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でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪のエンディング
>せーふてぃGさんを撃破したじーさん達。
せーふてぃGさん「・・・・・・・・・」
じーさん「・・・・くるしい戦いじゃった・・・まるで自分と戦っているようじゃった・・・」
孫「そうかなー?」
>すると、お友だちボックスから閉じ込められたマモール教授の声が。
マモール教授「出してほしいんだぞー!!!」
孫「あれ?おじいちゃん、あそこにあるのって・・・」
マモール教授「ココから出してほしいんだぞーっ!!!」
じーさん「この声は・・・トマトピューレ平野!?」
孫「誰だよ!マモール教授だろ!?」
じーさん「あー。最初のステージぶりじゃからすっかりわすれとったわ。」
マモール教授「いいから助けるんだぞーっ!」
じーさん「そらよっ★」
「バキッ!」
>じーさんはお友だちボックスを殴った。
マモール教授「だぞっ!?」
>すると、中からマモール教授が姿を現した。
マモール教授「・・・・・たすけてくれてどうもアリガト・・・なんだぞ。」
じーさん「いいってコトよ。しかし、オマエ。なーんでまた、ワシのニセモノなんて作ったんじゃ?」
孫(似てないけどね・・・)
マモール教授「・・・・助けてくれたお礼に話すんだぞ・・・ボクには・・・じーさんにソックリなおじいちゃまがいたんだぞ。」
>マモール教授の回想が始まる。
数年前
マモール教授「びえぇーんだぞー!」
マモールの祖父「おやおやマモール。どうしたんだい?」
マモール教授「ぐすっ・・・おじいちゃま・・・っ また、ジッケンに・・・えぐっ・・・シッパイしたんだぞっ・・・!
・・・やっぱりボクはっ・・・ロボットはかせになんて・・・なれないんだぞっ・・・!」
マモールの祖父「・・・マモールよ、シッパイはせいこうのお母さんだ。せいこうはシッパイから生まれるんだよ。
シッパイした数だけ人は強くなれるんだ。強くなりなさい。マモール。いろんなシッパイをのりこえて人々を助ける、
リッパなロボットはかせになりなさい。」
マモール教授「おじいちゃま・・・!」
>回想が終わる。
マモール教授「ボクは、やさしいおじいちゃまが大好きだったんだぞ・・・そして、忘れもしないあの日
ボクとおじいちゃまは山にハイキングに行ったんだぞ・・・けわしい山道はおじいちゃまの足には、ツラそうだったんだぞ・・・
それでも、おじいちゃまはボクをよろこばせるために平気なフリをしていたんだぞ・・・
・・・でも、ムリをしたおじいちゃまは、ぐうぜん落ちていたバナナの皮に足を滑らせて・・・」
>回想。ガケから落ちていくマモールの祖父。
マモールの祖父「うわあああ!そんなバナナーッ!」
マモール教授「・・・ガケから落ちて、そのまま死んでしまったんだぞ・・・」
孫「そんな・・・!?」
マモール教授「けわしい山道・・・バナナの皮に、ガケ・・・世の中にはキケンなモノが多すぎる!
カンペキなガードロボットがあれば、もうだれもおじいちゃまみたいな目にあわなくてすむ・・・
そう思ったボクは、たくさんたくさん勉強をしてロボットはかせになったんだぞ。
そして、いよいよ夢だったカンペキなガードロボットをつくりはじめたある日、僕はアナタたちのコトを知ったんだぞ。
・・・おどろいたんだぞ。じーさんの姿は、大好きなおじいちゃまにソックリだったから・・・
でも・・・じーさんはキケンから助かる方法を教えると言いながら、いつも孫をキズつけたり、がけから人をつきおとしていたんだぞ!!!!」
孫「タイトル画面のあれか・・・(汗」
>タイトル画面でじーさんが校長を崖に突き落とす姿を思い出す孫。
孫「あの人はだいじょうぶだと思うよ・・・がんじょうだから。」
マモール教授「それでも、いけないコトにはちがいないんだぞ!
おじいちゃまと同じ姿なのに、やってるコトは正反対!
オマエたちはGさんをニセモノとよぶけれど、ボクにとっては、じーさんの方がおじいちゃまのニセモノなんだぞ!!!
だから、ボクは、その怒りをバネにカンペキなガードロボットをつくったんだぞ!
どんなキケンからでもみんなを守りきるがんじょうなボディ!
おじいちゃまを失ったあの日のくやしさを忘れないよう、バナナをかたどったヒゲ!
そうして、あらゆるキケンから助けてくれるカンペキなガードロボットを・・・りそうのおじいちゃまをつくりあげたんだぞ!」
孫「それがせーふてぃGさんだったんだね。(っていうかバナナだったんだあのヒゲ・・・)」
マモール教授「そうだぞ。でも、結果は見ての通りの大暴走・・・とんだシッパイ作だったというワケだぞ・・・」
孫「マモール教授・・・」
「ギッ・・・ギギギギ・・・」
せーふてぃGさん「世ノ中・・・キケン・・・イッパイ・・・!」
>壊れたはずのせーふてぃGさんが動き出した。
じーさん「こいつ!まだ生きておったのか!?」
せーふてぃGさん「キョウじゅハ・・・ワタシ・・・ガ守ル・・・まモ・・・守ル・・・マモ・・・閉じ・・・コめ・・・
閉ジ込メルルルルル!!!!!」
マモール教授「Gさん・・・そんな・・・!もう限界のハズなのに・・・!」
じーさん「マモールのコトがよほどシンパイなんじゃな・・・」
せーふてぃGさん「閉じ込メ・・・閉ジ・・・マモ・・・ル・・・!」
>じーさんがせーふてぃGさんに語りかける。
じーさん「・・・なあ、せーふてぃGさんよ。ワシやオマエが言うように世の中はキケンでいっぱいじゃ。
だからワシは、孫にキケンから助かるための方法を教えてきた。
じゃがな・・・キケンだからといって、オマエのように大切な人たちをハコの中に閉じ込めていては、
人はいつまでたっても強くはなれん!!
たしかに、ワシのやっているコトは、時には孫をキズつけてはいるかもしれん。じゃが、一度キズつき、それをのりこえた人は・・・
前よりもずっと強くなれるんじゃ!
ワシは、これからもキケンから助かるための方法を教えつづけるぞ!
いつかワシがいなくなっても孫が・・・ワシの知るみんなが・・・ずっとずーっと、強く生きていけるようにな!」
孫「おじいちゃん・・・」
じーさん「せーふてぃGさん。人は、お前が思っているよりずっと強い生き物じゃよ。
ムリヤリ守ろうとするんじゃなく、ちっとは信じてみんか?」
せーふてぃGさん「ジ・・・じーサン・・・きょうジュ・・・信ジ・・・ピーッ!!!! ガクッ・・・」
>遂に機能停止するせーふてぃGさん。
マモール教授「Gさん・・・・」
孫「・・・マモール教授。たしかにおじいちゃんはめいわくなコトばっかりしてるかもしれないけど、
アレはアレでみんなを笑わせてくれるし、けっこうイイところもあるんです。オレもおじいちゃんのことその・・・好きだし。
だから・・・教授。おじいちゃんのコト 許してもらえませんか?」
マモール教授「・・・・・じーさん。ボクはアナタを見た時、まわりをキズつけてばかりでまちがってると思ったんだぞ・・・
でも、いつの間にか、ボク自身もまちがっていたようなんだぞ・・・」
じーさん「まちがえるコトぐらいだれにでもある! 孫なんてしょっちゅうテストの答えをまちがえとるぞ!」
孫「おじいちゃん・・・(怒」
じーさん「それに、守るコト自体はまちがいじゃない。・・・ちと、やりすぎだったがの。
大切なのは、ただ相手を守るだけじゃなく、相手がキケンなことやまちがったコトをしてしまった時、何がいけないコトか、
キチンとおしえて、理解してもらうコトじゃ。オマエはGさんのことをシッパイ作といったが、たった1度のシッパイが何じゃ。
シッパイをのりこえた人は、前よりずっと強くなれるんだぜ?」
マモール教授「えっ!?」
>マモール教授の脳裏に祖父の言葉がよぎった。
「・・・マモールよ、シッパイはせいこうのお母さんだ。
せいこうはシッパイから生まれるんだよ。
シッパイした数だけ人は強くなれるんだ。
強くなりなさい・・・マモール。
いろんなシッパイをのりこえて人々を助ける、
リッパなロボットはかせになりなさい。」
マモール教授「おじいちゃま・・・ううん、じーさん。ボク・・・Gさんと・・・もういちどやり直してみるんだぞ・・・
おじいちゃまがいろんなことをボクに教えてくれたみたいに、今度はボクがGさんに、いろんなコトをおしえてやるんだぞっ!
そして、今度こそカンペキなロボットをつくってみせるんだぞっ!!」
>じーさん達から去って行くマモール教授。
孫「行っちゃったね。・・・大丈夫かな?マモール教授・・・」
じーさん「アイツは、シッパイをのりこえて強くなった。もう、だいじょうぶじゃろ。
ほれ、ワシらもさっさと帰ってメシにしよーぜ!」
孫「・・・うん、おじいちゃん!」
>スタッフロールで、原作者・曽山からのメッセージが表示される。
「最後までじーさんと遊んでくれてありがとう キミも今日からお友だち軍団だっっ!!! 曽山一寿」
>スタッフロール後、夜空に浮かぶ校長の顔。
校長「3DSで初のゲーム化なのにワガハイ・・・またこんな役かーい!!!!」
(終)