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ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 イルの冒険のエンディング

マルタの国を救うため、異世界を旅するイルと仲間の魔物たち。
そして
遂にイルと仲間達は狭間の世界にて見事魔王ドークに勝つ事ができた。
ドーク「・・・な なに この私が・・・ そうか・・・ そういいうことですか・・・
    ・・・どうやら 私の勘違いだったようですね・・・。」
ドーク「あなたが 宝を集める理由は 見栄や 欲ではない・・・
    私には理解できない 他の・・・ 何か・・・ そして・・・
    それは わたしに 力を 与えてはくれなかった・・・。」
ドーク「あなたは コレクターとしては最低だ・・・ ・・・ だが・・・
    ・・・最高の仲間をあつめたようですね・・・ ・・・。」
ドーク「グフッ・・・ 私の負けです。
    その宝箱を 開けなさい・・・。」
そう言い残して魔王ドークは息絶えた・・・。
イルは宝箱を開けた。中には『不思議なへそ』なるものが入っていた。
それを手にしたイル。その時、どこからともなく 声が聞こえてきた。
わるぼうの声だ。
わるぼう「・・・おい 聞こえるか イル!
     へそのかわりを見つけたか!」
イルは小さくうなづいた。
わるぼう「いいか マルタに よびもどすからじっとしているんだぞ!」

イルは わるぼうの魔法によってマルタに帰る事ができた。
わるぼう「やったな イル!マルタの力をわけてやるよ!」
イルたちはマルタの残った力によって激闘でついた傷を癒すことができた。
わるぼう「ほら 回復したぜ!早速俺にも見せてくれよ!」
イルは不思議なへそを出した。
わるぼう「ほう これが 不思議なへそか・・・ ふむ・・・
     さすが イル!俺は信じていたよ!
     早速 マルタのヘソのかわりになるか試してみよう!」
イルたちは、マルタの力が抜けていく穴を不思議なへそで塞いでみた。
わるぼう「みろ!ぴったりだ!遂にやったな イル!」
喜びあうイルとわるぼう。しかし、その時地震が起きた。
わるぼう「・・・ん!? もしかして 今 少し 揺れなかったか?」
更に大きな地震がおきる。
わるぼう「あわわわわ!どうやらまにあわなかったようだ!!
     へそは 閉じれたけど もうマルタを支えるだけの・・・
     生命力がここには残っていなかったんだ!!」
慌てふためくイルとわるぼう。そして万策つきた わるぼうは・・・
わるぼう「もう こうなったらどうしようも 無いか・・・
     お前も よくやったけど これも 運命かもな。よし!」
わるぼうは妙に落ち着いた口調だった。
わるぼう「島から逃げ出せとみんなに伝えてくれ。
     俺は ここで もう少し 時間を かせいでみる・・・ ・・・。
     さあ ここで おわかれだ・・・ 気をつけてな・・・イル。」
それしかなかった。どうすることもできなかった。
イルはその場を去ろうとするが、わるぼうが気になって後ろを見てしまう。
わるぼう「・・・ほら さっさといけよ!」

その時、へそに光の粒が集まってきた。

わるぼう「どういうことだ・・・ マルタに生命力がこんなに・・・」
さらに生命力がみるみる集まってくる。
その生命力は、イルが旅した異世界の住人から送られてくる物だった。
それは共に盗賊を倒しにいった砂漠の国の王とビーバーン。
海の国の元船乗りの爺さん。海の国の人魚。
氷の世界の王女。氷の世界の精霊。
それらの力は異世界へと通じる 不思議な鍵穴からあふれ出ていた。

こうして、マルタの国は、滅亡の危機をまぬがれた。

そして・・・

王「みなのもの よく来てくれた。紹介しよう!
  このものが マルタを救った勇者イルだ!」
歓声がとび、イルは照れくさそうにしていた。
王「島が沈む 一大事にカメハが 原因とはいえ・・・
  誰一人 おぬしの警告に 耳を かたむけなかったとは・・・。」
  しかし おぬしの行動が みなの心を 動かしたのだ!
  イルよ!おぬしには感謝の 言葉も無い!!
  さあ 今日は無礼講じゃ!みな楽しむがよい!」

その言葉で、祝福の祭りがはじまった。
イルは祭りを見て回っているとき、兄のルカに出会った。
ルカ「イル おめでとう!!とうとう やったな!
   マルタのへそが壊れたときはどうなるかと 思っていたけど・・・
   魔物たちと 力をあわせて 遂に マルタを救ったんだ!」
しかし、ルカは少しつまらなそうにしていた。
ルカ「・・・うん!? どうしたんだ?なんだか うかない顔だな・・・
   そうか・・・ 仲間になった魔物と 旅することや・・・
   新しい異世界で色んな人々と出会うことが
   楽しみになって きていたから ちょっと さびしいんだろう?」
ルカはイルの気持ちを理解することができた。そんな時・・・
?「・・・フフフフフ そんな事なら 心配しなくていいぜ!」
空からわるぼうが飛んできた。
わるぼう「今度はへそのかわりの物を探す 旅じゃなくて・・・
     お前自身の旅を始めればいいのさ!!」
そういいながら わるぼうは 新しい不思議な鍵を取り出した。
わるぼう「世界の数なんて誰も知らないんだ!
     冒険する世界が無くなるなんてことはないぜ!」

こうしてイルは新しい冒険を始めたのでした・・・

THE END

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