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Der Langrisserのエンディング


このエンディングは光輝の軍勢の味方をして、ラーナを仲間にして、
ベルンハルトがラスボスになるルートを通った場合の
エンディングです。
各キャラのその後はベストエンドと思われるものです。
クラス名、パラメータ、撤退回数、敵撃破数は省きました。



〜ヴェルゼリア城〜

帝国軍指揮官:へ、陛下!
       せ、青竜騎士団は全滅・・・・。
       城門を守備しておりました、
       近衛騎士団も・・全滅し、
       城門は突破されました。

ベルンハルト:そうか・・・・。
       大儀であった。

帝国軍指揮官:ハッ・・・・。
       ウッ!

(帝国軍指揮官が息絶える)

ベルンハルト:まさか、
       あのレオンが破れるとは・・・・。
       迎撃の準備を急げ!
       敵はそこまで来ているぞ!

(主人公達が登場する)

ベルンハルト:よくここまで
       たどり着いた。
       さすがはラングリッサーだ。

ラーナ:それは違うわ!

リアナ:みんなが信じあって
    戦ってきたから、
    ここまで来れたのよ。
    だからラングリッサーも
    力をかしてくれた・・・・。

シェリー:そうよ!
     それが光輝の力なのよ!

エルウィン:お前ほどの男が
      どうして
      それに気づかないのだ!
      ベルンハルト!

ベルンハルト:笑止!
       私は、力で全てを
       勝ち取ってきた。
       強大な力があれば、それを
       したって人も集まる。
       金も集まる。
       手に入らぬものは何もない。
       そう・・・・世界すらもな!
       余にはその器がある!
       そして、アルハザードもな!

ジェシカ:愚かな・・・・。
     あなたは、間違っています!
     ベルンハルト!

ベルンハルト:フハハハハ・・・・
       ほざけ負けイヌが!
       ぬしらから
       ラングリッサーを奪えば、
       余をおびやかすものは
       もはや何もなくなる。
       いでよ!
       我が闇の下僕ども!

(敵部隊が登場する)

エルウィン:絶対に
      負けられない!
      この光の剣にかけて!

(戦闘開始)

ベルンハルト:力による統一こそ
       確実に平和を築く方法だ!
       力が弱ければ、
       人も金も集わず、
       裏切られる・・・・。
       強大な力をもった、
       ただ一人の王が、
       この世界には必要なのだ!

(エルウィンとベルンハルトが戦闘する)

エルウィン:これで終わりだ!
      お前の野望も、ここで絶える!

ベルンハルト:おもしろい。
       やってみろ!

(ベルンハルトのHPが0になった後)

ベルンハルト:く・・・・くくく、
       見事だったぞ。
       さすがはラングリッサーだ・・・・

エルウィン:それは違う!
      お前を倒せたのは、
      みんなの力があってこそだ!

ベルンハルト:それが・・・・、それこそが
       聖剣ラングリッサーの
       力なのだ。
       人ひとりの心は弱い。
       ねたみ、うたがい、うらみ、
       そして裏切り・・・・
       その他多くの心が、
       無益な争いを引き起こすのだ。
       自分さえも信じられぬ者が、
       他人を信じられるものか・・・・。
       人から争いが絶える事はない。
       余は一人の兵士だったころから
       イヤと言うほど見てきた。
       そして思ったのだ・・・・
       誰かが、だれかがこの世界を
       統治できれば・・・・、
       絶対の統治者がいれば、
       戦争をなくす事が出来る、と。
       だから力が、
       全てを圧倒する力が
       欲しかったのだ。

エルウィン:・・・・・・。

ベルンハルト:だが、余の取った方法では、
       ・・・・力による統治には
       真の平和などありえぬ。
       フフッ・・・・。
       結局、他人を信じぬ弱い者とは
       余のことかも知れんな。

エルウィン:帝王よ。
      戦いはこれで終わりだ。
      これからは大陸中の人のために
      我々とともに・・・・。

ベルンハルト:よせ!
       自分の負けを認めたとは言え、
       余は誇りあるレイガルドの王!
       ぬしの剣では死なぬ!
       ましてや敵に情けを
       かけられるくらいなら、
       自ら死を選ぶわ!
       アルハザードよ!
       最後の力を見せてくれ!

ジェシカ:ああっ!
     剣の魔力が暴走していく!

(レオン登場)

レオン:陛下!
    私もおともします!

ベルンハルト:・・・・レオン。
       お前はまだ死ぬときではない。
       お前は生きて帝国の最後を
       見とどけるのだ!

レオン:陛下亡き後にまで
    生きながらえたとして、
    何の意味がありましょう。
    私は、陛下の理想を
    我が理想と思い、
    これまでお仕えして
    参りました。
    ・・私は、最後まで自分の理想を
    つらぬきたく思います。
    たとえ、それが死への道で
    あろうとも・・・・。
    陛下!
    どうか、最後まで
    おともさせて下さい!

ベルンハルト:フ・・・・、
       ・・・・好きにするが良い。

エルウィン:レオン・・・・。

レオン:エルウィン・・・・。
    お前達ならば安心して
    この大陸をまかせられる。
    頼んだぞ、さらばだ!

ラーナ:レオン!

レオン:ラーナ、すまない・・・・。
    私は最後まで私の信じた
    理想とともにありたいのだ・・。

ラーナ:レオン・・・・。
    私も行くわ、
    あなたと一緒に・・・・。

リアナ:姉さん!?

レオン:・・・・すまぬ。
    私は、あなたの
    気持ちに応えることはできない。
    ありがとう、そして・・・・
    さよなら、ラーナ・・・・。

ラーナ:レオーーンッ!

「アルハザードを手に入れた!」

ラーナ:・・レオン・・・・。

リアナ:長い戦争の後で
    最後に残った物が
    このアルハザードだけなんて
    何だか悲しいわ・・・・。

キース:やはり王たるものは
    力を必要とするのか・・・・。

エルウィン:だからといって
      そのために闇の力を使っては
      いけない。
      もとはといえば闇こそが
      我々人間の敵なのだから。

シェリー:アルハザードは、人々の
     欲望から生まれたものかも
     知れないわね。

ヘイン:でも、これで戦いも
    終わったんだね。

ラーナ:さあ、この戦乱の時代に
    終止符をうちましょう。


〜場所不明〜

ラーナ:ラングリッサーよ。
    最後の使命です。

リアナ:邪悪の象徴、
    魔剣アルハザードの力を
    封じなさい・・・・。   
       
シェリー:空が晴れ渡ってゆくわ・・・・

ラーナ:邪悪な波動を放っていた
    アルハザードが
    消えてしまったからです。

レスター:これで平和が戻るんだな。

ヘイン:そうだね。
    アルハザードも
    無くなっちゃったしさ。

エルウィン:いいや、まだだ。
      アルハザードが消えたからと
      言っても、この世から争いが
      消えたわけじゃない。

アーロン:・・・・その通りじゃ。
     帝国のような、
     統一国家が無くなったために、
     かえって戦争が
     増える可能性もある。

エルウィン:だから・・・・、
      俺はまた旅を続けるよ。
      戦争のない世界をつくる
      最良の方法を
      みつけるために・・・・。

リアナ:そうね。
    それまで私達の戦いは
    終わらないのね。

スコット:僕はサルラスへ戻って、
     父の手伝いをします。
     争いのない世界を
     作るために・・・・。

シェリー:私もがんばるわ!
     カルザスだけではなく、
     まわりの国々とも
     仲良くやっていくためにね。

キース:それは良いお考えです。
    これで私も、
    気が楽になります。

ヘイン:でもすぐに城を抜け出すに
    違いないよ!
    だってシェリーの事だもん!

シェリー:このっ!
     ヘインッたら!
     キースがヘンなこと言うから!

ラーナ:一人一人が力を合わせれば、
    本当に平和な世界を
    作れるはずです。

エルウィン:その通りだ。
      さあ、みんな、行こう!
      永遠に続く平和を求めて!


〜天界〜

ルシリス:・・・・今までご苦労でしたね。
     ジェシカ・・・・

ジェシカ:いいえ。
     とんでもございません。
     ルシリス様・・・・。

ルシリス:エルウィンたちの
     おかげで、アルハザードは
     消えました。
     しかし同時に、
     ラングリッサーも
     失われてしまいました。

(ジークハルトの魂登場)

ジェシカ:ルシリス様、それは・・・・?

ルシリス:ジークハルトの魂・・・・。
     ラングリッサーになった
     彼の魂が、アルハザードに
     込められていた邪悪な波動を
     封じ込めているのです。

ジークハルト:その通りだ、ジェシカ。

ジェシカ:その声は、
     ジークハルト!

ジークハルト:己を剣と化し、数百年・・・・。
       彼らは少しずつ
       成長していたよ。
       自分たちのことは、
       自分たちだけで、
       なんとかしようと・・・・。

ジェシカ:・・・・そうね。
     今回の戦いだって、
     人の世の未来を案じた者が
     自分にできることを考え、
     行おうとした結果ですものね・・

ルシリス:子が親から離れるように、
     人も神から離れて
     行くのでしょう。
     ジェシカ・・・・。
     あなたもこれからは、
     自分のために生きても
     良いのですよ。

ジェシカ:ありがとうございます。
     使命は終わりましたが、
     私はもう少し、
     彼らにつきあってみます。
     自分の住む世界のために・・・・

(ジェシカ消える)

ルシリス:ジークハルト。
     これからは私と、人の世を
     見守って行きましょう。


〜後日談〜

エルウィン   はるかな過去より繰広げられた
        光と闇の対決はエルウィンの
        活躍によって、ようやく
        今ここに終幕のときを迎えた。
        そして彼はこの戦いで大切な物を
        手に入れた。言葉だけではなく、
        生命をともにして得ることのできた
        信頼できる仲間達である。
        だが、一つ所にとどまれぬ性分ゆえ
        いつの間にか彼の姿は消えていた。
        また新たな冒険を求めて、
        旅立ったのであろう。
        数年後、隣の大陸で勢力を
        二分した激しい大戦が起こった。
        そこへ一人の旅の若者が現れ、
        数日で戦争をおさめたという。
        男は名乗りさえしなかったが、
        羽根の形の銀細工のかみかざりを
        していたと言われている。
        そして、全ては伝説となる・・・・。

ヘイン     若き魔術師ヘインは、
        光輝の末裔たちと力を合わせ、
        レイガルド帝国軍と闇の軍勢を
        撃退する事に成功する。
        彼の活躍はめざましいものがあり
        その優れた魔法の力によって
        エルウィンたちは
        苦しい戦いも乗り切れたのである。
        どんなに激しい戦闘であっても
        一歩も退かぬ彼のその勇姿は、
        旅に出たばかりの頃からは
        想像もつかないほどである。
        数年の月日が流れたある日、
        彼は自分の研究所を造り、そこで
        様々な魔法の研究を行い始めた。
        そこで発明された呪文の多くは、
        一部の天才にしか操れないほどの
        魔力を必要としたが、そのおかげで
        魔術が大きく進歩したのである。
        その後、彼の元に多くの魔術師が
        集まるようになり、やがて大陸きぼ
        魔術師ギルドが生まれる。
        そしてヘインは、歴史上最高の
        大魔術師として後世に名を残すので
        ある。

シェリー    カルザスの姫として生まれた
        シェリーは、光輝の末裔として
        帝国軍と闇の軍勢を退け、
        聖剣を守りぬいた。
        彼女の戦う姿は、まるで
        戦場を駆けぬける天使とうたわれ、
        仲間たちの勇気をふるいたたせ、
        敵には恐怖を与えたのである。
        老剣士アーロンの教え子の中でも
        一番と言われた通り、この戦いを
        通して、彼女自身が深手を負う事は
        ただの一度もなかった。
        戦いも終り平和な時代が訪れると
        彼女には退屈な日々が待っていた。
        たまりかねたシェリーは、
        とうとう城を抜け出してしまう。
        やがて、たった一人で魔竜を
        倒した女剣士のウワサが流れた。
        あわててキースは捜索隊を送るが
        すでに彼女の姿はなかった。
        彼女のことだから、
        そのうち旅にもあきて、
        いつものようにふらりと
        城へ帰って来るだろう。

キース     数多くの武勲をたてたキースは、
        カルザス一の名武将として
        世にその名を広める。
        城に戻ってからは、女王が不在に
        なりがちな城を守る一方、戦いで
        被害を受けた街を復興させるため、
        昼夜兵士とともに働いた。
        その後、一刻も早く平和で安全な
        世界を実現するため、モンスターの
        掃討作戦を指揮する。
        そんなある日。モンスターに
        襲われかけていた美しい女性を助け
        お互いに愛し合うようになり、
        ついには結ばれる。
        それから数年後・・・・。
        キースの精力的な作戦のおかげで
        カルザス国内のモンスターは、
        ほぼ一掃されたのである。

レスター    ジェシカに対する義は
        返したとして、別の生きかたを
        探しだすレスター。
        戦いでの活躍に満足できたのか、
        剣を捨て、まっとうな生活を
        始める道を選ぶ。
        そして数年の時が流れ、
        彼が戦いのことを忘れ始めた
        頃であった・・・・。
        レスターは、付近の港を荒らす
        巨大な魔物のウワサを知り、
        彼の中で、再び熱い血が
        たぎるのを感じるのであった。
        そして彼は単身魔物に挑み、
        壮絶な戦いの末に魔物を
        退治するのであった。
        これに喜んだ港の者たちは、
        彼にばく大な報しゅうを与えた。
        そこで彼は船を買いとり、
        冒険を求めて海へ旅立ったという。

スコット    数多くの武勲をたて、
        立派な騎士へと成長したスコットは
        ぶじ故郷のサルラスへ戻る。
        その後、騎士団長として各国より
        まねかれるが、サルラスにとどまり
        父とともに民のため
        善政をつくすことを決意する。
        そして3年後・・・・。
        生き残りのモンスターの群れが
        街を襲うが、彼の迅速な指揮の
        元にこうせいされた部隊により、
        大きな被害もなく撃退に成功する。
        これにより、サルラスを救った
        英雄として、よりいっそう、
        彼の名声は知れ渡る事となった。

リアナ     光の巫女として生まれた少女
        リアナは、エルウィンと共に
        レイガルド帝国と闇の軍勢を
        打ち破り、平和を呼び戻した。
        激しい戦いのさなかでも
        彼女は一度もくじける事はなく、
        最後まで戦い抜いた。
        彼女は回復魔法だけでなく
        その優れた戦闘能力によっても
        戦いをフォローし続け、
        大いに仲間を助けたのである。
        戦いが終わり、平和な時代が
        再び戻ったものの、戦争の残した
        傷跡は大きく、多くの孤児を
        生み出してしまった。
        優しい心を持ったリアナは、
        貧しいながらも孤児院をつくり、
        苦労を重ねながらも子供たちの
        心の支えとなってくらしていた。
        その苦労も、数年後に
        エルウィンが訪れる事により
        終わりを迎える事になる。
        彼は旅先で、国同士の争いを
        たった一人で治め、
        そこで得た礼金を、
        孤児院のために寄付したのだ。
        孤児院の運営に心配のなくなった
        リアナはエルウィンの
        誘いで旅に出ることになる。
        大陸から争いをなくすための旅に。

ラーナ     ボーゼルに操られて犯した罪の
        痛手を乗り越え、エストールにある
        光の大神殿に入り、人々の
        幸せのために働き始めたラーナ。
        その後、大陸中がえき病の
        脅威にさらされるが、
        彼女の必死の研究により、
        治療薬が生成される。
        この功せきだけではなく、信こうの
        あつさ、そして多くの知識と優しい
        心を持った彼女は、大神殿の
        大司教に任命される事になった。
        それからの彼女は、
        争いのない世界をきずくために
        一生をささげ、その死後、
        聖女に列せられたのである。  

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