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※あらすじ(ゲームで表示される内容とは少し違います)

世界樹の恩恵より人々が暮らす世界ルミナシア。
人々はマナをエネルギー資源と利用できる鉱石『星晶(ホスチア)』を巡って争っていた。

そんな最中、ルバーブ連山にて仕事を終えたカノンノは主人公と出会う。
山を降りた後主人公が望む所へ船で連れてってくれると言った。しかし主人公はどこに行けばいいのか分からなかった。
何故なら主人公には自分の名前以外の記憶がないからである。
そこで、バンエルティア号という天かける船を拠点とするギルド『アドリビトム』の一員として働くことを条件に
主人公をそこに置くこととなった。


ギルドで仕事をこなしていくうちに不思議な出来事が世界各地で起こっていた。

生物の変化、赤い煙の出現、ディセンダーを祀る宗教『暁の従者』の設立。

生物の変化は星晶の採掘が終盤に進んだ辺りに発生、それに伴って赤い煙が出現するようになった。

そして赤い煙が最初は煙だったものの花や虫、魚と進化するように姿を変え『病気を治す』から『願いをかなえる』というものに
変化していた。

赤い煙に触れたものは生物変化を起こしたのだがそれらは何故か主人公が元に戻すことが出来るのであった。
しかし何故それを出来るのか主人公は分からなかった。


そして暁の従者から赤い煙が変化した人状のものを切り離す為にアルマナック遺跡に突入したものの
赤い煙だったものは『ラザリス』という意思を持ったものへと変化し、自分の事を『誕生するはずだった世界』と言い
ルミナシアに悲観し立ち去った。

そのラザリスの正体を知る為に霊峰アブソールにて精霊に会いに行った主人公達は
そこで精霊セルシウスに会うことが出来たが、世界の始まりについて知ることは出来なかった。
しかしセルシウスは主人公の事を『ディセンダー』と呼んだ。
主人公に記憶がないのは、ルミナシアに伝わる予言の通り、世界樹から生まれて何も知らないからであった。


そして天空宮殿ヴェラトローパで創世を見届けたもの『ニアタ』に出会いラザリスの正体が分かった。
それは星晶により封印されていた世界『ジルディア』の末端である。

争い、欲しがっているルミナシアの人々を見て失望したラザリスはルミナシアをジルディアに変えようと世界に大きなキバを出現させた。


それを食い止める為主人公とアドリビトムのメンバーは星晶に変わる物で封印次元を作り上げる為に
ニアタがくれた情報をもとに『塩水晶』『ツリガネトンボ草』『ウズマキフスベ』のドクメント(モノの設計書みたいなもの)を集め
それを作り上げた。

そして封印次元を展開し事は治まったかのように見えた。
しかしキバは封印次元を破り世界樹を貫いた。

主人公もまたキバに貫かれたような激痛を感じ倒れてしまった。


主人公はアンジュに生命の場へ向かいたいという意思を伝え、ニアタの力により『エラン・ヴィタール』へと向かった。
ラザリスとの決着をつける為に。

それは消滅させることではなく、共に生きていく為であった。



※セリフはパーティーにカノンノがいる状態でのを書き込みました。
 なお選択肢がひとつしかないのは主人公のセリフとして書きました。


生命の場

ラザリス「来たんだね。
     ルミナシアのディセンダー…
     あの後ろの光が見えるかい?
     あれこそがルミナシアの世界樹の中枢、生命の場
     生命力が生まれ、世界の理を維持する所
     これから僕は、あの生命の場を手に入れる
     君達の世界ルミナシアはここで終わり、僕の世界、ジルディアがここから始まる
     君達の命も、僕の理の中で 争いもなく、僕が与える恵みに浸り、平和に暮らしていける」


選択肢「それで、何が得られるのか、と言う」を選んだ場合
ラザリス「平安だよ。 
     君達ルミナシアの民が、得たくても得られないものさ
     奪う事でしか、豊かになれないと思っているからね」


選択肢「恵みを受け取るだけが幸せじゃない、と言う」を選んだ場合
ラザリス「欲しがってばかりじゃないか。
     いつも…、君達は…
     ずっと滅びるまで争い、奪い合うだけなんだ!」

(以下、共通)
ラザリス「だから、僕が変える。
     ルミナシアを
     僕が与え続けるよ。君達は何もしなくていい
     僕の世界では、『創造』をする必要はないんだ」

カノンノ「あなたは、自分の世界の住人から
     創造を奪うつもりなの!?」

ラザリス「そうさ。
     創造は欲だ。罪なんだよ
     君達の欲は満たされる事がない。
     人はそれを追い求め、ついには危機を招く
     僕一人がその罪を背負うよ。
     この世の終わりまでね…」


選択肢「そんな世界は生きていないのと同じだ、と言う」を選んだ場合
ラザリス「死に急ごうとする君達の世界よりは、ずっとましだ!」


選択肢「創造にあるのは罪だけじゃない、と言う」を選んだ場合
ニアタ「そうだ。
    創造がなければ罪も生まれぬが、
    喜びも生まれない
    そして、世界樹が次の世界を
    生み出す事は出来なくなるだろう」

(以下、共通)
カノンノ「世界樹はきっと、
     そんな生き方を望んではいないよ…」

ラザリス「だったら!!
     だったら、なぜ、僕を取り込んだ。
     僕を封じ込めてまで!」

主人公「一緒に生きていきたいからだ!」

ラザリス「無理さ…。
     僕の世界はルミナシアと交わらない
     交わりたくもない……
     やはり、君を奪うまでは
     世界樹は諦めてくれそうにない
     来るんだ、ディセンダー。
     僕のモノになってもらうよ!!」


ラザリス撃破後
ラザリス「う…あっ……!!
     僕の…世界…を…ッ……、
     消さ…せる…もの…か……」

ラザリスの周りにドクメントが展開され、縛るように身体を包む

ラザリス「な…、これは…!?」

ニアタ「あれは、ジルディアのドクメント…。
    これから生まれようとしている、
    生命の意志だ…!!
    ラザリスを守ろうとしている…
    …ラザリスが創造の力を与えなくとも、
    ジルディアの民は、自らの意志を『創造』し、
    ラザリスと共に在ろうとしているのだ…!」

ラザリス「うそだ…
     僕が与えなくとも創造を…!?
     僕の世界が…僕の世界の生命が、
     罪を背負おうとするなんて…!!
     僕を、僕を守らなくていい。
     争う意志なんて、
     持つのは僕だけで十分だ!!」


ドクメントが更に大きく展開される

ラザリス「あああああああっ!!」

ニアタ「これは…!
    ラザリスと、ジルディアに生まれようと
    する者…世界の意志が、
    反発し、食い合っている…!!」

ラザリス「やめろ!
     やめろおおおおお!!!」

ラザリスに激しく赤い光が展開される
そしてラザリスが異様な姿(カオスラザリス)に変貌した


ニアタ「調和を見失っておる。
    混沌へ向かう力となったか…
    行け、ディセンダー。
    未来を紡いでこい!
    そなたの欲する未来を創れ!!」


カオスラザリス撃破後

倒れているラザリスに寄り添う主人公
ラザリス「創造は…止められないのか。
     生きとし生けるもの。
     生きていこうという意志がある限り…
     ディセンダー…、見えないんだ。
     僕の世界が、見えない…
     穏やかで…、美しいヒト達…。
     僕の世界の民…、消えて…しまう……」

ラザリスから光が放たれる。
そしてそれと共に消え、小さなドクメントと化し、それを主人公が抱える。

ニアタ「生命の場。
    あそこへ行けるのは、そなた。
    ディセンダーのみだ」

カノンノ「行くんだね…」

選択肢「未来を創りに行く、と言う」を選んだ場合
カノンノ「うん。
     あなたが望む未来はきっと、
     いい世界になるよ」

選択肢「微笑む」を選んだ場合
カノンノ「また…、会おうね
     絶対…、絶対絶対絶対だよ!!
     ずっと、待ってるから…」

(以下、共通)
ニアタ「では、また会おう。
    しばしの別れだ、ディセンダー
    良い創造を!」

主人公が生命の場へ歩いていく。小さな光となったラザリスと共に。




バンエルティア号
ニアタ「他と心が繋がる時に、
    不可能に見えていたものが可能になる。
    まだ見ぬ資質が輝き始める
    ヒトとも、世界とも…
    ディセンダーは身をもって、それを学び、
    体現していった
    そして、調和より生まれる、終わらぬ創造…」

カノンノ「ラザリスも…?」

ニアタ「ああ、共に創造の輪の中に
    かの者が注ぐ光は、万感の祈りを結ぶ。
    そして、世界の民は自らの光に気付く…
    いまやディセンダーの力は、
    ヒトの手を通じて世界中に伝わった
    ルミナシアの民の光は、
    世界樹を巡る新しい力となる。
    それは、ラザリスと共に生きて行く変化となる
    そして、我々は皆『知って』いる。
    ディセンダーは、不可能を知らない事を…」

カノンノ「うん。
     知ってる…。
     知っているよ…
     また戻ってきてくれる事も知ってる
     約束したもん…
     ずっと未来を創っていこうって
     約束したから」


(ここからアニメーションになります)
世界樹を貫いていたキバが世界樹の中へと消えていく。

ジューダス「キバが、消えていく」

クレス「すべて世界樹の中へ……」

キバが消えて出来た穴から色違いの樹が生えてくる。

ジュディス「あれはラザリスの世界『ジルディア』の世界樹なんだわ」

ファラ「ルミナシアの世界樹を癒していってるのね」

世界樹が癒される様を見届けたカノンノ

カノンノ(変わる……変わるんだ。
     世界が変わる。私達も、ラザリスも……
     二つの世界がひとつになって、新しく生まれ変わる
     お互いが生きていける世界が、始まるんだ)

発進するバンエルティア号
カノンノ(私達の創造は終わらない。
     共に手を取り合って続いていく。
     ずっと、ずっと続いていく……)


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