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テイルズオブエターニアのエンディングです、ネタバレに注意してください

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シゼル城 最深部

 

メルディ:「シゼル!」

リッド:「セイファートの名のもとにグランドフォールを止めにきたぜ!!」

シゼル:「くっくっく、もう遅いわ、今まさに闇の極光術・・・ネレイドのフィブリルが完成せんとしているところだ」

キール:「なに!」

シゼル:「ほぉ・・・フィブリルを持つ者か」

シゼル:「リッドとかいったな。おまえは感じぬのか?」

シゼル:「エターニアのあらゆる晶霊力が我の中に注ぎ込まれつつあることを!」

シゼルが闇の力を吸収する

キール:「・・・わかったぞ。グランドフォールの本当の目的が!」

メルディ:「どういう・・・こと?」

キール:「極光術の生み出す破壊力は、精神のなかに取り込む晶霊の量に比例するんだ」

リッド:「ヤツは自分の中に世界中の晶霊を取り込もうとしているってことか?」

メルディ:「闇のフィブリル完成して、エターニア滅ぼして、何になるか!!」

シゼル:「我は・・・主となる。セイファートを倒し、新たな世界の創造主となるのだ!」

リッド:「セイファートを倒す!?」

シゼル:「闇の極光術を完成させれば、それもたやすいわ」

シゼル:「2000年前とは逆の立場になるわけだ」

キール:「お前・・・・ネレイドなのか?」

シゼル:「だったら何だと言うのだ?」

メルディ:「シゼル、どこか!?」

シゼル:「シゼル?・・・我の中でみにくくうごめき、自らの行いを恥じている者・・・・これがそうかもしれんな」

メルディ:「それはシゼルが体!返せよー!!」

シゼル:「不可能だ。物質を憎み、現世界を恨む強い意志があったからこそ我らは同化したのだ」

一同驚く

シゼル:「バテンカイトスこそが、本来あるべき世界の姿なのだ」

シゼル:「物質がなければ、妬みや憎しみも無くなるぞ。人を傷つける欲望も、人を失う悲しみもな・・・」

沈黙が走る

これまでに亡くなった人々のカットがはいる

世界全体が大きく揺れ動く

リッド:「オルバース爆動か!?」

インフェリア、セレスティアともに危機を迎える

シゼル:「くくく・・・いよいよ始まるようだな」

メルディがシゼルの前に立ちはだかる

リッド:「メルディ!」

メルディ:「シゼルは死んだよ。ここにいるのは・・・メルディ達の敵!」

シゼルがメルディに攻撃を加える、メルディは後ろに飛ばされる

メルディ:「バイバ!」

リッド:「メルディ!」

 

シゼル(ネレイド) と戦闘

撃破、一度戦闘から抜ける

 

シゼル:「・・・く。うずきが邪魔をする。みにくいうずきだ」

シゼル:「これは・・・何だ?こいつは何を求めている?」

リッド:「ネレイド・・・シゼルの気持ちがわからねぇか?わからねぇようじゃ・・・オレ達には勝てねぇぜ」

シゼル:「なに!?」

リッド:「あんたの言う通り、セイファート世界は不完全だ。いろんなヤツがいて、勝手な正義を信じて生きてる」

リッド:「そのせいで争いも悲しみも絶えることはないし、不安定で乱れきっている」

リッド:「だけど!だからこそ、人は変われるんだ。違う何かを知ろうとすることが人を変えるんだ」

リッド:「人が変われば、世界だって変わる・・・グランドフォールなんて必要ねぇんだよ!」

シゼル:「なるほど。それが・・・真の極光というわけか」

シゼル:「ふは、ふははははははは!」

シゼル:「くだらぬわ!」

シゼルの闇の力が頂点に達する

リッド:「なに!?」

 

シゼル(ネレイド)最終形態 と戦闘

撃破

 

リッド:「勝ったんだ。・・・ネレイドに」

シゼルから闇の力が抜けてゆく、そして眩い光が立ちこめる

セイファートリングの核付近に移動する

キール:「バテンカイトスから抜け出せたようだな・・・」

ファラ:「これは・・・?」

キール:「セイファートリングの核だろう」

リッド:「地上からは見えなかったけど、こんな場所があったのか・・・」

メルディ:「シゼル!」

奥に倒れているシゼルを見つける、メルディは足早に近づく

沈黙が続き、そして厳かに大きな揺れが始まる

ファラ:「どういうこと?グランドフォールが止まらない・・・」

リッド:「むしろ・・・加速してるぞ!」

キール:「・・・間に合わなかったか」

ファラ:「?」

キール:「臨界点を越えたんだ。ここまで接近するとあとはお互いの重力で引き合ってしまう。もう誰にも止められない・・・」

ファラ:「そ、そんな・・・本当にどうにもならないの!?」

キール:「・・・残念だが・・・」

リッド:「キール。オレの極光術でこの核を破壊したら、セイファートリングもただじゃすまねぇよな?」

キール:「な、何を言っている!」

キール:「セイファートリングはインフェリアとセレスティアをつなぎ止めてる鎖だ。それが無くなったら・・・」

ファラ:「どうなるの?」

キール:「うまくいったとしても、インフェリアとセレスティアは空間的に無関係になるだろうな」

キール:「つまり!完全に分断されてしまうんだ!」

ファラ:「うまく・・・いかなかったら?」

キール:「ともに・・・消滅する。それも一瞬で。グランドフォールよりタチが悪い」

リッド:「うまくやれば・・・消滅は防げるんだろ?」

キール:「・・・ああ」

キール:「しかし、そんな議論は無意味だよ!セイファートから授かった極光術で、彼の創造物を破壊するなんて・・・」

一同静まりかえる

メルディ:「きっと・・・できる」

キール:「メルディ!?」

メルディ:「極光術、フリンジするよ」

一同驚く

リッド:「極光を・・・そ、そうか!」

リッド:「真と闇、2つの極光術をフリンジすれば、・・・すさまじい破壊力が生まれるな!」

キール:「だめだ!メルディ、おまえの体が持たない!」

ファラ:「そうだよ!そんなことしたら、心が破壊されて・・・シゼルみたいになっちゃうんだよ!?」

メルディ:「知ってるよぅ。でも、それでも・・・いいの」

リッド:「・・・メルディ」

メルディ:「決めてたよ。必要な時きたら、このチカラを使う。ずっと前から、決めてたよ」

メルディ:「メルディはみんな大好き。みんなが生きる世界を、なくさないよチカラになるの」

・・・・・・・・・

セイファートリング、セレスティア、インフェリアが崩壊し始める

メルディ:「急がなくちゃ、ダメ!」

メルディ:「せっかくここまでがんばった。無駄にしちゃ、ダメー!!」

またもや沈黙

キール:「おまえのそういうところが、・・・大嫌いだ!!」

メルディ:「・・・・・・・・・」

キール:「やろう。止めたって、メルディはやるさ」

メルディ:「キール・・・」

リッド:「メルディ・・・頼んでいいんだな?」

メルディ:「はいな!」

ファラ:「ありがとう・・・メルディ」

リッド:「オレ達はあきらめねえ。生きるんだ!!」

リッド:「いいか?みんなで生き残るんだ!!」

みんな静かにうなずく

リッド、ファラとメルディ、キールがセイファートリングを挟むように移動する、ファラはリッドの、キールはメルディの後ろにつき、支える

 

キール、メルディの会話

 

メルディ:「ありがとな、キール」

キールは照れながら言う

キール:「バ、バカ!礼を言うのは、こっちの方だ」

メルディ:「あれ?そだっけ?」

メルディ:「・・・でも、今は、メルディは、しあわせだから。ありがと、言うよ」

メルディ:「クイッキーを・・・頼むな」

クイッキー:「クィッキキキ・・・」

キールがメルディを抱きしめる

キール:「そんなこと言うな!ずっと一緒に生きるんだ。・・・何があっても!」

メルディ:「・・・ありがと」

 

リッド、ファラの会話

 

リッドは大きく深呼吸をする

リッド:「ファラ、オレの体を支えててくれ」

ファラ:「う、うん」

リッドがファラの方を向く

ファラ:「どしたの?」

リッド:「ラシュアン戻ったら・・・」

リッド:「腹いっぱい食いてぇな。ファラのオムレツ」

ファラは大きく首を振る

ファラ:「まかせといて!」

リッド:「よーし」

リッド:「いくぞ、ファラ!」

リッド:「オレ達は帰るんだ!いっしょに!!」

ファラ:「うん!イケる、イケる!」

 

そしてリッドとメルディの手先から、極光術の光が迸る

セイファートリングの核を刺激してゆく

 

メルディ:「んんんんんあぁぁ!」

リッド:「メルディ!?」

メルディが極光術の力に耐えられなくなる、それをキールが支えるが状況は変わらない

すると・・・・・・・

シゼル:「・・・さがりなさい」

メルディ:「バイバ!」

キール:「ネレイドか!?」

シゼルはキールとメルディをどける

シゼル:「メルディ、怖れるな」

シゼル:「別れは終わりではない。とこしえに想うことこそ、共にあるということなのだ

シゼルが極光術?を使い始める

メルディ:「・・・あ」

シゼル:「・・・・・・・・・」

シゼル:「メルディ・・・」

メルディがシゼルに近づくと、大きな爆発?が起きる

地盤が割れ、セイファートリングが光に包まれる

謎の声:「彼らにならできる、私たちはただ見届けることにしよう、彼らの創り出す、未来に・・・・・」

リッドとファラがラシュアンのあの場所に降り立つ・・・・・・

 

〜 テイルズオブエターニアテーマ曲  曲名:flying 歌:GARNET CROW 〜

スタッフロール及びエンディングロール(その1)

 

 

場面はとある街、ファラが購買部でアイテムを買う

急ぎ足で6時の方向、港の方に向かう

ファラ:「お待たせ!」

リッド:「・・・なんだ?その大荷物?」

ファラ:「おみやげ選んでたら、なんかこーんな大きくなっちゃって」

リッド:「船が沈んだらどうすんだよ」

ファラ:「イケる、イケる。こんくらい、だいじょぶだって」

リッドは複雑な面もち

ファラ:「会えるかな?」

リッド:「・・・もちろんだ」

ファラ:「・・・そだね。うん、絶対会える!」

チャット:「準備は出来ましたか?長い旅になりそうです。万全を期してしかるべきかと・・・」

ファラが自分の荷物を見せる

チャット:「こほん。だいじょうぶそうですね」

チャット:「では!出発しましょうか!!」

ファラ:「チャット、嬉しそうだね」

リッド:「親友と会えるもんな。毛のふさふさした、可愛い親友と」

ものすごく焦るチャット

チャット:「だ、だ、誰が、あんな野蛮な生き物と親友なものですか!だいたいボクは嬉しくなんか!」

ファラ:「はい、はい。あんまりはしゃいでると海に落っこっちゃうよ」

チャットも複雑な表情

リッド:「よし!行こうぜ、セレスティアへ!!」

ファラ:「うん!」

チャット:「アイアイサー」

 

リッド達は大きな船に乗り込み、対面世界「セレスティア」へ飛び立った

 

Tales of Eternia

 

スタッフロール及びエンディングロール(その2)

 

 

Fin

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