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チョコボの不思議なダンジョン2のエンディング

空中要塞のダンジョンにて、グラスゴスに打ち勝ったチョコボ達。

モーグリ「ふう、なんとかたおせたか・・・・・・」
チョコボは、モーグリに何かを伝えようとする。
モーグリ「え?何だって?」
チョコボは急に前へ歩いていく。
モーグリ「お、おい、チョコボ!」
ワープするチョコボ。
空中要塞が突然崩れ出す。
モーグリ「や、やばいぞ・・・・・・」


ワープしてきたチョコボ。
シロマを見つける。
シロマ「あ! ど、どうしてここに?」
チョコボは首を横に振って何かを伝える。
シロマ「え?話はあとで。とにかく自分にのれ、って?」
うなづくチョコボ。
チョコボはシロマを背中に乗せる。
チョコボは勇ましい表情で、空中要塞を脱出を試みる。
が、出口直前で、チョコボは、
シロマとはぐれて、まっさかさまに落ちていってしまう。


シロマの家で、ぐっすり寝ている、チョコボとモーグリ。
しかし、シロマの姿は無い。
シドが入ってくる。
シド「こりゃ、とっとと 起きんかい。」
目を覚ますチョコボとモーグリ。
シド「2人ともようやった・・・・・・
   と言いたいところじゃが、
   お嬢ちゃんはどうした?」
モーグリ「うーん、見つかんなかったなあ・・・・・・」
シド「そうか・・・・・・」
しかし、チョコボは首を振る。
シド「なに?そうではないと?」
チョコボはうなづく。
シド「おじょうちゃんと会ったが、はぐれてしまった。
   しかし必ず、無事なはずだと?」
またうなづくチョコボ。
シド「そうか・・・・・・
   ところで、そこで変なヤツをみつけたぞ。
   なんとも、哀れな姿じゃったんで、つれてきたんが・・・・・・」
モーグリ「んん?あーっ!あいつは!!」
そこには、ザコモンスターのクスクスがいた。
そのクスクスは、クリスタルのチカラでグラスゴスになっていたクスクスだった。

モーグリ「こいつが あのグラスなんとかってヤツに なったんだよ!
     こいつの逆恨みで こんな大変なことになっちまったんだ!」
シド「なんじゃとぉ?」
そのとき、クスクスに魔法がかかる。
シド「ん?なんじゃ?」
さらに魔法がかかる。

クスクスは 光の玉となり、机の上の人形に入っていく。
静かに動き出す人形。

「きっと やりなおせるから できるよね?」
静かにうなづく人形。
そう 人形に言って、入って来たのは、シロマだった。
驚いて、泣き出すチョコボ。
シロマに飛びつくチョコボ。
モーグリとシドは、良かったなと合図しあった。
シロマはチョコボにキスをする。



大量の荷物を持ち、夕焼けの道を歩いて、独り村を去っていくモーグリ。
なにかに気づいて、後ろを見る、モーグリ。
シロマ「まって・・・」
シロマが走ってくる。
シロマ「みんなで暮らそうよ」
小さく首を振るモーグリ。
モーグリ「あいつは置いていくよ。」
手を振り、また 去っていくモーグリ。

急に荷物が重くなり、立ち止まってしまうモーグリ。
チョコボが荷物の上に乗っていた。
急に後ろを振り向くモーグリ。
チョコボが笑顔で何かを伝えようとする。
チョコボを乗せたまま、また歩き出すモーグリ。
目元を手でさすりながら・・・。

夕陽に向かって歩いていく2人。



2人は焚き火をたいて 野宿をしている。
2人ともぐっすり眠っている。

あの人形が手紙を持ってやってくる。
チョコボたちが眠っていることに気づいた人形。

人形も木にもたれて、静かに腰をかける。

空にはたくさんの星が輝いている。


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