから・・・・・・。
ありがとう、私、うれしい・・・・・・。

伝説の鐘が鳴り響く。

八重「伝説の鐘が・・・・・・。
鳴らないって聞いてたけど・・・・・・。
主人公「みんなが伝説を信じてるから、
だから、鳴ったのかな?
八重「うん、きっとそう・・・・・・。
主人公「そうだね・・・・・・。
・・・・・・あ!
卒業式、始まってる!
八重「あっ!
ご、ごめんなさい!
じゃ、早く・・・・・・
主人公「・・・・・・フケちゃおうか、八重さん?
八重「えっ?
主人公「怒られたっていいさ。
もうしばらく、ここにいようよ。
八重「・・・・・・うん。
・・・・・・そうだね。
主人公「卒業式に出るより、
ずっと良い思い出だね。
八重「うん・・・・・・。
高校生活、最後の思い出・・・・・・。
主人公「俺と八重さんと・・・・・・
八重「二人だけの・・・・・・


〜終わり〜

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