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ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート・エンディング

※主人公の名前はデフォルトの「キーファ」にしています。

ついにラダトーム城の地下深くで幻魔王マガルギと対面する、キーファとルイン。
*「…よくぞ 来た。 われの みちびきのままに
ロトのオーブを あつめし者たちよ。
われは げんまの王 その名は マガルギ。
人と まものの ちょうてんに立つ者なり。」
マガルギ「そなたらの はたらき みごと。
4つに わかれた ロトのチカラが…。」
 4つのロトのオーブが浮かび上がる。
マガルギ「チカラ ゆうき まもり ちしき。
すべてが 今 ここに そろったのだ。」
ルイン「あの…ボクたちの ねがいごとを
かなえて もらえるんですよね?
お父さんと お母さんの びょうきを
なおして もらいたいんだ げんま王!」
マガルギ「げんま王? しらんな そんなヤツは。
オレは こいつのカラダを かりただけだ。
礼をいうぞ。 ロトのオーブに ふれられぬ
オレのかわりに あつめてくれたことにな。
ねがいは かなう。そうだ このオレの
ねがいが 今こそ かなうのだっ。
ロトのチカラを 手にしたとき
オレは この世界の すべての王となる!
そのまえに キサマたちには
死んでもらうと しようか! わはははっ。」
 マガルギ・ダークフレイム・デスブリザードとの戦い。勝利した後、
マガルギ「ぐお…キサマたちが ここまで
つよいとは…。
こんなはずでは なかった…。
ぐぬぬぬっ。
ならば 今ここで ロトのチカラを
とりこみ キサマたちに みせてやろう!」
ロトのオーブを取り込み、禍々しい魔物の姿に変わるマガルギ。
マガルギ「みよ このすがたを!
キサマたちなど いっしゅんで 消してやる!」
ドメディ「そうは いかぬ。
ロトのオーブは かえしてもらおう。」
 幻魔の4人(ドメディ・クシャラミ・カカロン・バルバルー)が姿を現わす。
マガルギ「ぬう! キサマは げんま四天王か。
消したと おもっていたが 生きていたか!」
クシャラミ「なるほど げんま王は
カラダを のっとられてたってわけね…。」
カカロン「ヘンだと おもってたのよね。
ロトのオーブを とりに こさせるなんて。」
バルバルー「なんだか しらんが ヤバそうだな。
まにあって よかったぜ。」
マガルギ「おのれ…。
げんま ふぜいが オレを止める気か。
わらわせるなよ…。
カーーーーッ!!」
 その時竜巻が起こり、幻魔の4人を吹き飛ばす。
カカロン「きゃあっ!」
 どこかへ消えていく幻魔たち。
ルイン「ああっ げんまの人たち…。」
マガルギ「せっかくの ロトのチカラを…。
オレに ロトのしかくが ないというのか…。
ならば ロトのオーブを手にする
しかくをもつ キサマたちを食らってくれるわ!
そして ふたたび ロトのチカラを
手に いれてやる!
ウゴアーーーーッ!!」
 そしてマガルギとの最後の戦いが始まる。果てしなく続くかのような戦いに何とか勝利する。
マガルギ「グオオ…。
まだ…オレは やぶれたわけでは…。
おのれ…。
ゆるさん… ゆるさんぞオオオオッ!」
 何者かがマガルギの身体から出てゆき、マガルギが本当の姿を取り戻す。
ルイン「やったね キーファ兄ちゃん…。
ボクたち かてたみたい…。
ひっ…まさか まだ?
…あれ なんか こえが ちがうね。」
マガルギ「私は げんま王 マガルギ。
あなたがたが 私を すくってくれたのですね。
私は なに者かに カラダを
のっとられて いたようです…。
その者は ロトのチカラをねらい
私や あなたがたを りようしたのでしょう。
あなたがたに ロトのオーブを
あつめさせ そのチカラを えようと。
ロトのオーブは 今は未来をになう
子どもたちにのみ ふれられるもの。
きっと 世界中の こどもたちを
あまい ことばで そそのかしたのですね。
あなたたちのような ゆうきある
子どもたちがいることを しっていたのです。
ロトは ひとりのニンゲンをさししめす
ことばでは ありません。
そして ゆうしゃとは ゆうきある者のこと。
それは じぶんで 名のるものではなく…
ゆうきを もって こうどうするものが
いずれ ロトと呼ばれるように なるのです。
それこそが ロトのゆうしゃなのです。」
ルイン「ロトの…ゆうしゃ…。それよりも ボクは
お父さんたちの びょうきを なおしてほしい…。」
マガルギ「…あやつられて いたとはいえ
ごめいわくを おかけしてしまいました。
私のチカラで なんとか そのねがい
かなえて みせましょう。
ルインの ごりょうしんの びょうきと
そして キーファを 元の世界に。」
ルイン「えっ 元の世界って どういうこと?
もしかして キーファ兄ちゃんは…。」
マガルギ「そう キーファ そして フォズは
この世界に 生まれた者では ありません。
こことは また ちがう世界に
生きる者なのです。かえらねば なりません。」
ルイン「そうなんだ…ぜんぜん しらなかったよ。
でも いいんだ そんなこと。
キーファ兄ちゃんが いてくれたから
ボクたちは ここまで これたんだから。」
マガルギ「それでは ねがいを かなえます。
お行きなさい ふたりとも。
…ありがとう キーファ。
ありがとう ルイン。
私を すくってくれて…。
ほんとうに かんしゃ しています。」

 キャラバンのベースキャンプ。これまで仲間になった旅人たちがキーファ達の帰還を待っていた。
 これまで旅してきた場所をセピア調で振り返る。
 そしてキーファ達はデルコンダルの町に戻り、ルインの両親と再会する。

 (スタッフロール)

そしてキーファとルインが出会った迷いの森。ギャバン、フォズも居合わせていた。
ルイン「キーファ兄ちゃん
今まで ほんとうに ありがとう…。
キーファ兄ちゃんが いなかったら
きっと ボク とちゅうで やめてた。
ほんとうは ずっと いっしょに
旅をしていたいけど…。
キーファ兄ちゃんも はやく
自分のおうちに かえらないとね。
さようならは いわないよ。
いつでも あそびに 来てくれるよね?
ボクは これからも キャラバンのみんなと
旅をつづけたいと おもってるんだ。
でも たまに ここにも かえってくるよ。
キーファ兄ちゃんが来てないか みるために。
…それじゃ キーファ兄ちゃん
元気でねっ。」
ギャバンに話す。
ギャバン「わしは はじめて 会ったときから
 なんとなくじゃが おもっておったよ。
 キーファは どこか わしらと
 ちがう かんじが していたんじゃ。
 もしやと おもうが グランエスタード
 というのは 城のなまえでは ないのか?」
 (「はい」と選択)
ギャバン「ふむ やはり キーファは
 王族の ちすじの者じゃったのか。
 なるほど 人を ひきつけるチカラが
 キーファにあるのも なっとくできたわい。
 気をつけて かえるんじゃぞ。
 城の者たちも しんぱいしておるじゃろうて。」
 フォズに話す。
フォズ「みじかいあいだでしたが みなさんと
 いるのは たのしかったです。
 転身のおかげで 私の しゅぎょうも
 はかどったと かんじています。
 あなたも この旅で まなんだことは
 おおかったのでは ありませんか?」
 (「はい」と選択)
フォズ「うふふ そうですよね。
 たくさんの人たちと ふれあうことができました。
 いろいろな人が いました。
 それぞれ いろいろな心を もっていました。
 人と人との 心のつながり。おたがい
 それを わすれずに がんばりましょう。
 では 私も じぶんの世界に
 かえろうと おもいます。
 しかし もし こちらで なにか
 こまったことが あったら 呼んでくれと…
 ルインには つたえておきました。
 また お会いできるかも しれませんね。
 それでは ごきげんよう キーファ。
 みなさんも お元気で。」
 (旅の扉に入るフォズ)
ルイン「フォズ姉ちゃんも ありがとう!
 転身 すごかったよっ 元気でね!!」
ギャバン「むこうでも たっしゃでな。
 たまには わしらも おもいだしとくれよ。」
 フォズの姿は消えていく。
 そして、いよいよキーファも旅の扉の中に入る。
ルイン「さようなら キーファ兄ちゃん!
ボク ぜったいに わすれないよっ。
いっしょに旅したこと わらったこと
ないたこと ぜんぶ!
元気でね キーファ兄ちゃーんっ!!」

 暗闇の中、4人の幻魔を見つめる三つの目が見えた気がした…

(Fin)

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