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ときめきメモリアル
ガールズサイド(葉月、日比谷、氷室、千晴)
葉月は本編の主役、日比谷は後輩、氷室は担任、千晴は隠しキャラです
主人公(自分)にはかっこの前に名前を入れていません。
「開かずの教会」が卒業式に開き、王子様が迎えに来るという設定。
また告白を断る事も出来ますがここではOKした物のみ載せています

〜葉月 圭(運動勉強と完璧、実は幼馴染み、攻略は全パラメータ)〜
「葉月君...」葉月「ここに..いたのか..泣いてるのか?」
「...だって、私..」葉月「..姫。私はこの深い森を抜けてやってまいりました。
再び巡り会う為に..あなたを迎えに来たのです」 「葉月君..」
葉月「その本の続き、教えてやるって約束したろ?」 「うん..」
葉月「泣くなよ。」 「うん..葉月君、いつ思い出したの..?」
葉月「入学式の日、教会の前でお前を見つけた時。
..すぐ分かった。お前、あの頃とちっとも変わってなかったから。」
「そう..かな?」 葉月「ああ..あの頃と同じ、幸せそうな笑顔だった。
まるで、この教会だけ時間が止まってるみたいだった。」
「じゃあ..どうして、今まで?」
葉月「言い出せなかったんだ..俺はあの頃の俺とは違ったから..
このまま黙っている方が良いんじゃ無いかと思った。」
「そんな事...」 葉月「でもお前は、やっぱりあの頃のままで、
笑ったり怒ったりしながら..どんどん俺の中に入って来た。
..あの頃のまま、俺が欲しくても手に入れられなかった物を
皆持っていて..それを少しずつ俺に分けてくれた。でも、お前と会うと俺..
どうしても上手く言えなくて..言葉にしてしまったら、またお前が俺の前から
消えてしまうような気がして..だけど、このままじゃ..このまま卒業してしまったら、
永久にお前を失う事になる。俺..もう、お前を離したくない。だから..(主人公)、
迎えに来たんだ。」(ここで選択、「私も、葉月君を..」)
「私も、心の中で葉月君が来てくれる事、知っていたような気がする..」
葉月「..今のこの気持ち、きっと俺、上手く言えないから..きっと言葉じゃ
伝えられないから、これ、お前に..。」(指輪を主人公にはめる)
「綺麗..私の為に?」 葉月「ああ、クリスマスに渡そうと思ったけど、
間に合わなくて..。」 「ううん..。これ、クローバー?」
葉月「ああ..旅から戻った王子は何も持っていなかったけど..
クローバーの指輪を姫に渡して、誓うんだ..
”あなたは私の心の幸い、ふたりは今、永遠に結ばれたのです”」
「永遠に..」葉月「永遠に。愛してる..俺達の永遠を、ここから始めよう。」

〜日比谷 渉(2年時に強制で出る後輩、攻略は運動パラメーター)
「日比谷くん..」 日比谷「先輩っ!ジ、ジブンは..いえいえ、オレは..。
やっとわかったんス!じゃなくて..やっと分かったんです。
あああっ、ダメだぁ〜。..あの、も、もう1回、最初っからいいッスか!?」
「(....?)」 日比谷「じゃ、じゃあ..いきますっ!」(白い画面に戻る)
日比谷「先輩!オ、オレはやっとわかった..んです。一人前の男になる為に
ほんとに必要な物が何かって事。」 「日比谷くん..」
日比谷「そうなんス..誰かのマネじゃあ、ダメなんですよね。
一生懸命打ち込んでる姿、それがカッコイイ事だと思うんです。
何だって良いんですよね!自分が本当に好きで、頑張れる物だったら。
ジブンは野球が大好きです!」
「..そっか。それが日比谷くんの結論なんだ。うん、もうすぐ3年生だもんね」
日比谷「ハイ!あの、でも、分かったのは先輩のお陰です。」
「わたしの?」 日比谷「あ、あの!聞いて下さい!オレは先輩より
いっこ年下ですけど..1年出遅れてるけど、でも気持ちじゃ負けません..
オレ、うまく言えないんですけど..ずっと先輩の背中を見て来て思ったんです。
ただの後輩なんかじゃ無くて、オレ先輩に一人前の男として認めてもらいたいって。
先輩!好きですっ、大好きですっ!!先輩にメロメロにさせるようなカッコイイ男に
きっとなります!だから、彼女になって下さい!!」
(ここで選択。NOを選んでも1度くいさがる。「うん、よろしくね」を選択)
日比谷「やった..やったあ!やった、やった、やったあっ!先輩が..
先輩がOKしてくれたあっ!うわわわわあッ!」
「日比谷君、少し落ち着いて!」 日比谷「落ち着いてなんかいられない!
そんなの無理だ!だってオレ、先輩の事愛してるんだ!!先輩、ジブン、
もっともっとカッコイイ男になりますから!」

〜氷室 零一(3年間の担任、攻略はテスト上位成績と課外授業全出席?)
「氷室先生..」 氷室「(主人公)、どうした。ここは立ち入り禁止のはずだ」
「..すみません、すぐに出ます..」 氷室「待ちなさい!そうじゃない..私は君に話がある
君に話さなければならない事が有るんだ。少し長くなるかもしれないが、聞いていて欲しい」
「はい..」 氷室「..そう構えるな。話し難くなる。..憶えているか?君と私が始めて
出会った時の事だ。」 「入学式の日..ですか?」 氷室「そうだ。ちょうどこんな風に
君は緊張した面持ちで、じっと私を見つめていた。スカーフが曲っている事にも
気付かないで..余程私が怖かったんだろう。違うか?」
「はい、すごく怖そうな先生だなって..」 氷室「やはりそうか..まあいい」
氷室「あれからもう3年だ。季節もまた春になった。君達生徒が私の元から
巣立って行く季節だ。しかし、4月になればまた、私の教室は新入生達で溢れかえる。
感傷にひたっている暇は無い..私は教師になって以来、それを不満に感じた事は無い..
いや、正確に言えば何も感じていなかった..しかし、今回だけは違った。
今日、この日の事を考えるととても冷静ではいられなかった。混乱した..
どうしてもその理由がみつから無かったからだ。同じ教室..緊張した新入生達、
新しい教科書とノートの匂い..また同じ4月が始まるはずだ..そして..私は気が付いた。
そこには決定的にある要素が欠けている事に..答えは君だ。そこには君がいない..
君の声が聞こえない、君の名を呼んでも、もう私の側に駆け寄って来る君は居ない..
私はもう、君の前で教師でいる事が出来ない。君のいない生活にはもう戻れそうにない。
君を..失いたくないんだ。つまり私は..君を愛している。」
(選択「私も、先生の事を愛しています」)
氷室「君も私の事を..そうか、有難う。」
「そんな、有難うなんて。私の方こそ感謝の気持ちで一杯です。」
氷室「いいんだ。私はずっと前から伝えたかった。君に対する感謝の気持ちを。
有難う。君は無色透明な私の世界に彩りを与えてくれた。来なさい。
伝えたい事が他にも山ほど有る。ドライブをしよう。」

〜蒼樹 千晴(隠しキャラの留学生、独り外出(服も季節に合わせた方が良)をして偶然
千晴に遭遇すると届くメールに正解の答えをする。同じ街からきらめき高校に通っている)
「千晴君..」 蒼樹「あの、僕は..今日、ここに来れば、あなたに会えると思って..
やっぱり僕は、どうしても、会って謝っておきたかったんです。覚えていますか?
いつかメールで、とても気になる女の子の事を書きました。」 「うん..」
蒼樹「とても親切な女の子です..僕はその女の子に..恋をしていました。
ちゃんと話した事も無い人なのに、自分でも不思議な位僕はその子に夢中になりました。
理由はすぐに分かりました。メールには書けなかったけど..僕は、あなたとその人を、
ずっと重ねて考えていたからです..」 「...」 蒼樹「自分でもおかしいと思うけど、
どうしても同じ人に思えて仕方が無かった..そして、あの日、あの公園で
その女の子が本当にあなただという事を知りました..。あなたの口からあなたの名前を
聞いた時、僕は夢を見ているのかと思いました。あの時、僕は本当に嬉しかった..
その気持ちをすぐにあなたに伝えようとしました..。..でも僕の口からは言葉が出て
来ませんでした。..怖くなったからです。僕の方はあなたが想像していたような
”ちはる”なんだろうか?もし、あなたが実際の僕と会って、がっかりしてしまったら..
そう考えました..。僕は逃げ出して、部屋であなたの事を考えました..。
まだあの場所で待っているかもしれない、戻って謝ろう..僕は悩みました。
でも、やっぱり僕には出来無かった。情けなくて..涙がこぼれました..
メールのあなたは僕が日本に来て初めて出来た友達です。学校に、まだ友達がいない頃
僕はあなたのメールを読むのが本当に楽しみでした。寂しくてアメリカ(故郷)に
帰りたくなった時、あなたからのおメールを何度も読み返していました。
僕は..あなたに嫌われて、あなたのメールを失う事が本当に怖かった..
それなのに、結局僕は大切なあなたに酷い事をしました。..僕を許して下さい。
そして..お願いです、もう1度..あなと本当の友達になって、僕を好きになってもらう
チャンスを下さい」(NOだと似た会話でさようならが付く。選択「うん..これからもよろしくね」)
蒼樹「有難う..。あの、僕は蒼樹 千晴といいます。」 「え..?」
蒼樹「自己紹介です。ずっとあなたに聞いてもらいたかったんです。」 「うん」
蒼樹「僕はアメリカから来た留学生で、今日きらめき高校を卒業しました。
僕は何度もあなたを町で見かけて、その度にいつも気にかかっていました..
そして、今はあなたに恋をしています。はじめまして。」 inserted by FC2 system