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●エンディングまでの流れ

ゼクウと一体化し、ヒミコとして覚醒した壱与を救うため、黄金神殿に乗り込んだナミダと仲間たち。

死闘の末に、竜人族の神鏡の力でヒミコの火の力を切り離すことに成功する。

なおも諦めぬゼクウは切り離された火の力と一体化して襲い掛かるも、ナミダたちは見事にこれを撃破。

今ここに、全ての戦いに終止符が打たれたのであった。












●エンディング

  (手を天にかざすナミダ。浮かんだ神鏡が火の力を吸収していく)

  (その様子を見守る仲間たち。倒れたままの壱与)

  (火の力を吸収し尽くした神鏡。同時にがっくりと膝をつくナミダ)

カチン(下に落ちて音を立てる神鏡)

  (同時にヒミコの衣装を纏っていた壱与はもとの姿に戻る)



ナミダ「!?」



  (黄金神殿が一瞬輝いたかと思うと、黄金色が消失し土色に変わっていく)


ゴゴゴゴゴ(音を立て崩れ始める黄金神殿)


  (同時に走り出すナミダ)

ナミダ「うああ!?」

  ズシン(黄金神殿の頂上部分が落下。あやうく下敷きを免れたナミダ)

  (さらに崩れていく黄金神殿)

ナミダ「!!??」

  (立ち上がり壱与のもとへ駆け寄ろうとするナミダ)



藤兵衛「ナミダ!!」

  (ナミダに呼びかける藤兵衛。彼の足元も崩れていく)

藤兵衛「!? ナミダ!! 待て!! ナミダ!!!」



牛坊主「ナミダーーー!! うおっ!!」
トンカラリン「トンカラーーーー!!!」
ミヤ「ニャ〜〜〜〜!!!」

  (仲間たちの足元も次々に崩れて落下していく)

  (火の力を封じた神鏡もひび割れに落ちていった・・・・)



藤兵衛「みんな!!! うあっ!」

  (落下しかけるも崩れかけた一部に掴まる藤兵衛)


藤兵衛「うああああああああーーーーーーー!!!!」
?「藤兵衛! 無事か?!」
藤兵衛「?! あれは!?」

  (突然、藤兵衛に呼びかける声。その主は・・・・)



  (崩れ行く神殿を必至に走りぬけるナミダ)

  (その上空をゆくのは、青い龍の姿になった竜宮王アギナミ。藤兵衛ら仲間たちを乗せている)

藤兵衛「ナミダ! こっちだ!!」
ナミダ「ダメだ! 壱与が!! みんな先に!!!」



  (崩れる足元をものともせず、ひたすら走りぬけるナミダ)

  (横たわったままの壱与は動かない)


ナミダ「壱与!」


  (ついに大きく崩れた神殿。瓦礫と一緒に落下していく壱与)


ナミダ「でぇりゃああああああ!!!!」

  (壱与を追って飛び降りるナミダ)



藤兵衛「ナミダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」



  (威容を誇った黄金神殿は、跡形もなく崩壊しようとしている)




ナミダ「壱与ーーーーーーーーーーー!!!!」




  (落下していく壱与に追いすがるナミダ。壱与の手を掴み、全身で抱きしめ、微笑を浮かべながら落下していく・・・・)








アギナミ「ナミダ・・・・・・我が弟よ・・・・・・・水の神の血を引くものよ・・・・・」
    「目覚めるのだ!!!」





  (ナミダに届くアギナミの呼びかけ。ナミダの目が見開かれる)




  (アギナミと仲間たちが見つめる中、光り輝くものが飛んでくる)



  (それは赤い龍・・・・・・竜人の力に目覚めたナミダであった・・・・・)



  (並んで空を飛ぶ青い龍と赤い龍)



  (青い龍が手に持っていた神鏡を投げると、二頭の龍は交わり、一頭の白い龍となる)



  (白い龍は金色の輝きを九洲に散らしていく・・・・・)







  (日が没しつつある夕方の海岸線。目を覚ますナミダ。動かない壱与を抱えている)

ナミダ「壱与・・・・・」

  (ナミダの声に答えない壱与・・・・)



ナミダ「壱与・・・・・・・・」


  (静かに涙を流すナミダ。その雫が壱与の頬を濡らす)


  (しばし壱与を見つめるナミダ。そっと口づけする・・・・・・)



  (今までの壱与の姿を思い浮かべるナミダ。辛く苦しい戦いの日々・・・・美しい思い出・・・・・)



  (壱与を見つめるナミダ。と、壱与がかすかに動き始める)

ナミダ「・・・・壱与」

  (ゆっくりと目をあける壱与)

壱与「・・・・・ナミダ」
ナミダ「壱与・・・・・」
壱与「夢じゃあ・・・・ないよね? あたしここにいる・・・・・」
ナミダ「壱与・・・・・・大丈夫だよ。もう・・・絶対に離さない・・・・ずっと・・・・いっしょにいるよ・・・・」

   (ゆっくりと抱き合おうとする二人。そこに・・・・)

?「「「お〜〜〜〜〜い!! ナミダ〜〜〜!! 壱与〜〜〜〜」」」

ナミダ「みんな!」

  (牛坊主ら仲間たちが声を張り上げ、遠くからやってくる)


  (砂浜で合流するナミダと壱与、仲間たち)


  (その様子を離れた所で一人見下ろしている藤兵衛)


  (夕日が美しい海岸線で喜びを分かち合う仲間たち・・・・・・)









                  (スタッフロール)







                  「天外ニ魔境アリ」

                  「人ハ涙ノ河ヲ渡リ」

                  「自ノ至ル所ヲ知ル」

                  「愛ヲ壊シ夢ヲ無シ」

                  「戦ヲ涯ニ儚イ望ヲ」

                  「輝セリ」








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